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高知旅行記③クジラに会いに行きたかった日

 基本的に海の生き物が好きで、アイコンはペンギンで、小さい頃からシャチのショーを観て育ちました。基本的に海の生き物が好きなコウタです。だから海原をゆくクジラに会いたくて、半ばその為だけに小笠原へ行こうとした事もあったくらいです。……タイトルの通り、その願いは今回叶わなかったワケですが。目次はこちらです。

1)ちゃんと申し込み要件は読みましょう

 実は高知県はホエールウォッチングのアクティビティが盛んで、そのための業者が複数営業しています。今回の旅の最大の目的の一つは、これらツアーに一度は申し込み、クジラ遭遇ガチャに勝利し 念願の対面を果たすことでした。

海沿いのクジラモニュメントが期待を高めてくれますね!
……まあ、集合場所はもぬけの空だったんですが。

 ……当たり前のことですが、そもそも「クジラが近くに来てくれる時期」でないとホエールウォッチングツアーは開催されません。旅に出た五月は平年のツアー開始時期でこそあれ、年によってそのタイミングはずれ込むわけです。
 そして、私は前日の時点で「明日のツアーは開催されません」というお知らせが業者さんのweb上に上がっている事を忘れ(確認を怠り)、ホエールウォッチング未開催の事実を、最寄り駅に向かう特急列車に乗った時点で気づいたのです。俺はなんて無駄な時間を……!

とはいえ高知南端から望む外海はじゅうぶん奇麗でしたし、
人気のない静けさで十分リフレッシュできました。これは「土佐くろしお鉄道」

2)四国の秘境路線、予土線へ

 「伊予」の国と「土佐」の国をつなぐ路線だから、「予土線」。四万十川沿い=高知の山の中を突っ切って愛媛の宇和島へ向かう、中村市付近の土佐くろしお鉄道から秘境レベルを2つ3つくらい上げたような鉄道路線です。
 そして、知っている人は(ネタ的に)知っている「四国新幹線」が運行するエリアでもあります。

コレが四国新幹線だ!

 単線・非電車(ディーゼル気動車)・1両 といういで立ちから想像された通りの路線を走る、とってもローカルな鉄道です。でもこの車両、社内にかつてここを走っていた?鉄道模型が飾られていたり、乗車しても楽しみがある鉄道ですね。

予土線 土佐大正駅のホームより①
予土線 土佐大正駅のホームより②

 ……こんな風に、とても開放的な「自然+鉄道」の光景が見られるので、旅好きにはけっこう「刺さる」路線のような気がします。まあ一日四本くらいしか運行してないんですけどね!頑張れ予土線!負けるな予土線! 

3)沈下橋アゲイン。四万十川とカブの旅

 ノープランで移動しながら観光案内をもとに宿・行先を直前で決める私の様な変人を除き、高知での移動手段は自家用車・レンタカーをお勧めします。ですが、もし免許・季節などの条件が許せば、こういった観光地にピッタリの乗り物があります。

HONDA スーパーカブと四万十川と沈下橋

 駅から遠くてもバスの本数が少なくても、小回りのきくバイクがあれば風の向くまま気の向くまま!バイク経験がなくとも、電動自転車をレンタルできれば、同じような体験ができるんじゃないかと思います。

高知の山中は本当に気持ちのいい場所でした

 はじめて高知県に降り立ちましたが、晴れている四万十川沿いの空気は本当に気持ちがよく、気ままに川面をのぞき込めば、いつでも透き通った川底と、そこを泳ぐ魚の姿を見つけられます。今回はゴールデンウィーク中の来訪でしたが、真夏は避暑地としても素晴らしい場所なんじゃないでしょうか。

道の駅沿いにはこんな奇麗な階段があったりして

 ただ山中はお店が少なく、選択肢が狭まりがちなのが大変ですね。とはいえ食材のレベルが高いので、こういう感じのレトロな喫茶店でも、しっかり美味しいのが素晴らしいですね! 

お店から清流が眺められるのも素晴らしい
期待通り美味しいというのは素敵ですよね!

 翌日は念願だった四万十川でカヌー体験の日です。カヌーの上から撮った写真もありますよー!

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