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その気持ちは、やられた人にしか分からない。(ハラスメントと闘う日々③)

最近、いじめやハラスメントのニュースがやたら目につく。

一番印象的だったのは、織田信成さんのニュース。

やられたものにしか分からない

たまたま、外出中の喫茶店の中で会見の様子が放映されており、食い入るように見てしまった。

その気持ちが痛いほどよく分かる。

しかし、この行動に対して異論が唱えられているとも聞く。

ハラスメント被害の苦しみは、やられてみないとわからないんだなと感じる。言葉で説明しようとすると、無視されたとか、激高されたとか、そのような表現になってしまうことが、理解を難しくさせている。

そんな中、提訴まで踏み切るというのは、余程の覚悟があってのことだろうと思う。

力関係の激しそうな世界の出来事だけに、真実が明らかにされるのは難しそうな感触を覚えるが、私にとっては人ごとに思えず、その実態が明かされる事を望む。

あれからちょうど1年

私が出社出来なくなったのはちょうど1年前。忘れもしない、45歳の誕生日。

どうしようも無く体調が悪い中、一方的に責めるメールが届き、その内容からもはやまともに話し合える相手では無いと感じた。

正面からぶつかって徹底的に戦ってやろうかとも思ったが、体調の異変を感じていた事もあって思い留まり、まずは上位上司に相談しようとその時は判断した。

その後の顛末は以前に書いた通り。想像以上の最悪の結末だった。

あれから1年が過ぎようとしている。

この1年、自分を押し殺しながら会社に通った。

今の部署は比較的みな明るく働いている。しかしそんな明るい雰囲気は、今の私には眩しすぎる。

無理に笑顔を作る毎日はもう終わりにしたい。

そして資料作成をする

次の人事面談に備え、時間を見つけては資料をつくる。

何の為にやってんのか悲しくなったりもするが、まずは実態を知ってもらう必要がある。

苦しいのは自分だけでは無いと言い聞かせながら、あの辛い日々を思い出して資料に記す。

何を訴えたいのか、何を求めたいのか。

書いては消し、書いては消しを繰り返す。

その作業を繰り返していると、もはや、自分の気持ちは伝わらないだろうと感じる。

1年前の出来事に対して、特に幹部クラスの方々が、あれは間違いだったと素直に認めるとは思えない。

なのであれば、その前提で、主張したい事を考えるしか無い。

何よりも、この苦しい環境から抜け出す事を第一に考えるべきでは無いか。そう感じている。

46歳からの人生はどうなるのだろうか

46歳の誕生日は問題なく無事に迎えられそうだ。

そして、いよいよ人生も後半戦に入るんだなと感じる。

これからの人生が、自分にとって有意義な人生になるのかどうか。

それはこれから自分自身がどういう選択をするかによる。

まずは、目の前課題をクリアして、早く新たな道を歩き出したい気持ちでいっぱいだ。

自信と尊厳を取り戻す為の闘いはつづくーー。

#日記 #ハラスメントと闘う日々 #誕生日

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