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ネタバレ投稿は考える読書向き

ネタバレあり、なし、がよく話題になっていますが
どこまでが「ネタバレ」でどこまでが「紹介」なのか難しいですよね。

私も20年以上前から書いているブログでの本や映画の紹介は
ネタバレ、という言葉は意識しないものの
これから読む、観る人の楽しみを奪わないよう
ストーリーに関することは避けて
自分の感想や、おすすめしたいポイントなどを中心に書いてきました。

noteで本を紹介するようになって、「ネタバレ」への考えが
少し変わってきました。
そもそも、ネタバレを望まない人は、作品を検索して
紹介文を読んだりしないのではないか?
ネタバレに近い方がより、作品を選ぶ参考になるのではないか?

と、思うようになりました。
とはいえ ミステリーや謎解き小説にはタブーだと思いますが。

この考えに確信を持ったのは
新訳のセンス・オブ・ワンダーオブワンダーを読み
その後、こちらでもご紹介した
丘の上の小さな本屋さんで、店主が子供に

本は2度味わうんだよ
最初は理解するため
2度目は考えるため

と教えた言葉を聞いたときです。
なるほど、と思って、最初はあまり好感が持てなかった
僕たちのセンス・オブ・ワンダーを再読したのです。

そうしたら、違ったものが見えてきて、著者のことを
とても好きになったのです。

そこで、2度読みをおすすめしたいところですが
ただでさえ人生の時間は限られていて
使える時間はさらに限られてくるので
ネタバレ投稿は、1回目の


「何が書かれているか」を知る読書の代わりになる

のではないかと思いました。
ネタバレで何が書かれているかをだいたい知った上で
初めて手にするその本が

考えながら読む再読になる

のではないかと思うようになりました。

そんなことを、本日公開したPodcastでお話しています。
ゆるゆるした雑談ですが、よろしければお聞きください。

1回読んだだけの投稿


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