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大学の講義で取り上げていただいたFB投稿

先日、Facebookで投稿した内容を、ある大学の先生が講義で取り上げてくださったそうです。

その授業は、看護学部の学生さんが多いと聞きました。

ご自身に悩みがあるとき、または、看護師さんになってから学生や未成年の患者さんに接するとき、何かのヒントとしてお使いいただけたら幸いです。

日本初の看護学校を作ったのは、津田梅子の親友である大山捨松 。
学生さんには、津田梅子と大山捨松のような友情で結ばれる友人を作って、立場が変わってもお互いを応援しあえるようになって欲しいです。


【予想できることも、そうでないことも、両方を受け入れる生き方を】

昨夜、ある大学の先生から「河野さんがFBに載せていたお話を授業でしましたよ」というご連絡をいただきました。ありがとうございます。嬉しいです

その話は2017年9月に書いたものですが、先日の姫路出張で加古川を通過した際、そのつぶやきとその日の青い空と、そして帰りの電車内で財布を拾ってパニック状態になったことを思い出していました。

私にも、大学へ入学した時点で「こういう大学生活を送りたい」という思いがあり、「その通りに、いかないかもしれない」とは考えもしませんでした。

途中でメニエール病や子宮内膜症になったり、大学院で学ぶ予定だった研究室がつぶれて急きょ他の教授のもとに配属されたり、耳の手術のために入院したり、乳腺の病気になったり。

思いがけないことが起こり、自分の歩んできた道からそれることになったとき。私は「道をそれる」という予想をしていなかった自分を反省して、これからは十分な備えをしなければと考えすぎるようになりました。

でも、ある外科の先生が、乳腺の検査をしながらいろいろ話してくれた内容に救われたのをおぼえています。

手術の前に「こうしよう」と思っていても、予想外のことが起こることはある。予想外のことをあれこれ心配しても、予想できないから予想外なんであって、キリがない。

だから「こうしよう」といったん決める。
そして「決めた道のりからどのくらい外れたら、危険が高まるのか、立ち止まり引き返すべきなのか」の基準を自分のなかに持っておくんだ、と。

予想する道のりに固執するのでもなく、予想外の事態におびえるのでもなく、「両方ありうる」と考え受け入れるこの方法が、今も私の人生を照らす明かりとなってくれています。

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