東京ヤクルトスワローズ開幕直前コラム!構想通りではないことが勝ちを引き寄せることもある!
勝負事で自分の思い通りの展開になることはほぼないといっていい。
強い方が勝つのではなく、勝った方が強いといわれるのはそのためだ。
とくに個人ではなくチーム単位で長期にわたって戦うプロ野球は、番狂わせが起こりやすい勝負事といえるだろう。
2024年スワローズの前評判は低い。
希望的な要素が多いためで、昨年までの実績から評論家は予想するのだから当然だ。
ただ現場の指揮官は違う。
予想はするかもしれないが、だからと言って最初から負けると考えて戦うことはない。
いかにしたら勝つ可能性を高められるかが現場の監督の仕事。
データに加え、チーム内、相手を観察しながら戦術、戦略をもって戦いに挑むことになる。
<2024年のスワローズに型はいらない>
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