StuDX Styleを調べて見た

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2020年12月23日に、文部科学省は、1人1台端末の利活用をスタートさせる全国の教育委員会・学校に対する支援活動を展開するために、優良事例や本格始動に向けた対応事例などの情報発信・共有を行うページ「StuDX Style(スタディーエックス・スタイル)」を構築しました。本サイトは、「ICT活用教育アドバイザー」を紹介するサイト内の一つのページとして制作されています。
今回は、どのようなことが掲載されているのか調べて見ました。
文科省の紹介ページ> <StuDX Style専用サイト

1.GIGAスクール構想の施策の一つ

令話元年(2019年)12月19日の資料の中に「GIGAスクール構想の実現パッケージ」というものがあります。そこでは、GIGAスクール構想を実現していくための必要な体制について解説してあります。

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StuDX Styleは、主に項目の「3.学校ICT利活用ノウハウ集公表」が該当する施策と言えるでしょう。

2.本サイトの良さは利活用事例だけでない

StuDX Styleが紹介されている本サイトには、「サポート事業者」や「アドバイザー一覧」なども紹介されています。これは、上記資料の「5.民間企業等からの支援協力募集」の結果を掲載していると考えられます。実際に文科省では、下記のように「GIGA StuDX推進チーム」というチームについての資料も掲載しています。まず、どこから手をつけたら良いかわからない自治体の方にとっては、「サポート事業者」や「アドバイザー一覧」に相談してみるのが良いのではないでしょうか。

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3.StuDX Styleページの構成

StuDX Styleページは、まだまだ更新中の状況(2021.1.2時点)で、ICTの利活用を[3STEP]で紹介する予定のようです。現在は、STEP1の段階が紹介されています。

GIGAに慣れる
まず、ICTを活用する際には、各種設定を行って使えるようにし、タイピングなどICTを動かすための基本的なスキルが必要になってきます。それらの指導を児童・生徒に行う場合に関しての事例を紹介しています。

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つながる <教師と子供><子供同士><学校と家庭><職員同士>
ICTの活用に慣れてきたら、次の段階としてICT上で「人とつながる」活動を進めて行くための事例が紹介されています。
今まで、アナログでは実現できなかった「情報共有(学習&日常)」がスムーズに行うことができる事例として紹介されています。

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これからこのサイトがどんどん更新されるくらい事例が集まってくることを期待していますし、最終的にはこのようなサイトが廃れてしまうくらい教育現場にICTの利活用が進むことを期待しています。

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