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世界陸上総括③

こんにちは!羽原です!

このnoteでは好き勝手に自分の感想を書いていこうと思います。

今回から毎日、8/19〜8/27まで開催された世界陸上ブダペストについて総括していこうと思います。(超個人的な見解なので広い心でお読みいただけると嬉しいです)

それでは行きましょう!世界陸上ブダペスト総括③

3日目 競技スケジュール(時間は日本時間)
25:40女子棒高跳予選AB
25:50女子400mハードル予選
26:33男子400mハードル準決勝
26:40男子三段跳決勝
27:05男子110mハードル準決勝
27:30男子円盤投決勝
27:35女子100m準決勝
28:12女子400m準決勝
28:40男子110mハードル決勝
28:50女子100m決勝

ここからは僕が注目した競技の総括です!


①男子400mハードル準決勝

世界歴代1〜3位までの記録を持つ選手が勢揃いした男子400mハードルの準決勝。
注目の世界記録保持者ワーホルム選手(ノルウェー)は余裕を持って1着で決勝進出。
歴代2位のベンジャミン(アメリカ)と歴代3位のドスサントス(ブラジル)も順当に決勝へ進みます。
日本から唯一準決勝に進んだ黒川選手は2組で2人と同じ組になり、5着で決勝進出は逃しましたが48.58の日本歴代5位の好記録でレースを終えました!
また、3組の1着となったワーホルム選手が200〜300m地点でハードルをきちんと飛んでいないという映像が翌日SNSにアップされたことにより抗議がありましたが、競技から時間が空いていたので抗議は却下されるというハプニングがありました。

②男子110mハードル準決勝

世界大会で初めて日本人選手3人が準決勝に進んだ男子110mハードルの準決勝。
注目は泉谷選手。
今季、世界最高峰の試合であるダイアモンドリーグで日本男子史上初優勝、次の大会では世界王者であるホロウェイ選手(アメリカ)に迫る2位に入るなど世界トップクラスのハードラーに成長し日本人初の決勝に期待が寄せられました!

1組に登場した泉谷選手は終始冷静な走りで最後はアメリカの選手に並ばれかけましたが、余裕を持って組1着で日本人選手としてこの種目初の決勝進出をしました!
2組には日本から横地選手が出場!
予選では妨害行為を受けたことで急遽、救済での準決勝進出でした!2組は世界王者のホロウェイ選手が堂々の1着で決勝進出。
横地選手は組最下位の8着で決勝には進めませんでした。
3組には日本歴代2位となる13.10を持つ高山選手が出場。
出だしは良かったのですが、終盤に少しづつ前から引き離され13.35の5着で決勝進出を逃します
決勝進出ラインと約0.1秒差と非常に近い位置にいただけにとても悔しい結果となってしまいましたが、パリでは高山選手の逆襲が見たいですね!

③男子110mハードル決勝

激戦の準決勝を勝ち抜いた8人で行われた結果!
2連覇を目指すホロウェイ選手、東京オリンピックチャンピオンのパーチメント選手(ジャマイカ)、世界ジュニア記録を持つゾヤ選手(フランス)、激戦の全米選手権を勝ち抜き悲願のメダルを目指すロバーツ選手(アメリカ)、日本記録保持者で日本人初の同種目決勝進出を果たした泉谷選手など早々たる顔ぶれが並びました。
レースは序盤からホロウェイ選手が独走で悠々のトップでゴールラインを駆け抜け世界陸上2連覇!
後続ではオリンピックチャンピオンのパーチメント選手が8台目あたりから一気に2位集団を逆転して銀メダル!メダル争いを制したロバーツ選手が初のメダルを獲得しました!
日本の泉谷選手はスタートはいつも通り出ることができましたがいつもの後半の伸びがなく5位という結果に。
5位で悔しいと思えるほどレベルの高い戦いを見せてくれた泉谷選手は本当に日本の宝ですね!
後日談で話してくれましたが実は準決勝の終わりから決勝までの時間が2時間もなく足の疲労が大きく決勝のスタート時で足を攣ってしまったとのこと。その中での5位は立派ですし、パリオリンピックてはメダルを狙うと宣言してくれた泉谷選手。
来年のパリ、再来年の東京オリンピックで1番期待の持てる日本人選手かもしれません!

④女子100m決勝

37歳にして2009年から常にオリンピック、世界陸上の金メダル常連のフレイザープライス選手(ジャマイカ)、前回大会同種目2位で200mでは世界歴代2位の記録を持つジャクソン選手(ジャマイカ)、アメリカの新星リチャードソン選手(アメリカ)が注目された女子100m。
レース展開は前半得意なフレイザープライス選手が少し出ますがいつもほど飛び出せず、隣のレーンのジャクソン選手が50m地点で並びます。
後半得意なジャクソン選手の優勝かと思われましたが、大外の9レーンから後半一気に加速に乗ったリチャードソン選手がラストでジャクソン選手をかわして初優勝!記録も10.65と世界陸上大会新記録でした!
ジャクソン選手が2位、フレイザープライス選手は3位にとどまりました。アメリカ勢の同種目のオリンピック含めた世界大会での優勝は2011年の世界陸上大邱大会(韓国)以来12年ぶりとなりました!
アメリカの大先輩、ジョイナー選手に憧れるというリチャードソン選手
予選でネイルや派手なユニフォームで登場するなど派手で明るい性格!
個人的にすごく応援していた選手なので優勝はとても嬉しかったです!

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