“日本”ってなんなんだろう?
「君が代」って暗記してて歌える?
正直なところ私はNOです。小学生のときの授業で1回くらい歌う機会があっただけだと思う。それにある先生は「この曲は歌っても歌わなくてもいい」とおっしゃる人もいました。
幼心に 「それってきっと…」戦争のことを彷彿とされてしまったり、様々な理由があるんだろうと思いました。
私は音楽がスキです\(^o^)/というか、大好物です 笑 なので普通に授業のときは君が代を授業で歌いました。
授業では君が代の意味も説明されて 全体的に 良い歌詞なんだな~と思いました。(解釈は他にもあるようですが。)
とはいいつつ、たまにプロのスポーツ選手が表彰されるようなときに「君が代」が流れて…あれ??歌ってないようなと思うシーンをみかけます。母国の国歌だから胸張って歌っていい気もするけどな~、かといって歌ったら歌ったで変に捉える人もいるのかしら?なんて思ってしまいました。
以前、「愛国心」教育について話があがっていました。私は、“日本”については「ありよりのなし」「なしよりのあり」?笑 ありに近いけど少しなしという気持ちです。が、地元沖縄については「ありよりのあり」です。
理由は、過去と現在についてです。
沖縄は、国際的な一つの国 琉球として繁栄している時代がありました。端的に言うと侵略されて現在の日本の沖縄となるわけですが。
他府道県はどうなっていたのか知りませんが、戦後沖縄の学校では「方言を使ってはいけない」という教えがありました。”標準語”を喋りなさいと。標準語ではなく「沖縄の方言」を使ってしまった児童は方言札を首からぶら下げなければならないというペナルティーがあったそうです。
これを知ったとき私は 日本人はなんて野蛮なんだろう?と思いましたし、沖縄の戦争体験者の人から戦争中は、「アメリカ人に捕虜となったら何をされるか分からない。恐ろしい人たちだから自ら死んだほうがいい」という洗脳のような状況があったとおっしゃっていました。(集団自決 強制集団死)
日本は戦争に負け その後、沖縄はアメリカの統治下に置かれて日本復帰し現在にいたります。
今、若い人たちで沖縄の方言がしっかり分かって話せる人は少ないです。
日本は 平和 で 便利で 楽しい国だと思いますが、戦争があった時代のように間違った方向へ突き進むと恐ろしいと感じます。
沖縄にはユニークなものがたくさんあります。言語、食べ物、文化、音楽、自然、動植物。これは沖縄だけに限ったことではないです。他の地域でも同じように“価値”のあるユニークさがあります。
何かと世の中は多数派が力を持ちやすいですが、多種多様性をみんなで知りつつ大事にしていけたらいいなと私は願います。
(最近、歌手の三浦大知さんが 皇后陛下が作詞作曲した「歌声の響」を聴きました。とても感慨深いものがあるな~と想い、素敵な曲だな~&イイ声だ~と感じました。)