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授業動画用にGoodnotesで板書する際に心がけていること

反転授業について,一人の実践者として語っていきます主観を多分に含んでいるため,注意して読んでください。


Goodnotesで板書する際に心がけていること

以前に「授業動画を撮る際に心がけていること」の記事では,端的にまとめることや話し方について中心に話しました。他にも,板書という観点で心がけていることについて話していこうと思います。

① できるだけ省略せずに,きちんとした答案を書く
これは,動画ならではだと思います。対面の授業だと,授業時間内に収まるよう,板書を省略することがあると思います。たとえば,数学を例に取ると「記述答案として欠かせない説明」を,板書せず口頭で済ませたりしますよね。これは,生徒に勘違いを与えてしまう恐れがあると思います。要するに「説明のない数式だけの答案」を真似してしまうということです。(もちろん,授業の仕方次第では省略した板書でも問題ないと思います。)これを回避するために,授業動画ではきちんとした答案を書くように心がけています。

 書くことに専念するときは専念する
先ほど話したように,きちんとした答案を書こうとすると時間がかかります。すると,端的にまとめられず冗長な動画になってしまいます。そもそも,パワポのように文章を一気に「ぱっ,ぱっ」と映すのは避けています。数学では思考の過程が大切なので,順に書くことで理解を促しています。
  きちんと書く  v.s.  冗長になりすぎない
という,二項対立をできるだけ解決するために,倍速編集を使っています。自分が話していると,倍速編集で声も早くなってしまうため,ある程度長い文章を書くときには,一切喋らず書くことに専念しています。

③ポインターを使う
Goodnotesには「ポインター」という,一定時間経つと消えるペン
があります。これをうまく使っていきます。私の動画では,iPadの画面上しか写っていないので,視聴者の目線は人によって様々だと思います。とくに,画面上に情報量がたくさんあるとなおさらです。そこで,
  見てほしい場所をポインターで指し示したり
  板書するほどではないけど,必要なメモ
などは,ポインターで書くようにしています。

いかがでしたか。このように,板書の際にも心がけていることがあります。画面上しか写っていないという性質上,色々なことに気を配らないといけませんね。

次回は,動画の編集について話していきます。

それでは,また。


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