高卒支援会 PTAだより 2021年9月号 「1歩下がって、2歩進む!」
K君の奇跡の復活リベンジ編
こんにちは、保護者のサトウです。
9月の保護者会では、K君の復活劇プレゼンがありました。今回はどうなるのかなとドキドキしながら楽しみにしておりましたが、無事に開催されてよかったです。K君、落ち着いて発表を終えて、質疑応答にもきちんと答えていました。
私が最初にK君を知ったのは昨年の理事長交代式の時です。ずらりと座る大人達を前に、非常に落ち着き払って話をし、中学生インターンと聞いてこれまたびっくり驚いたものです。
発表を聞きながら、それを思い出しつつ、色々大変な時期はあったけれども、よかったなぁ・・・と思いました。お母様も会場に同席されていらっしゃいましたが、ホッとされたのではないでしょうか。
異例のオンパレード!
さて、ホッとしたといえば、我が家でも安堵したというか、少し驚いたことがありました。
それは休み明け恒例!『登校できなくなりました!連絡!』を今回はしなくてよかったことです。
それどころか、これまでよりも、少し早く起きて朝食を取っているではありませんか!!しかも、私が声かけしなくてもです(アラームは相変わらず大音量で1時間くらい鳴り続いていますが)。
異例のオンパレードです!
平日9時なら当然でしょ、ですが、まあ、ここまで出来るようになるのにどれだけ時間のかかったことか・・・
声かけすれば、『うっせーばばぁ、こっちは寝てんだよ!』と逆ギレされ、腹が立つから声をかけなければ、私のせいで遅刻した!と言われ、「なんでこうなのだろう」と憂鬱な朝を過ごしていたのが、今は「そんなこともあったなぁ」なんて考える余裕すらあるのです。
本当に親とは勝手なもので、子供の状態がよければ、「やっぱり、信頼してあげないとね!!」なんて思ってあげられるのに、逆に子供が少しでも悪化しようものなら、
急に真っ暗闇のトンネルに一人置き去りにされたような不安に襲われ・・・
疑心暗鬼になり・・・
溜息が出て身体が重くなり・・・
とひたすらネガティブ路線を突っ走ることになります。
心の持久力!
我が家も夏休み前まではどちらかといえばそんな感じでしたので、休み明けが非常に不安だったのです。ネガティブ路線から上向く分岐点というものがどこかに必ずあったはずなのですが、それがどこなのか?、何なのか?は全くわかりません。
とりあえず、今はまぁ、上向き状態の我が家ですが、先生からは中学生の間にあと1回くらい悪化シーズンが到来すると言われました。
つまり、これから6ヶ月の間にまたあのネガティブな日々を過ごさなければいけないのです!それを考えただけでまた少し憂鬱になりますが、
「1歩下がっても、また時間かけて2歩進めばいっか」、
と、私も少し成長したかしら?
今は気楽に構えていますが、余裕がなくなったら、そんな思考すら出てこなくなってしまうので、今はそれに備えて心の持久力をつけておきたいと思います。
先生方の予想に反して1歩下がることもなくというのが一番いいのですけれどね!!
編集後記
サトウさん、すてきな投稿ありがとうございました!
一歩下がっているのではなくて、次にジャンプするために、しゃがんでいるだけかもしれませんよ。