スリランカ旅のススメ③ヘリタンス・ティーファクトリー編 | Chill`s Vvlog 旅行記
旅するオオカミVtuberの行李ちるです。
様々な魅力があるスリランカの旅。
今回は②の魅力編でもお伝えした「ヘリタンス・カンダラマ」。
そのヘリタンスブランドがヌワラ・エリアで運営する、
「ヘリタンス・ティーファクトリー」滞在について。
アクセスはちょっとし辛いですが、とても良いリゾートです!
ヌワラ・エリヤへの紅茶列車
スリランカ=紅茶というイメージの人も多いのではないでしょうか?
日本で一番馴染みのあるリプトンもスリランカに紅茶農園を持っており、
世界三大紅茶にも当然ノミネートされています。(スリランカUva産)
そんな有名な紅茶の一大産地が「ヌワラ・エリア」。
標高4,000フィート(約1,300m)以上の産地で生産されるハイグロウンティー
の産地の中でも、最も標高がある産地です。
そんな紅茶の産地にある「ヘリタンス・ティーファクトリー」。
ヌワラ・エリアの僻地?にあるリゾートへは、
古都キャンディから列車で向かいます!
キャンディからヌワラ・エリア(ナヌオヤ駅)間は「紅茶列車」と呼ばれ、
列車はぐんぐん標高をあげていき、
車窓には一面の紅茶畑が広がる人気の路線です。
人気の路線であるため満席になることにしばしば…
訪れた際にも当日は既に座席が売り切れていたため、
ヌワラ・エリア(ナヌオヤ駅)まで約5時間の立ち席となりました…
しかしながら良ポジションをゲット。
それは列車のドア付近。
この路線、なぜか走行中もドアが開けっ放しであるため、
車窓の景色を眺めながら良い風を感じることができます。
たまに不規則に揺れるので、手すりにしっかりつかまりましょう。
ローカル列車なので一駅ごと停車していきます。
「ヌワラ・エリア」に近づいてくると、紅茶畑が広がってきました。
イギリス植民地時代に敷設された路線のため、
地形に忠実に従って列車は進んでいきます。
所々にある橋や集落を抜けていく、正しく世界の車窓から。
「紅茶列車」の名にふさわしく、紅茶畑の間を進んでいきます。
楽しく車窓を眺めていたら、ヌワラ・エリア(ナヌオヤ駅)に到着です。
さすがに5時間ドアの前で座っていたので疲れた!
そしてドライバーさんと無事に合流し、
「ヘリタンス・ティーファクトリー」へ出発。
ナヌオヤ駅からさらに50分車で移動します。随分遠くまで来たもんだ。
車窓には畑と民家。
ヌワラ・エリアは標高があるため、高原野菜も栽培されています。
主要な道を外れ、車が一台通れる位の細い道を進みます。
たまに牛が邪魔してくるのはご愛敬。
狭い道を進んだ先、ようやく「ヘリタンス・ティーファクトリー」の
標識が見えてきました。
ヘリタンス・ティーファクトリーの空間
ようやくたどり着いた「ヘリタンス・ティーファクトリー」。
メインデッキからの見た目はまさしくファクトリー。
というのもこちらのリゾート、元紅茶工場を改装してホテルにしているので
工場の名残がそのまま残っています。
紅茶畑ど真ん中にあった工場がリゾートとなっているため、
周囲は見渡す限り紅茶畑が広がっています。
それでは中へ入りましょう。
改装されてはいますが、鉄骨むき出しは工場のそれ。
入り口から楽しみな「ヘリタンス・ティーファクトリー」ですが、
中に入ると工場の面影を残しつつも素敵空間のロビーがお出迎え。
梁や柱といった工場時代の面影は残りつつも、
リゾートとしての快適さは損なわない内装になっています。
所々に紅茶工場時代の設備が設置されており、
テンションが上がります。
ウェルカムドリンクはもちろん紅茶。
当然リゾート周辺の紅茶畑で収穫された茶葉です。
紅茶の産地ど真ん中で紅茶をいただくのはいいですよね。
「ヘリタンス・ティーファクトリー」の元となった工場は
イギリス植民地時代に建設されたので、
設備も当時輸入されたものが残っています。
こちらは手動式のエレベータ。
このエレベータに乗って客室へ向かいます。
そしてお部屋へ。
お部屋は紅茶工場であることを忘れさせるシックな内装。
広さ、清潔さは申し分ありません。
お部屋にも無料の紅茶がありました。
なお紅茶はティーバッグではなく、2種類の茶葉が備わっています。
さすが紅茶工場。
窓際の椅子でまったり過ごします。
「ヘリタンス・ティーファクトリー」は丘の上に建っているため、
全室紅茶畑ビュー。
せっかくヌワラ・エリアに来たからにはアフタヌーンティーを頂きたい!
