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【NHK連続テレビ小説・ネタバレ感想】朝ドラ『おかえりモネ』NHK 第12週(56回~60回)の最新話あらすじ、内容

この記事は5分で読めます📚 2021/8/6更新しました。

前回の「おかえりモネ」11週目の記事の続きです。

1.(再記)おかえりモネについて

『おかえりモネ』は、2021年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第104作として、5月17日から放送中の日本のテレビドラマ。安達奈緒子作。

先週は東京で天気予報士としてモネが気張りすぎつつも奮闘しており、菅波先生とも遭遇できました。今週はどうやら天気の予報だけでなくアスリートの方のサポート?する話があるようです。菅波先生の掘り下げもあるのかもしれません。

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2.第12週「あなたのおかげで」


東北の太平洋側から台風が上陸しそうだ、という情報が入ってきた。台風に不慣れな地域では大きな被害が出るのでは、とJテレ気象班一同に緊張が走る。百音(清原果耶)は、龍己(藤 竜也)やサヤカ(夏木マリ)など、宮城の人たちにどのような対策を取ればよいか伝える。そしてある日、朝岡(西島秀俊)を訪ねて、車いすマラソン選手の鮫島(菅原小春)がやって来て、百音はスポーツ気象という新しい仕事にかかわることに。


3.第56回内容・感想

太平洋側から東北地方に上陸する台風は、観測史上初とのこと。モネは龍己をはじめ家族に連絡して危険を知らせる。亜哉子はモネがすっかり頼もしくなったことに感心する。

モネが銭湯宿に帰宅すると、菜津さんのおじいちゃんが熱中症で倒れこんでいる。銭湯のコインランドリーにいる菅波先生を呼んで手当を施してもらう。手際の良さにモネもすーちゃんも感心する。

菅波先生が去った後、モネをみて「なるほどねぇー。そういうことか」と興奮する明日美。モネがお礼に「先生のおかげで助かりました。」と電話をすると戸惑う菅波先生。「なんでもありません、お大事にと伝えてください。」

■台風の話と先生の話が同時進行です。菅波先生はもうすっかりいつでも呼べる存在になりましたね。明日美にもモネの相手がばれたようです。菅波先生の過去になにがあったか気になりますね。

4.第57回の内容・感想

台風情報はトップでニュース報道されている。気仙沼では直撃に備えてあわただしく準備をする。亮の父・新次は独自で天気図で台風経路を作成しながら「(仙台と)重なるんだな」と分かっている様子。

耕治は避難所の新次と亮のもとへきて、亀島の船を西の湾内に動かすために協力してほしいと頼む。「船やられんの黙ってみてらんねぇのはおめぇだろ」との言葉に、港へ向かう新次。驚きと嬉しさを交えた表情の亮。

台風を無事に乗り越え、神野さんはモネの下宿先の銭湯へ来る。「みんなの役に立てた。。」というモネに「なんかさ永浦さんってちょっと重いよね。人の役に立ちたいって結局自分のためなんじゃん。」という神野さん。

■台風はあっさり過ぎましたが、新次が震災してからはじめて船に乗ったことが大きな一歩でした。亮の喜ぶ表情が良いです。”防災意識が高い”とモネにいう神野さんの言葉は冷たく聞こえますが、周囲からしたら冷静な意見かもしれませんね。

5.第58回の内容・感想

神野さんはモネを否定しているわけではないが、「自分のため、っていうほうが嘘がない気がするだけ。深く考えないで」という。しかしモネは部屋に一人になっても考え込んでしまう。

モネが出社すると、鮫島祐希(菅原小春)と出会う。4年後の東京オリンピックに向けて天候の面からサポートをしてほしいと気象班らへ依頼し、朝岡さんと共同で立ち上げたプロジェクトとのこと。

社長は「金はどうなる?」と金銭面を気にしている。選考会の結果でスポンサーがつくはずなので、それまでの金銭は朝岡さん持ちでやっていくこととなった。朝岡さんはスポーツ気象班を立ち上げたいと考えている。

協力を始めは断ったが残業代が出ると知ると内田さん神野さんも協力することにない、モネも戸惑いながら協力する。朝岡さんの今後として気象キャスターやめようとおもっているため助かるとのこと。

■神野さんの言葉はやはりモネに刺さっています。地元のみんなを守りたい、の根底には「誰かの役に立つこと」は手段で目的は「周囲に認められたい」という気持ちがある気がするのでその思いに到達するのかと思います。今田美桜さんは気が強くサバサバしているような役が本当にぴったりですね。

6.第59回の内容・感想

朝岡さんがキャスターをやめると言い出すことにざわつく神野さん、内田さん、モネ。神野さんは「次は私かな」と嬉しそう。ただ、高村さんは「女性のキャスターは大変よ」と自身の経験から神野さんに話し、実は15年前はキャスターだったことが判明する。

電話で未知と近況を話すモネ。亮ちんのお父さんが船に乗ったことをモネに知らせるが、すでにモネは亮ちんから聞いていたことを知ると落ち込む。「(亮ちんは)お姉ちゃんには知らせるんだ。。お姉ちゃんズルい」

朝岡さんについて内田さんが調べると、学生駅伝に出場した際に天候を読み間違えたことが原因で走者として棄権した過去があるとわかった。朝岡さんがスポーツ気象にこだわるルーツはそこから来ていた。

■キャスターをやめる、独立する、は朝岡さんはよく言っているようですね。気象が嫌ではなくスポーツや地元密着などのミクロな観点で気象と向き合いたいということかと思います。一方、姉妹の関係も描かれています。モネは仕事も上手くいき、活躍しており、亮ちんと仲が良いと、未知が焦るものをたくさん持っているのは「ズルい」と思うのはわかります。

7.第60回の内容・感想

鮫島さんのスポーツ支援にモネはだんだんと乗り気になってくる。鮫島さんの「自分が一番になりたいから」という素直な目的にも影響を受ける。また、スポーツには専属ドクターも必要だという話になり、「(永浦さん)心当たりがあるの?」と周囲から尋ねられる。

すーちゃんの後押しもあり、菅波先生に頼んでみるが登米と東京の往復で時間がなく、断わられる。そのついでに以前から尋ねたかった「”あなたのおかげです”が麻薬っていうのはどういう意味でしょうか」と投げかけるモネ。

気の持ち方だと答える菅波先生。「そういう思いを何度かすると嬉しくなり、どんどん周囲が見えなくなる。その結果、僕はあるかたの人生を奪いました」と告げる。

■モネは「だれかのため、周りのため」が一番に来るモチベーションと思っていましたが、鮫島さんへのスポーツ支援を通じて改めて自分の目指すところを再認識できると良いですね。また、モネからの電話で少し「何を言われるんだろう」とドキドキ?する先生も良かったです。サヤカさんからも「あの子をよろしくね」と言われるので意識するのは無理ありません。

今週は以上です。スポーツ天気の話がいきなりすぎる気がしていましたが、メタ的な話をすると菅波先生を絡ませるためだったのかと思いました。来週は菅波先生の過去を掘りつつ、鮫島さんの選考会の話になりそうです。

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