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すゑひろがりず局番、流行病の乱千穐楽!

自宅待機組のみなさ~ん。ひましてませんか?

というわけで、私がおすすめのYOUTUBE動画を。私がおすすめするくらいですから、予想はついているかと思いますが…。

ちょうど今さっき、完結したので。このタイミングで是非。

世界一怖くないバイオハザード実況

お笑い芸人・すゑひろがりずさんがゲーム実況をしています。今はゲーム2本を同時進行してやっているのですが、これを書き始めた日に先に始めていた「BIOHAZARD Re:2」の実況が完結いたしました。

プレイリスト貼っておくよ。

ゾンビゲーで割とグロで殺伐とした世界をプレイするこのゲームですが、お題目である「世界一怖くないバイオハザード実況」の名の通り、ホラー耐性がない人でも楽しめる作りになっております。

編集さんが頑張ってくださっているので。基本的にエグいシーンはすゑひろがりずのお二人がプレイしている絵にスイッチします。

【狂言風ゲーム実況】

すゑひろがりずといえば、狂言風漫才、コントの芸人さん。実際は狂言というより三河萬歳な気もするのですが、コントだと狂言回しも多いんでなあ。

それはともかく、このゲーム実況でもいつものスタイルは継続です。っていうかさ、ゲーム実況なのに衣装の着物袴スタイルで行ってますから。鼓が鳴り響きますから!

とはいうものの、(特にツッコミの南條さんが)ちょいちょい素の関西弁に戻ります。鼓も鳴らなくなることがあります。鼓打たなすぎて(ゲームプレイ担当の)相方・三島さんに怒られたりしております。

なんかねえ。太郎冠者と次郎冠者がやいのやいのゲームやってる感じなのですよ。それがまた面白いんだ。

「流行病を鎮めようぞ」

このバイオハザードというゲームの世界観は、本来「ソンビだらけになった街からなんとか逃げる」という筋書きの話です。サバイバルホラーゲームというやつらしい。

が、すゑひろがりずのゲーム実況では「流行病で一揆が起きたので鎮める」という目的が勝手に設定されます。レオンは「田舎侍」ですし、クレアは「姫君」です。ゾンビたちは「白眼(しろまなこ)」だの「赤諸手(あかもろで)」だの呼ばれています。

江戸時代の人間がタイムスリップしてきてバイオの世界を旅している感じ。

音声だけ聞いてると、別のゲーム実況のようです。そこが面白い。

……なお、彼らがこのゲームの実況を始めたのは(YOUTUBE公開ベースで)2020年1月22日です(初回収録は12月末らしい)。現実の流行病の気配がなかった頃に設定が決まっています。念の為。

ストーリーはよくわからない

……書き方が悪いのですが、バイオハザードというゲームのストーリーを味わうために実況を見るのでしたら、すゑひろがりず局番(YOUTUBEチャンネルの名前)は全くおすすめできません。

狂言風の言い回しで実況しているのもありますが、基本的にストーリーパートは二人がごちゃごちゃなにか言ってるわ、重要事項の書類などは読み飛ばすわ、いつの間にか重要アイテムを拾っているわ、挙句の果てにはストーリーパートが唐突に終わって何を言っていたのかわからなくなっているにも関わらず先にすすめるわと、やりたい放題です。

一節にはエグい表現が苦手な視聴者+ツッコミ担当南條さんがそういったものを見ないように飛ばしていると囁かれておりますが……。エグすぎて南條さんが呆けてたりきつそうな顔してたりしてるのよな。

というわけで、バイオハザードのストーリーはさっぱりわかりませんが、別のストーリーが一貫して続いており、それが面白いのです。

そして、普通の実況者がスルーするポイントに気づいては、そこでヤンヤヤンヤ言い合っております。春画とか、JOJOの奇妙なロッカーとか、ゲームやりこなした人がすゑひろがりずの実況を見て初めて気づいたという声もよく聞かれます。

