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特別な存在としてマウンドに戻ってこい!それが奥川恭伸だ


スワローズの奥川恭伸投手が、11日の四国ILp・愛媛戦に先発すると発表された。
予定は3イニング、奥川自身は球速にこだわるというマウンドになりそうだ。

「彼がいたら…」とスワローズの関係者、ファンはどれほどいただろうか。
一昨年の本拠地開幕戦に先発したものの、途中降板してからすでに約2年のブランクをもって奥川は来季の開幕復帰を目指している。
「トミージョン手術をすればいい」「すればよかった」という声は多く聞かれる。
奥川の選んだのは保存療法。
ということは靭帯断裂ではないということだ。
たしかにトミージョンから復帰した例は多い。
奥川のブランクから考えれば、痛めた時すぐにメスを入れていれば、復帰ができていたかもしれない。
しかし逆に、以前の奥川の姿ではない形で戻る可能性もあった。
トミージョンはすべてを解決する魔法ではないのだ。

スワローズ観察日記R別館・紘野涼プロフィール紹介

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