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里山に生かされて

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2004年に、福島県飯舘村へ、結婚を機に移住してから始まった私の里山暮らし。途中、夫の急逝、東日本大震災による原発事故被災、5年半に渡る、福島市飯野町での避難生活を経て、2016…
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#薪暮らし

里山暮らしはやめられない      薪焚く日々 後編

宝の山 薪暮らしにとって重要なことは、なんといっても薪と焚き付けの確保! 飯地では4月の初めまでは薪ストーブを焚きたいくらい寒い日があるけれども、大抵は3月の中ごろには薪はなくなってしまう。「薪小屋をもうひとつ増やして、もっと積んでおかないとね!」と毎年話しているけれども、なかなか実現しない。 薪になる丸太は、間伐したり伐採したりしたときにご近所から結構いただける。それを軽トラで運んで来て、チェーンソーで薪ストーブに入る長さに玉切りし、ヨキや電動薪割り機で割り、薪小屋に積む