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RAGE WUP 機械ヴァンパイア、機械エイラビショップ

こんにちは。こーたです。結果は3-2でした。

1.分布予想

デッキ登録前4/26 JCGローテーション
トナメ進出
E 3
W 5
D 1
V 6
B 7
Ne 1
組み合わせ
DV 4
DB 3
DE 2

VW 2
BW 2
DW 1
BE 1
BNe 1

競技として大会に出る以上、優勝若しくは上位入賞を目指すと考えているのでDay1を見た持ち込みは行わず、JCG上位分布とRatingsで体感多い持ち込みをもとに考えています(配信されている方、その対面相手を参考にしています)。

データより、今期圧倒的なシェアを誇ると言えるDと徐々に増えつつあるBをトップメタに。
また、Ratings後半に使用者が増加している(と思われる)NeもDay2で多く見られると想定してD B Neを中心に置いて考えることに。


2.デッキ選択

使用リーダー候補はE D B Vの4つ(Neは回していなかった為除外。早めに回して試しておかなかったのが敗因のひとつだと思います)。

自然Wは良くも悪くもリーサルターンが固定されており、自身のデッキとの戦いになりがちという認識なので選択肢から除外。

式神Wに関してはVが多ければ選択肢に入ったが、Dに母なる君が複数採用されるようになってからフレイムデストロイヤーの価値が下がりデッキ自体の価値も下がった印象。ガイアの存在からEに負けやすくなったのも理由。


D B Neをメタ対象に置いた場合それぞれの相性を考えていきます(あくまで個人的見解です)。

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(○…微有利 ─…五分 △…微不利)

先後や構築によって前後するものの、大まかな認識はこれです。Dは最大値が他を寄せつけないですが、相性を5リーダーで考えると評価が難しく、自然Wを視野に入れたかどうかで変化する部分だと思います。

Eに関して、練度で左右されるタイプかつBの持ち込みが多い認識で2タテ編成で臨む場合に選択肢に入ると思います。ミッドVに対しても有利を取れている為、2週間前くらいの段階では現在より評価が高かったです。

しかし、リノを引けずに落とす試合がまちまちで辞めました。ガイアを与えられ、ビショップに対しては大きく有利を取れていますが、どの対面にもリノの有無で勝ち負けが決まりやすいデッキなのが好きになれなかったです。ガイアからのサブプランもあるかも思いますが、JCGスイスドローで苦い思いをしたのも持ち込みをやめた理由のひとつになっています。

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(JCGスイスドローのもの 1枚目は山下9枚リノ3枚で1点届かず1のバウンス引くことに賭けるか迷ったが、リノを待つことにしたものの1点届かずLOで負けた試合。2枚目もお察しで)

Bが立ち位置良さそうでE以外には五分〜微有利を取れる為、確定としました。

そうすると相方にD Vどちらかを持ち込むことになります。基本的にミラーはどちらも神を早期着地することができる為、先攻有利ですがDが先後で勝率の幅に開きが大きいと感じているのでVを持ち込むことにしました。

3.デッキ構築

持ち込んだ2デッキはB V

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先にビショップから。

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ビショップにおける優先順位は神≧リモニウムの認識です。両者ともコストをインチキするカードなので試合に絡める必要があります。

メカゴブリン
マリガンでは上述したように基本神、リモニウムの2枚を探しに向かう為、2コストを返した場合に影響があまり出ないように(2コストを持っておきたいことから)2枚採用しています。

ワンダーコックとロマンに関して

ワンダーコック
・神に触る確率が高い点
・荒野の休息を減らしていることもありジャスティー、神、デュアルエンジェルといったアグロプランを取る場合でも重要な役割を果たすカードを確実に持ってくる点
ロマン
・リモニウム、神を持ってくる点は優秀ですが、その分試合進行に従ってノイズとなるカードを持ってくる点(コストを下げる神ならイヴィルでコストを巻きつつ展開を強くするのでまだ良いですが、それがない為評価が低いです)

ワンダーコックも神を最重要視していることから3枚です。同じニュートラルであり、神のノイズになることは変わらないことからもワンダーコックの方が優秀と判断しています。

機械VやD対面では1/2と2/3の違いで差を生むより神へのアクセスの方が勝率に影響があると思っています。

マシンファルコン
・神から即時多面処理を行う場合に必要となる点
・序盤のアグロプランを押し付ける点
・イヴィル起動後に処理を行うことのできる点

減らす構築を見かけることがありますが、基本的に優秀且つフロントボードを採用する場合は特に減らす理由もないかなと思っています。

荒野の休息
・最大値が上がる点(神を使用した際、機械鞭とセットで握る若しくはエイラ起動済みに即時硬い盤面を形成可能)
・自然カードの枚数を増加することで、デュアルエンジェルを進化権無しで切りやすい点
・神を出す前の展開に絡めることは難しく、手札で腐りやすい点
・ワンダーコックから神前に引っ張ってきてしまう点

