山田&村上そろってこそのスワローズ打線!

キャンプイン2日目、昨年史上最年少三冠王になった村上が誕生日を迎えた。
そこで「目指すのは2年連続の三冠王」と狙わらないわけがないと語ったという。
評論家の中には、昨年より上の成績は難しいという人も多いが、2年連続三冠王は十分射程圏に入っていると思っている。
基本的なフォームは変わらないが、体調や相手投手とのタイミングによって、グリップや足の位置を変えるなど、1試合の中でも柔軟性を見せる村上。
年々飛距離も伸びており、本塁打に関してはバレンティンの60本も視野に入ってきそうだ。
その見極めは開幕まで待たなければならないのが普通だが、今季はWBCが予定されている。
村上は代表の4番を打つことが濃厚で、その時にもし本塁打が出た場合、センターから逆方向に飛距離が出たら、今季は期待していいという目安になるだろう。
バレンティンが60本打ったシーズン、昨年の村上もそうだが、シーズン前半は体のキレが天候のこともあり完成途中なだけに、打球はセンターから逆に飛ぶのが自然。
緩い球を拾ったような打ち方ならともかく、ストレート系であれば、もともと逆方向にも飛距離がある村上にとっては、好調のバロメーター。
右方向へ飛ぶようになるのは、4月の後半辺りが望ましいと感じている。

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公式戦は現地観戦、テレビ観戦すべて試合評として挙げる予定です。FC2「スワローズ観察日記R」では13年連続公式戦、ポストシーズンすべて書いてきました。球団への取材などは行わず、あくまでもプレー、作戦などから感じた私的な試合評になります。

プロ野球東京ヤクルトスワローズの試合評を、オリジナルデータやプレーを観察したしたうえで、1年間現地、テレビ観戦を通して個人的なや評論を書き…

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