見出し画像

反転授業を実施してきた3年間


反転授業の導入の経緯

2020年コロナによる一斉休校に伴い,全国的にオンライン授業を実施せざるを得ませんでした。その際,私は授業動画を作成しロイロノート上で配信することを選択しました。
運良くパソコンや動画編集に強かったため,オンライン授業は別に苦にならず前向きに取り組んでいましたね。

さて,段階的に対面授業が始まったのは2020年の夏以降からだったと記憶しています。そこで私は反転授業を取り入れることを決断しました。そのときの理由としては,教育効果というより,せっかく作った動画をそのままにしておくのがもったいないという気持ちの方が強かった気がします。

そこからは,もうがむしゃらに動画を作っていましたね。日々の授業のために,家に帰っては動画を撮り,編集し,公開し,,,今ではYouTube上にあげているものだけで500本以上ですね。

勤務校の公開研究会で,私の取り組みに対して「その原動力はなんですか?」といった質問(たしかこんな質問でした)があり,それに対して「人生かけています」と真顔で答えたのを覚えています。それくらい,全力で取り組んでいましたね。

現状,高校数学のうち70%くらいの動画は完成していますが,まだ残りの部分はあるので,今は落ち着いたペースで動画投稿をしています。

反転授業とは

さて,反転授業について簡単におさらいです。

反転授業(flipped classroom)は、ブレンド型学習の形態のひとつ。生徒たちは新たな学習内容を通常は自宅でビデオ授業を視聴して予習し、教室では講義は行わず、逆に従来は宿題とされていた課題について、教師が個々の生徒に合わせた指導を与えたり、生徒が他の生徒と協働しながら取り組む形態の授業である。

wikipedia「反転授業」

図のように,自宅と学校の学習を,通常の逆の形で行っていることから,反転授業と呼ばれます。この反転授業やブレンド型学習など言葉の定義については,論文によって様々な定義があります。いずれ紹介できればと思います。

反転授業のメリット・デメリットについて

次回は,反転授業を実施してきて感じたメリットとデメリットについて述べていきたいと思います。

それでは,また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?