【小説】ブレインパートナー 第1話
夜、眠りにつく前。
その日、一日が終わって、後は本当に寝てしまうだけで、でも、直前に見ていたスマホとかのせいで、全く眠れなくて、真っ暗な部屋の中、布団に入っている時。
自分が一番、一人だと感じる時間。
普段は、仕事をして、同僚や上司、部下とそれなりに会話もして、休みは一人で過ごすことも多いけど、何かしらしている内に時間は経って、一人でいることなんて、気にもしないのに、寝る直前に、どうしても考えてしまう。
自分の手の届くところに、他人の温もりなど感じない。
もうどれくらい