上述した4点をどう考えるか、2コストのフォロワーの枚数を何枚で良しとするかによって採用枚数が変化すると思います。個人的には神以降しか強く使えないのに、神を持ってくる確率を下げるのは本末転倒なので2枚の方が良いと思っています。

他は特に書くことがない為ビショップの話はおしまい。


次に機械ヴァンパイア。

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機械ヴァンパイアは純にかなり寄せた構築も見られるようになり、メタの対象や捲る展開のイメージでかなり変わるという認識です。

Dに有利のつくように組むことはできないと考えている為、B Neを厚く見る構成にという点が出発点となっています。

確定枠

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ここが確定枠の認識です。フィニッシャーとなるモノに繋いで勝利するのがスタンダードな流れで他のデッキに勝っているのは安定感です。劣っている点は神まではPP通りに行動しなければならない為、先後で勝率にDまではいかないと思っていますが、差が出てしまいます(先攻だと強く使える札の枚数、主に進化権も差を生む理由のひとつだと考えています)。

検討枠

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機械ヴァンパイアは上述したように、コストの踏み倒しを行うことができない為、安定感のある構築にすることが求められます。したがって

・他のデッキと比べて2コスト、3コストのカードをさらに厚くする必要がある
・若しくは、アーマードバットを3枚採用する必要がある

と考えています。4のアクションで1番強いノインに繋げる為という意味も含んでいます。

また、このデッキの手札を確保する札に注目して頂くと
・フロートボードマーセナリー
・ワンダーコック
・悪夢の始まり
・鉄刃の悪鬼
・(デュアルエンジェル)

の4(5)種類しかないことが分かります。

PP通りプレイを重ねると手札が増加せずに神へ繋ぐ形となります。V自体少ない枚数でキーカードを探しに行くことが多いと思いますが、最低限混ぜないと神を採用したデッキを使用している意味が薄いと思います。

神とデュアルエンジェルを確定サーチするワンダーコックと展開しつつサーチする(且つ機械カウントを1以上進めることを期待できる)悪夢の始まりは確定といって良いと思います。ワンダーコックの枚数は神のノイズになるカードの総数に合わせたいので1枚から考えました。

機械神はこのデッキの機械カードの中でノイン、モノと並んでコストを踏み倒した動きを可能とする為、2枚確定の認識です。後述します。


ここから、B Neを厚く見つつPP通りの動きを実現できるような構築に入ります。説明が必要のないと判断した部分は一部割愛します。


メカゴブリン・フロートボードマーセナリー
理想は盤面を維持して7ターン目モノでリーサルを取る展開なので、盤面形成しつつ手札を減らさないカードは3枚採用したいので確定枠としています。

フロートボードに関しては他の役割もある為、ネレイアの部分で追記します。2コストでノイズとならない機械フォロワーを更に採用したい場合、機械カウントを2進めるマシンエンジェルが入ってきます。

アーマードバット
1枚で機械カウントを3進めるフォロワーです。先攻で強く、後攻では構築によって評価に差が生じると思います。また、5T以降は盤面ロックを誘発してしまう可能性がある為、使うタイミングが限られているカードという認識です。

「機械カウントを7進める為に何を採用すれば良いのか」に戻ると良いと思います。今回、僕はNeを厚く見てネレイアの採用をしたいと考えていたので、機械カウントを進めやすいアーマードバットは1枚確定枠として考え始めました。

今回、ネレイアを3枚採用している為、6T以降に機械カウントを進めづらいこともあって2枚採用しています。ブラッドコアを採用していることから、6Tの擬似ロック等行いつつ機械カウントを溜められるようにするフォロワーです。

純機械に寄せた場合、アーマードバットは0枚も可能性に含まれるのかなと思います。

機械神
B Neを厚く見る場合、後半にコストを踏み倒した動きを可能とする1枚です。
・神に混ぜて機械カウントを進めにいきたい試合(モノ・スレイ・コア等を複数セットで探しにいかなければならない試合)がある点

以上から3枚採用です。基本的には神に混ぜず、複数枚使用して進めることが多いです。

イオ
展開上腐らないものの
・神のノイズになること
・序盤はノインを警戒させたい為、置けるフォロワーでないという点

以上の2点から2コストとして基本考えないモノと似た認識を持っています。

また、B対面においてイオの有無は勝率に関わってくると思います。守護裏のフォロワー(主に機械鞭)に直接触れることのできるカードはイオだけです。0-3枚採用で一定数試しましたが、上述した2点が気になった為1枚で落ち着きました。

