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【中学サッカー】〜僕らが目指した県制覇〜

1年生大会優勝(中西部地区)し自信をつけた元弱小チームが掲げた目標は「県大会優勝」。新人戦は惜しくも県大会ベスト16。
次の大会は松永杯!結果はいかに

1.リベンジの松永杯

新人戦の結果は県ベスト16。次こそはと挑んだ松永杯。県大会予選では勝ったものの、内容が悪く満足のいく結果ではなかった。
勝っても内容がよくないと次に繋がらないって考えは、昔の弱小軍団のチームとは思えなかった。
難なく勝ち進み、迎えた準々決勝。
相手は確か浜松のチームだったかな?とても守りが固いチームだった。
「どうやって打開しようか」
そんな事を考えている内に2失点。ここでもまた自分のゲームメイク力が足りずに攻撃のリズムを作れない。終了直前になんとか1点返すも、惜しくも敗戦。
結果は県大会ベスト8。
もっと改善するべき点が沢山あった。

2.スランプ突入

あと数ヶ月で最後の大会が始まろうとしていた。しかし、この時の自分は何をやっても上手くいかなかった。

これがスランプなのか?
メンタル的にも自信が持てず、自分が下手になっているような感覚。試合でも思うようなプレーができず、キャプテンでありながらベンチに下げられたり後輩にポジションを取られたりした。
情けない自分に腹が立つ
それでも調子を戻そうと、練習終わりや休みの日にも1人でボールを蹴った。

そして、最後の大会の3位決定戦。少しずつではあるが自分の調子が戻り始めてきた。
試合にも勝ち県制覇への切符を手にした。

3.今度こそ県制覇する!

3年生最後の大会を迎える。
初戦の相手は何度か対戦していたが、松永杯で完勝したチームだった。
強い相手ではあったが、勝てる自信しかなかった。
前後半と互いにチャンスを作るが決められず、少し焦りを感じた。そして笛が鳴り勝敗の行方はpk戦へ。
僕はいつも決まって1番目。最初のキャプテンが外したら流れが悪くなるので絶対に決めなきゃと思っていた。
得意なコースに蹴り、ゴールを決めた。
互いに譲らない展開の中、迎えた4人目の選手(味方)
外した。
この瞬間、「励まさないと」と思うと同時に焦りと不安が押し寄せた。
相手の5人目の選手が決めて試合終了。
弱小軍団だった僕らが目指した県制覇の挑戦は1回戦で幕を閉じました。

終わった瞬間、言葉が出ない。
これほどまでにサッカーに情熱と時間を注いできたが、あっさりと終わってしまった。
「これもサッカーか」
帰りの道中みんなが泣いている中、自分だけは泣かないようにしていた。
そんな自分なりのキャプテン像を貫いた。

学校に到着し、家に着くと体と心の力が一気に抜けた気がした。
たまたまその日は地元の祭りだった。
あんまり行く気がしなかったが、気持ちを切り替えて行くことにした。変な気持ちのままだったが、サッカー部のメンバーと祭りに行った。
このメンバーと県制覇に向けて挑戦できて、とても楽しい部活動生活だった。

最後に

結果的に県制覇の夢は達成できませんでした。しかし、結果よりも大切なのは過程。
県制覇を目標に努力し試行錯誤した日々が一番大切だと僕は思います。
そしてサッカーに青春を注いだ3年間。
かけがえのない宝物です。

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