ということでアフタヌーンティーを注文しました。
飲み物はもちろん紅茶。
他の飲み物も注文できますが、やっぱり紅茶。
ここに着いてから既に三杯目だけど紅茶。
そしてティースタンドが登場。量たっぷり!
定番のケーキやサンドイッチはもちろんのこと、
カレー風味のサモサなどスリランカを感じる内容です。
そしてスコーン。
アフタヌーンティーにスコーンは外せません。
おやつタイムにお腹が膨れました…
ということで周囲を散策してディナー前の腹ごしらえ。
「ヘリタンス・ティーファクトリー」本館では紅茶を製造していませんが、
敷地内にはミニファクトリーがあり、
このミニファクトリーで紅茶製造の工程を見学できるようになっています。
またツアーに申し込みをすれば、
茶摘みから紅茶製造体験まで行うことができ、まさくし紅茶づくし。
それではミニファクトリー見学へ。
工場にはスタッフがおり、各工程の説明をしてくれます。
各工程ごとにミニ設備が備わっており、
近づいて見学できるなど紅茶について理解が深まります。
紅茶への理解が深まるのが良いですね。
ヘリタンス・ティーファクトリーのディナー
夕暮れ時。
ヌワラ・エリアは標高があるため結構冷えます。
「ヘリタンス・ティーファクトリー」では暖炉を焚いていました。
今回は特別なディナーをチョイスしています。
というのもヘリタンスの各リゾートでは、
それぞれの施設で趣向を凝らした特別ディナーがイチオシです。
ということでディナー会場を下見ました!
…スリランカで最も標高の高い駅に到着しました!
実はこの「Dining on Wheels」(TCK6855)というレストラン、
列車の中で食事ができるという面白いレストラン。
事前にディナーを予約すると、
硬券を模したチケットが渡されます。
車内は当然列車のそれ。
ディナータイムに訪れると、
車掌さんに扮した従業員の方が、
ホイッスルを鳴らしてチケットの改札をしてくれます。列車 ディナー出発!
テーブルでは蝋燭に火がともされています。
それでは乾杯!
ワインリストで選べる種類も豊富でした。
コース料理であるため前菜からスタート。
フォアグラのソテーも濃厚で美味しかったです。
肉!を感じることのできたラムチョップ。
〆はチーズプレートでした。
列車内での本格的なディナーは思い出に残りました!
ヘリタンス・ティーファクトリーの散策と朝食
「ヘリタンス・ティーファクトリー」の朝。
早起きして周囲の紅茶畑散策がオススメです。
斜面には紅茶畑が広がり、近隣の住宅からは煙突から煙が出ていました。
お茶の葉を間近で見たり、
近所のイヌと戯れたり。
ゆっくり散策した後は朝食。
メインレストランの「Kenmare Restaurant」でのビュッフェとなります。
パン、オムレツ、ソーセージと朝食らしい品をチョイス。
朝食でも紅茶をいただきましたが、
最後に一杯だけコーヒーを。
ヌワラ・エリヤの奥地にある「ヘリタンス・ティーファクトリー」。
他では体験できない紅茶づくしの滞在となり。
スリランカらしい、思い出に残る旅となりました!
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