ついでにいうと、様々なアイテムも勝手に名前がつけられています。グリーンハーブは「よもぎ」です。結果、草生えるを意味する「www」を「よもぎ(実際は絵文字)」と呼ぶようになりました。

プレイヤー・三島さん、ちゃちゃ入れ・南條さん

このゲームにおいては、ほぼ三島さん(扇の方ですね)がゲームプレイを担当しています。南條さん(鼓の方)は実況補佐というかサポートと言うか、ちゃちゃ入れといいますか。

三島さんはこのゲーム未体験で実況を開始しており、最初は結構下手くそです。下手な割にヘッドショットは初期から決めていたりしておりますが。下手な上にアイテムなどの役割その他を知らずに始めたので、最初の頃は不安なプレイが続きます。よく死にまくるし。

ところが、あるタイミングで、突然三島さんのプレイが上達します。理由は「新型ウィルス騒動で仕事が軒並み潰れて休みになったので、実況前に練習しすぎた」というもの。そして、そこから突然サクサク進むようになります。そのギャップをお楽しみください。

一方南條さんは、ゲームストーリーを事前に読みこなすこともなく撮影に挑んでいるようです。一気に動画を見ると、前に言ったツッコミと真逆のことを言っていたりしています。三島さんに練習しろと言ったかと思うと、うまくなりすぎたらなったで「練習するな」と言い放ったり。

あと、南條さんはしょっちゅう髪型が変わるので、それを見て撮影時期の変化を楽しむというのもあります。いつもの髪型はワックスで固めてあげているんですけど、ナチュラルふわんふわんだったり、散髪行きたてですねとか、唐突に変わるのでちょっとびっくりします。時々眠そうな回もあったりします(三島さんはそのへんの変化が少なめなのよね。せいぜい髭が濃い回があったくらい)。

で、ワードがポンポン出てくるのがすごい。そして、二人が仲良く実況しているのよね。なんというか、喧嘩も時々する兄弟的仲良しさというか。私は「三島さん=不器用だけど決めるときは決める兄者」「南條さん=要領よくて口が(手も)達者だけどゲームできない弟者」なんですよねえ。ここの感想には個人差がございます。

全部で38話

実況は編集がかかっていますので非常に見やすくなっています。そして、1回につき大体10分少々。それが38話分で完結しています。

……初期の頃はこのペースだと400話、完結は令和8年って言われてたのになあ。いろいろな事情によって週1→毎日更新になったというのもありますが、本当に途中からサクサク進むようになったなあ。

広告もあるので最初から通しで見るとだいたい7時間くらいかなあ。途中で何回か総集編も作られています。

これ、17分ちょっとありますが、1~37までの総集編になります。総集編というか、すゑひろがりずの名言集というか。これ、最初から見ている私は感慨深いのですが、見たことない人がこれだけ見て面白いと感じるのか微妙なので、気になる人は最初から通しで見ることをおすすめします。一気観もいいですし、1日数話ずつでも楽しいよ!

あと、↑のサムネイル画像見て「懐かしの恋愛シミュレーションゲーム」の名前を思い浮かべた人は35歳以上だと思われます。エロゲなのかギャルゲなのかは人によるでしょうが。

なお、この実況ですが、最後38話の大団円後、最初から最後まで見た人だけが楽しめるファンサービスがあります。ただのゲーム実況者では終わらない芸人・すゑひろがりずの真骨頂をご堪能ください。ファンは泣き笑いました。

 

というわけで、すゑひろがりず局番、お楽しみください。正直面白さは書ききれないのですわ。見たほうが早い。

ちなみに、BIOHAZARDの他に現在は「あつまれ!どうぶつの森」も実況しています。こちらは南條さんもゲームプレイをしています。こちらはこちらでおかしな世界がほんわかと続いておりますので、興味のある方はこちらもどうぞ。


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