見出し画像

9/19福岡「逆のものさし講」、福岡「逆のものさし人参畑塾」ありがとうございました!

9/19 第30回福岡逆のものさし講、

毎回急にふられる聴講生によるスピーチ、今回は島根から参加の、広島講や京都講にも足を運ぶ児玉君の読書と仕事についてのスピーチから始まりました。

読書で見方考え方の視野が広がり心にゆとりが生まれ、人を理解しようと心の向きが変わったこと、
仕事では、人にうつるのでまず自分が腐らないようにして、“ええ本は力になるぞ”と仕事の中で本を薦めている、読書を人生に本当に生かしている人の話でした。

他県での逆もの講に参加させて頂いて、またその前の時間で人参畑塾を開かせて頂いて、

人・本・旅の実際の体験から、進化向上の喜びを感じています。
人・本・旅、外からの刺激の“外的開化”で、それをテコにして考える“内的開化”を積み上げて。

“縦糸の読書”で世の中に流されない生き方を学ぶと、志を高く魂を燃焼させる生き方へ、観るところが変わってきて、会う人が変わってきます。

欲や感情の獣性に支配され、飼い慣らされて檻にいる現代社会に気がつかされます。

肉体が無くなっても魂を遺す生き方、歴史を紐解くと、そういう人間の精神性が最も尊いことが分かります。

コロナ禍にみる現代社会は、目に見える決まりごと“道徳”がどんどん厳しくなり、
目に見えない思いやり“情緒”の“まっ、いいか”や“しょうがないなぁ”の大らかさがなくなり、
攻撃型の人間を増やしています。

今回人参畑塾でのテーマ本になった「萌え騰がるもの」の岡潔と司馬遼太郎のメッセージ、神道や武士道から流れ来る日本人の精神性、その電流が微弱になっているのを強くしなければならないこと。

何か誰かのせいにして外側と戦うのではなく、自分の中の鏡・規矩(きく、自分の中の決めごと)に照らして、捨て身で自分の内側と戦う、自分に対する責任と自立が武士道であり日本精神。

歴史の彼方から流れてきているその微弱になった電流を、

外的なものを受け入れ、心の鏡に映して考え、それをテコに内的変容して、微弱な電流をさらに強めていきたい。

福岡逆もの講の皆さんと人参畑塾の皆さんと、その“たぎり”を共感できたように思います。

現世にとらわれず魂を遺す生き方にスイッチが入る、魂エネルギーの回転の勢いが増す福岡の皆さんとの時間となりました。
ありがとうございました。

次回は11月14日(土)、福岡逆のものさし講、逆のものさし人参畑塾で、またよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?