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【北区・エリアバスタクを視察】


おはようございます!!
昨日は北区へ。
北区が実験的に行っているエリアバスタクを視察します。



エリアバスタクとは、写真の様に、公共交通空白地域にバスを走らせ、そのバスに接続するタクシーエリアも同時に整備する社会実験。

バスに乗りたい利用者は前日までに予約。そうするとあらかじめ指定されている時刻表に従ってバスが走ります。
指定したバス停で待っているとバスが来る仕組み。

予約が入らなければ、バスは走りません。

バス停に行くのが難しい方(ある一定のエリアの方)は、タクシーを予約することができて、自宅周辺までタクシーが来てくれて、バス停まで運んでくれます。タクシーの予約を取るとバスの予約が自動で取れます。

この場合はタクシーとバスとの乗り継ぎになります。



タクシーは100円。バスは300円ですが、移動距離を考えるとかなりお得な料金設定になっています。
試しにあるエリアからタクシーに乗ってみましたが、バス停まで850円でした。

エリアバスタク全体の収支は経費に対して収入が32%。経費300万に対して、100万くらいの収入があるようですから、住民バスと比べてもそれなりの数字。

ただ、冬季のスクールバスの売上が大部分を占めていて(書いていませんでしたが、このバスは冬季は学生を乗せるスクールバスになります)それが大きいのかな。

実際、話を聞いて驚きましたが、バスに乗る方はそれなりにいらっしゃるようですが、タクシー利用者は今までの累計で2名だけと。。

エリアバスタクが始まったのが令和4年だから約2年で、ほぼ利用者がいないということになります。

今後はタクシーを利用できるエリアを増やすようですが、どうなりますか。

やはり乗り換えが不便さを感じるのか、一度皆さんの話も聞いてみたいですね。予約の手間はバスの予約と変わらないはずですが。。

新潟市にもいろんな形の公共交通があって、それぞれ色んな工夫で市民の足を守っています。
これから南区でライドシェアも始まります。

人口減少社会を走る公共交通。しっかりと整備しなければなりませんし、そもそも移動のニーズはこれからもあるのか?ということも長い目では考えなければなりません。

買い物とかお医者さんとか行かなくても良くなれば、一番いいわけです。今のドローンは何十キロも運べますし。移動ロボットもかなり正確になって来ました。オンライン診療も進んできています。

運動とか地域との触れ合いみたいなのはそれぞれの地域で担って。

たまにどこかに行くときはデマンド(予約)交通を利用して。

自動運転は10年とかそんなスパンでは公共交通として定着は難しそうですが、頭の片隅に入れつつ。

新潟の未来を考えていきたいと思います。

本日はここまで。
それでは本日もよろしくお願い致します!!
今日もきっと、いいことがある。

#エリアバスタク
#新潟市北区
#デマンド交通
#自動運転
#豊栄駅
#スクールライナー



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