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<映画>山の郵便配達

「初恋のきた道」を観たあと
しばらく中国映画を観ていた頃に、とても好きだった映画です。

当時、周囲に勧めても
眠たくなる、退屈、という反応が多い反面
すごく良かった、という声もありました。

あれから25年が経過して
Amazon prime に出てきてびっくりしました。

久しぶりに観てみましたが
今は、また違った観方ができました。

それは自分自身と周りの環境が変わったからだと思います。

山道を歩いて郵便配達をするなんて
大昔の話のようですが、これは公開当時、
バスが通り飛行機が飛んでいる時代の話です。

それまであまり会話がなかった父が
息子に仕事を教えながら山道を一緒に歩き
大切なことをゆっくりと教えていく物語です。

テクノロジーがどんなに発展しても
私たちは時間が来たらお腹が空いて
長距離を移動すれば時差ボケにもなります。

最初から最後まで観なくても、この映画から
癒しを受け取れると思いますので
是非、一部分でいいので覗いてみてください。

お父さんの言葉も、本当に深いです。


道は足で歩け
楽をしようとするなどもってのほかだ
川で泳ぐのと川を渡るのは違うぞ

そして息子もいろいろ気付いていきます。

母さんに山の人はなぜ山に住むのかきいた。
母さんは、それが1番合ってるからだと。

お父さんも、山で暮らしていた人を里に連れてきて
寂しい思いをさせていた事に改めて気付きます。

親もまた成長した子から学ぶというとても素敵な映画です。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0CMPCFMFZ/ref=atv_dp_share_cu_r


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