ネレイア
・後攻捲りに大きく貢献する点
・先攻では申し分ない強さを誇る点
・Neを厚く見た場合にこのカードの有無が勝率に大きく関わると考えてる点

以上が主な採用理由です。後攻でミラーのネレイアが捲れないと初期は思っていましたが、ネレイア自体UBイオ以外で強く返すことができないです。プロダクトマシーンor2.3コストフォロワー+機械神で全処理を行うことができますが、フォロワーは基本面に残らないです。

後攻捲りに関して、今期はロック(擬似ロック)が他の環境と比べて目立つと思います。主にB V対面の話ですが、B Vの展開をロックしてもロックを解除した際、エイラ・機械鞭・モノを考えるとフォロワーの全処理が要求されます。

機械ヴァンパイアでロックの全処理を行う場合
・機械神
・イオ進化
・ネレイア進化
・神+ノイン+デュアルエンジェル+α等
・機械神+ノイン

大きく分けてこれらが想定されます。
機械神単体では神を遅らせる、強い盤面で返す為のロックをしているのに弱い盤面で返すことになってしまいます。1番現実的な択がネレイアだと思っています。ブラッドコアを絡めた場合は、8Tにフロートボード+ネレイアでターンを返して9Tに神+ノイン等に繋ぐ択等を取ることができます。

対面の神+横展開を返す場合、横展開に触れない(神に神を当てられない)ことが想定されるのでネレイアの評価が高いです。どのように捲るのか自分が抱いているイメージはこれがおおきいので、ネレイアを3枚採用しています。

ブラッドコア
・ネレイアを軸に捲りを考えている点
・神から即時回復を行うことによって、Dへの勝ち筋を作り出すことができる点

神の進化を考えた場合に、先後問わず進化権を節約する必要があります。神を着地させるターンはどの対面も圧をかけてくるので、特に後攻は進化権を行使しなければなりません。進化を使わないターンを5 or 6に設ける為に必要となります。若しくは、神からブラッドコアの回収を期待して融合する場合を想定すると2枚採用が現実的だと思います。3枚採用もありだと思いますが、先攻での事故から勝率を下げる原因になると本末転倒なので2枚にしています。

上述してきたネレイア・ブラッドコアの採用に伴って置くターンが(4)・5・6ターン目に限られやすいワンダーコック(ノインを考えた場合です。マシンエンジェルの場合は3に置くことも視野に入りますが)の採用枚数を2枚に落としています。後攻だと置く猶予があまりないです。

スレイ
・鉄人の悪鬼と共に採用することで手札補充とアグロ展開での早期決着に貢献するフォロワー

先攻での押し付けでは強いものの、Dの神に当ててドレインする使い方もBの展開に当てられない点も気になる為、3枚から2枚に枚数を落としました。しかし、神を着地させる前に複数引くのは他ともくっつかず、後攻だと神を置けない場合に使用できないことが多かったので被るのが嫌で結局1枚になりました。スレイ・Wモノでの20点やマシンナース・スレイ・モノでの17点リーサルは魅力的で、3のスレイなら機械神とくっついて捲りに貢献する為神から持ってくるカードでは優秀だと思います。

鉄人の悪鬼
・手札補充しつつ2面除去可能であるフォロワー
・神着地以降、8Tで0機械+鉄刃+ネレイア等のモノ・機械神を探しつつ強力な盤面形成可能

神のノイズにならない手札を補充するフォロワーです。先攻だと基本的に強く使うことができますが、後攻で進化を5 or 6に温存することを考えると抜けるかなという印象でした。

全く別物ですが、神の着地以降の札でスレイと鉄人の悪鬼を天秤にかけた際にスレイの方が欲しいと感じたのでスレイを優先して採用しました。頻出の捲り方で悪鬼を絡めた良いものがあれば、採用を再度検討すると思います。ネレイアに対して6/3以上(マシンナーズ起動済みの場合は6/4以上)で残すことができればネレイアできれいに処理することが可能ですが、あまり遭遇しなかったです。

4.戦績とまとめ

冒頭に書いたように、結果は3-2のDay1落ちでした。負け方が不完全燃焼だったので、事前抽選の通っていた本日のJCGで勝ってから上げたいと思ったものの負けてしまいました。自粛期間ということもあっていつも以上に時間を取った分、尚更悔しいですね。AFを試行してデッキ選択が出来ていなかったので、実力不足です。


ここまで読んで頂きありがとうございました!次は勝って記事を書きたいです。

何かあれば、Twitter(@Kureha1996または@next_SV_YGO)に連絡頂ければと思います。

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