【レース回顧】弥生賞 2024
2024年 3月 3日(日) 2回中山4日目 晴 良 15:45 発走
11R 第61回報知杯弥生賞ディープインパクト記念
3歳・オープン・G2(馬齢)(国際)(指定) 11頭立 芝 2000m (A)
12.5-★10.7-12.0-12.8-12.4-12.2-12.1-11.7-11.4-12.0
スローペースのスピード勝負
1角 : 8-3,9,5,6,10(4,11)7-2,1
2角 : 8-3(5,9)6,10(4,11,7)-2-1
3角 : 8(3,7)9(5,6)(4,10)11(1,2)
4角 : (*8,7)(3,9)5,6,4,10,1(11,2)
レース結果
1着 コスモキュランダ
スタートはやや出遅れてしまいました。最初のコーナーまではゆったりしたペースで進みペースが緩み始めた第2コーナーあたりから徐々にペースを上げていきました。向こう正面でも外から前を目指し、最終コーナーでは2番手まで押し上げることができていました。この時点で勝負あり。まさにデムーロ騎手にあった展開がハマったレースになりました。中山2000mはデムーロ騎手が上手ですね。素晴らしかったです。
2着 シンエンペラー
第1コーナーに入るところで何としてもダノンエアズロックの後ろにポジションを取るためにルメール騎手が乗っていたトロヴァトーレと激しく争う場面が見られました。結果的にダノンエアズロックの後ろを確保することができ内を走ることができた。最終コーナーでは、ダノンエアズロックが思ったより手ごたえがなく狭い進路を選択するしかなくなってしまったが、最後までいい足を使うことができていて2着はよかったと思う。
絶対に勝たないといけないレースではなかったが、強い馬と戦ってきた経験が活かされていた。まだまだ成長が楽しみですね。春より秋以降が楽しみで凱旋門賞を狙っているのでしょうかね。
3着 シリウスコルト
逃げてスローペースに持ち込み優位にレースを進めることができました。2番手の馬が全く競ってこなかったし、後続をさらにスローにしてくれたのでなんとか3着に残れたという印象です。
5着 シュバルツクーゲル 〇
パドックからチャカついていました。馬体重もプラス18キロは増えすぎです。第3コーナーあたりからペースが上がってしまったのもこの馬にとっては厳しかった。休み明けが響きましたね。
6着 トロヴァトーレ
シンエンペラーとポジション争いをして消耗してしまったのかその後見せ場がありませんでした。強い馬と対戦して壁に当たったので立て直しに期待したいですね。馬場も合っていなかったようなので皐月賞でなくダービーを目指すのがよいかもしれませんね。
7着 ダノンエアズロック
パドックから落ち着きがなかった。前走の映像と比較すると明らかにテンションが高い。そのうえ、馬体重も増えすぎていた。レースは前のほうにポジションを取りに行ったが見せ場はなかった。ここで皐月賞の権利を取れなかったのは痛かった。NHKマイルへシフトするのかな。まだ距離の適性は難しい時期ではありますが、馬体重が増えてきたので距離短縮して立て直しに期待したい。
10着 ファビュラススター
向こう正面でやや力む様子が見られたものの、コーナーから加速できず。最終直線に入るところで芝がめくれてびっくりしたように見えました。コーナーがうまく回れて加速できる馬だと思っていたので今回は持ち味が発揮できずでしたね。
まとめ
今年の牡馬クラシックが難しくなる1戦でした。今回の結果からシンエンペラーは安定感がありますね。そのほかはG1では厳しくなるのではないかと思います。
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