見出し画像

会社の中に、気軽に職場の悩みを打ち明けられる、サードプレイス的な場があったらどうだろう?(ハラスメント防止の未然の対策)

今、残念ながらハラスメントの訴えを起こしています。

会社で設置されている相談窓口に駆け込みました。

しかし、それに至るまでには相当の時間を要しまたした。本当に守秘義務は守られるのか、そして結局自分に不利な方向に進んでしまうのではないか。過去の自分自身の経験からも、どうしても身構えてしまっていました。

そして実際のところ、相談の結果、自分にとって有益な結論に至るかどうかは、まだこれを書いている時点では分かりません。

不安な状態が続きます。

実際に、意を決して行動に移してみた結果、感じる事があります。

それは、この窓口は、事が起こってから駆け込む窓口であり、結果的に悲しい事件が起こってからで無いと動き出せない窓口であるという点です。

つまり、未然に防ぐ事はできない

ハラスメント被害は、ある日突然やってくる訳ではありません。その行為が繰り返される事により、じわじわと被害者を追い詰め苦しめていきます。

いきなり手を出されるとか、あからさまな暴言を吐くような、分かりやすい攻撃は稀と思います。

その行為は、正当な指導の姿を偽って実行され、長期間にわたり標的とされた者を精神的に追い詰めていきます。

そんな行為が繰り返される事により、被害者は精神的ダメージを積み重ねていき、気づいた時には訴える気力すら残されていなかったりもします。

そして、相談窓口に訴える行為も勇気がいる行為です。

あなたの行動にも問題があったのでは、と問題をすり替えられてしまったり、または訴えた事が明るみに出て、益々攻撃者の怒りを買ってしまうのではないかと言う恐れを感じたりもする。

訴えた事が仇となり、追い詰められた者が更に追い詰められるという悲劇に繋がることがあります。そう、正に私が経験したように…。

なので、手遅れになる前に、早期に手を打たねばならないと思うのです。

そんな時、まずは話を聞いてあげられる第三者の存在があると無いのとでは大きな違いです。私も、昨年追い詰められたとき、毎日のように電話をくれて励ましてくれた同僚の存在が大きかったです。

もっと早い段階で、攻撃者の行為がどうもおかしい、度を過ぎているのではと違和感を感じ始めたあたりから相談ができていれば、対処の仕方もあったのではと思っています。

まずは、被害を受け、ひとりで抱え込んでしまい、孤立してしまうことから救うことです。

上司や会社が適切な処置を施してくれるのであれば何も心配はありません。しかし残念なことにそうでないケースが多いのです。上司(上位上司)にも相談できず、苦しんでいる人が沢山います。

そんな現状を、自分自身が経験をすることで知りました。

そこで、ひとりで抱えこみ、悩んでいる人の助けとなる仕組みが必要と、強く思うのです。

まずは、違和感を感じ始めたり、もしくはこれはハラスメント行為なのではと思いはじめたら、真っ先に相談できる窓口をつくりたい。

そこに来れば、安心して現状をありのままに伝えられる、同じような目に合っている仲間達とその気持ちを共有できる、そんな場を作りたいのです。

苦しめられているのは自分だけでは無いという事実を知るだけでも、少し気が楽になれると思います。

そして、必要あれば、その方の組織に介入できる権限も持ちたい。いや、介入までは無理としても、一緒に解決策を考えていく事はできるものと思います。

とにかく、被害にあっている人をひとりにさせない、抱え込ませないこと。それが必要です。

でないと、泣き寝入りを余儀なくされ、真実が闇に葬られてしまうだけでなく、最悪のケースはメンタルをやられて休職に追い込まれる、そしては退職を強いられるなど、悲しい出来事に繋がってしまいます。

事件が起きてから、それが明るみに出てからでは遅いのです。

どうでしょうか。

どんなことができれば未然に防ぐ事ができるでしょうか。

具現化したく、ご意見やコメントをいただけると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?