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2023年スワローズポジション別寸評 ~先発投手編~

二桁勝利、規定投球回数到達が小川泰弘1人という数字が表している。
連覇はしたものの、スワローズの先発投手陣の質が向上することはなかった。
2021年~23年まで3年連続で成績を残したといえるのは小川のみ。
サイスニードが来日以来イニングを伸ばし続けたのが続くぐらいだ。
今季だけの成績でも、小川の144イニング、サイスニード135イニングに続くのが高橋奎二の101回2/3、小澤怜史の101回1/3、ディロン・ピーターズの100回2/3。
100イニング到達はここまでだ。
小澤はリリーフから配置転換でこの数字は悪くはない。
しかし高橋は、首脳陣の期待感が先発指名になっただけだ。
それに続くピーターズは退団で、FA宣言をした山﨑福也も獲得できず、現在ベイスターズでFA宣言した石田健大を調査している段階なのだから、現状では昨年より落ちるといってもいいメンバーで来季を迎えなければならない状態だ。

スワローズ観察日記R別館・紘野涼プロフィール紹介

<ステップアップのない起用>

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