ラジレンジャーこぼれ話④

 かれこれ12年以上続いている、『仮面ラジレンジャー』。
ラジレンジャーがとり扱っている揺るぎなきメインテーマは「東映特撮」。この東映特撮には50年以上の歴史があり、そこから何が導き出されるかというと…

 めっちゃ人、多い。

 50年間に東映特撮作品に登場したキャラクター、それを演じた俳優さん、声を当てた声優さん、アクションをしたスーツアクターさん、現行のスーパー戦隊だって5人でスタートしても絶対追加戦士増えるし、仮面ライダーだって絶対一人じゃないし2号や3号も当たり前だし、しかもこれが半年に一遍リニューアルされる!というキャスト関係の多さに加えて、さらにスタッフさんは、プロデューサー、監督、撮影、技術、宣伝、音楽、歌い手、衣装、などなどなどなど、この人物群の全体像をなんとなくとでも把握している、鈴村さん、神谷さん、稲田さんをはじめとした特ヲタの方たちはほんとすごいと思う。
 さて、今回のこぼれ話、この50年以上の人物群に対して構成作家がどう対応するかというと、

 めっちゃ、ルビ振る。

 必要があまりないので他のラジオではほぼやらないが、台本を起こす際にその回で登場・話題にするキャラクター名と人名は絶対に一度、検索をかけて読み方を確認して、ルビを振る。番組当初はあまり意識的ではなかったんだけど、スタッフのチェックミスで間違ったお名前が流れてしまうと、キャストさんやアシスタントさんの印象が悪くなるな、と感じたのでこのひと手間をかけることにした。
 だって、東映特撮好きならわかるでしょうけど、一般の方にはとても読むことのできないキャラクター、多いからね!あー…キングオージャーはキャラクター名がみんなカタカナで楽だったな…あ、でもよくタイプミスしてたな…

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