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セミナー会場選びで気をつけること

貸会議室、レンタルスペースの情報を集約したサイトが存在するおかげで、セミナー会場選びはとっても便利になった。私がよく使うのは「スペースマーケット」さん。支払い方法が多彩なので便利だ。

ただ、貸会議室を運営している人は「その会議室がよく見えるように」紹介文を書き、写真を撮影している。そのため、私も会場選びに失敗とは言わないまでも、当日になって困惑したということはある。

居酒屋や焼き鳥屋など騒がしいお店の2階が会場だった

防音効果が高い会議室なら、セミナーそのものに差しさわりはない。ただ、夜間のセミナーのときには、にぎやかなお店の横の階段から2階へ上がるのが不安だったという受講生さんもいた。

ビル内で工事が行われていた

立派なビルでも、同じビル内で工事中となると、騒音や振動がかなりのものになる。スペースマーケットのようなサイトで、工事の情報まで書いてくれているオーナーさんもいるけれど、そういう良心的なオーナーさんは少数派だと感じる。

目印となる建物や出口が工事中だった

会議室があるビルにたどり着くための目印となってくれるはずの建物が工事中だったり、鉄道・地下街の出口が工事のため封鎖されていたり、という出来事も経験したことがある。

机が小さすぎた

「8人収容」と書かれている会議室で、参加予定人数が6人だったので安心していたが、机が4人分くらいしかなかった。お茶を飲んだり、演劇などのワークショップをするならそれでもいいかもしれないが、A4サイズのレジュメを机に広げるセミナーでは、狭かった。

ビル自体が古い、トイレが怖い

会議室の内装はとても清潔だったのだが、ビルの築年数が経っていてエレベータがないとか、トイレが暗くて怖いなどのこともある。

Webサイトの情報が古い、間違っている

Webサイトで「地下鉄○○号出口を出て南へ……」という案内を信じて進むと、確かにたどり着く。でも、その道のりをたどる場合、◆◆号出口のほうが迷わず、便利に目的の会議室に着けるというケースがあった。

おそらく、◆◆号出口が工事中などの事情があって、その間だけ別の案内が掲載されていて、工事が終わっても情報は更新されないままになっていたのだろうと思う。

また、土足で利用できるはずの会議室で、なぜか「土足厳禁」という注意書きが挿入されており、オーナーさんに確認したこともあった。

前の利用者の片づけがちゃんとできていない

たとえばプロジェクターがきちんとしまわれていない、ホワイトボードのマーカーが出しっぱなしなど。マーカー程度なら、私が片付けても問題はないかもしれない。でも、プロジェクターを私が片付けたとして、後になんらかのトラブルがあった場合、責任の所在があいまいになってしまう。

このときも、プロジェクターは触らず(講義の邪魔にはならなかったので)、会議室オーナーさんにメールで連絡をした。

利用者レビューの☆の数が異様に低い、高い

スペースマーケットさんだけでなく、他の貸会議室情報サイトでも、利用者が☆の数でスペースを評価する仕組みがある。

その評価でもっとも困るのは
・文章では悪いことが書かれていないのに☆の数が低い
・文章では悪いことが書かれているのに☆の数が低くない
といった場合だ。

そういうスペースは利用自体を避けたいところだが、ほかに空きがなくて利用せざるを得ないときは、不安になる。

地方の個性ある会場は貸会議室情報サイトに掲載されていないことも

スペースマーケットなどの情報サイトに掲載されていない貸しスペースで、魅力的なところもある。特に、地方で利用できる古民家スペースや、カフェの一角を貸してもらえるサービスなどは、掲載されていない。Googleなどの検索エンジンで直接調べるほうが、見つかりやすいだろう。

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