わたしのこと
はじめまして
書家の松永香修(こうしゅう)と申します。
日々のいろんなことをこちらに書いてみようかと思い、2024年から始めてみます。
飽き性なものですから、続くのかは謎です。
まずは7回更新することを目標に。
私は福島県出身1985年生まれの38歳です。
郡山市という風の強い、冬はやたら寒くて夏はめちゃめちゃ暑いところの生まれです。
大好きな祖父に勧められて6歳からお習字を始めました。
書いて祖父に褒められるのがとにかく嬉しくて
花丸もらっては真っ先に祖父へ見せていたような気がします。
花丸って嬉しいですよね💮
かなり多趣味でいろんなことに手を出しては辞めてを繰り返してきましたが
唯一書くことだけは続けることができました。
たぶん本当に好きなことなんだと思います。
っていうか
好きなんです。
書道から離れていた時期もあったのですが
頭の片隅にはやっぱりずっとあって
また筆を取ってしまう。
それがよくわかったのが結婚・出産後の数年間でした。
それまでは書きたいときに書けるのが当たり前。
お稽古へも毎月行って研鑽してきました。
それが一転、全く書けない。
自分に余裕が一ミリも無くなってしまいました。
書こうとすると子どもに泣かれてしまう。
集中できない。
育児、そして家事、職場復帰。
保育園へのお迎え、休みが休みじゃない日々。
どんどん書道から離れてしまい、
毎月先生から届く競書誌を見るのも嫌で
封を開けないまま積んでありました。
中をひらけば、
仲間たちがどんどん腕を上げ
書きたいことを表現し
輝いている姿を目の当たりにしなければならなかったから。
それと比較した自分が惨めで悔しくて劣等感のかたまりだったから。
どんどん逃げていました。
もうすっぱり辞めてしまった方が楽なんじゃないかと考えました。
こんなうじうじしている自分が嫌で嫌で仕方なかった、あの頃。
とある方に
書道を辞めてしまおうか悩んでいることを相談するとこう聞かれました。
「修子さん(本名です)がお金とか時間とか
何の制限もなくて、
どんな仕事でも就いていいよ!
って言われたら何をされますか?」
はっとしました。
私はこう答えました。
「それなら書道です」
「それが修子さんの本当にやりたいことです」
そうか、私は書きたかったんだ
と気づくことができました。
競書誌を開きたくなかったのも
仲間たちの頑張りを認めたくなかったのも
自分が卑屈になってるのも
全部『書道が好きだったから』。
書きたいときに書けなくなって
書道よりも自分よりも大切で
優先しなくちゃいけない存在が増えて
無理やり自分を納得させようとしてきました。
でもやっぱり無理だった。
好きな気持ちを抑えることはできない。
それに気づいてからは
もう書いていこうと心に決めました。
自分の気持ちに嘘をつかないという
自分との約束です。
それが2022年4月の出来事でした。
そこからは書ける時にどうにか書いて
師範試験を受け、書道歴30年にしてようやく師範取得することができました!
だいぶノロノロ運転でしたが
(そこがまた私らしくていいと思ってます)
ようやく一つの目標を達成することができた!
私にも出来るんだ!
と大きな自信になりました。
書くことがどんどん好きになっています。
書けなかった時期があったから
書けることの有難さに感謝できています。
自分向き合うのはちょっと怖くて
面倒だったけど
正直になってみたらもっと楽になりました。
人生一度きり。
自分の好きなように生きてみようと
2024年の初めに心に決めました。
もう自分に嘘はつかないぞ!
こんな感じで私のことを文章で表現していこうと思います。
また書きます。
2024年1月4日(木)
香修
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