初のオンライン試飲会、思わぬ好評に思うこと
開催は8月29日(土)19時から。
もう締め切ってしまったんですが、試飲のサンプルを申し込まれてない方も、Youtube Live 自体は無料で見れますんで是非。詳細は以下の記事にまとめてあります。
結果としてはお申込総数52名様、うち都内は30名、近隣県が8名、近隣ではない県が14名のお申込を頂きました。想定を大きく上回るご参加を頂き嬉しい限り、まことにありがとうございます。
特に嬉しかったのは、お申込頂いた「さとやん」さんのこのツイート、お友達から当店のオンライン試飲会の情報提供を受けて、こう呟いてくれました😁
まさに我が意を得たりと思ってRTしてしまいました。
そしてこのツイートのツリー、起点にあるのはこの2つのツイート
酒屋としては酒蔵とやり取りする時も、酒好きのお客様とお話する時も普通に使ってしまうんですが、山廃も、ひやおろしも、生産者側の言葉。その文字面を見て、一般の方は意味をわかるようには出来てない。
私が日本酒に興味を持ち出した時もそうでした。ググってみても結局は生産の技術的な話だから、「で?味はどうなるの?」がわかったようなわからないような。そんでマニアの人に聞くと、熱量凄すぎて面倒くさいしw
結局自分であれこれ飲んでみて、「ああ、こういうもんなんだ」って理解するのに、結構時間がかかったと記憶してます。
きっと、「さとやん」さんや、日本酒を好きになりたての頃の私のような、同じストレスを抱えてる方、今もたくさんいらっしゃるんだと思います。その結果として、東京の片隅の/名前も知らない/小さい酒屋が/初めて開催する/オンライン試飲会で/会費も安くない4000円+送料、にも関わらず、想定を大きく上回るご参加希望を頂けたのかと思っております。
車のディラーだと「直列6気筒だからこの車は素晴らしい」とは説明しない。あくまで消費者のニーズに合わせて、SUVだ、セダンだ、軽自動車だ、積載だ、燃費だとセールストークする。
お菓子のパッケージ、そして商品名はわかりやすさ命。商品名は「〇〇のふんわりホイップ ラムレーズン仕立て」「どんな形のお菓子が入っているのか」「限定品は何が違うのか」がひと目でわかる。
でも…お酒業界はラベルの一番目立つところに「山廃」「ひやおろし」って書いちゃう、それも説明なしで。オールドファンはそれに慣れてるし、今までずーっとそうだったんだから、仕方ないところも多分にあるんだけれど。
ってことは、やはりお客様と直に接する酒屋が、その意味と味の傾向を噛んで含めてお伝えしなきゃいけない。さもないと、せっかく日本酒に興味と好意を持ってくれた人が、初級の呪文からレベルアップ出来ずに、しびれを切らしてワインの戦士とかウィスキー魔法使いとかの方にジョブチェンジされちゃったら悲しい。
とは言え、眉間にシワ寄せて真面目な座学やっても楽しくないですし…、今後も定期的に開催するオンライン試飲会を、皆さんの「知りたい!」という気持ちに答えながら、かつ楽しんでもらえるようなコンテンツに育てて行かねばと思っています。
オンライン試飲会の開催は8月29日(土)19時から。
申込みをした人も、してないで動画だけ見た人も、もし「日本酒の〇〇のことを取り上げて欲しい」「こんな感じの事をオンライン試飲会でやったら良いのに…」というご意見、ご感想ありましたら、お気軽にこのNOTEなり、SNSなりに書き込んで下さい。より分かりやすく、より楽しいイベントにして参りますので、皆様のご協力をよろしくお願いします😁
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