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税務を知ってもらえるために働き続ける 〜公務員にインタビュー【国家税務職②】〜

福岡県宗像市で「公務員専門塾 HOME」を
運営しております。
元公務員であり、
長年公務員受験指導に携わっております。
多くの方に公務員を目指していただきたく、
活動しております。

インタビュー第17弾。
第1弾でもご紹介した”国家税務職”を
別の方にインタビューできましたので、
ご紹介します。公務員の中でも、
市役所職員や警察官、消防官と違い、
専門学校等で知る職種として挙げられます。
私がいた職場でもあるので、
多くの方に目指してもらいたいと思います。

基本情報

・入庁7年目(専門学校2年在籍)
・個人課税部門
・結婚し、子供が2人いる。
・年収約410万円
 (地域手当、時間外手当等は、ほぼなし。)

仕事内容

申告書の処理や審査、申告相談、
事後処理などの内部業務と、
困難事案などを調査する業務を行っている。

税務に入庁するきっかけ

もともと幼稚園の頃から憧れていた
消防官を目指し、専門学校に進学した。
1年目に税務に合格したが、
消防官になりたい気持ちが強くなり、進級した。
しかし、2年目も税務しか合格がもらえず、
何かの縁を感じ、税務に入庁した。

消防官になりたい気持ちはなくなったのか。

税務の仕事について、入庁するまで全く
分からなかった。実際働くと、
仕事のやりがいを感じることができて、
年数を重ねていき、消防官になりたいと
いう気持ちはなくなったとのこと。
また、体力が年々低下しているので、
それも
消防官を目指さなくなった理由だとのこと。

仕事のやりがい

間違いを指摘し、正しく申告・納税
していただけると、
達成感や充実感を得ることができる。
基本的には、納税者の方からは、
警戒される仕事ではあるが、
たまに、税務の質問に答えた時、
感謝されることがある。

また、職場の人間関係で良好で、
多くの方に助けられて働けている点も、
やりがいの一つである。

辛い(苦しい)経験はあるか。

素晴らしい上司や先輩に恵まれているが、
新人の頃、何を質問しても答えてくれない上司に
出会った。その時は経験も浅く、
大きな壁ぶつかった感覚になった。
周りの方にサポートしてもらっていたが、
その壁を乗り越えるまでは、自分を苦しい方向に
導いてしまっていた。

税務の仕事に対して

税務の仕事と聞いて最初は、
ただ嫌われるだけの仕事、
自分には合っていない仕事だと感じていた。
しかし、実際働くと6年も続けれている
やりがいの多い仕事だと感じる。
命の次に大切なお金(税金)を扱う側として、
責任ある言動が求められるが、
”税の専門職”として、
今は誇りを持って仕事ができている。

インタビューを終えて

素晴らしい仕事であることを
改めて知ってもらいたいと
感じるインタビューとなった。
人間関係では苦労する。
それは他の仕事でも同じことが言える。
しかし、税務の職場は、良い人に巡り合い、
活躍できる職場でもあると思う。
福利厚生は充実しており、
もし職場に悩んでも、
仕事のやりがいは感じると思う。

インタビューにもあったが、
公務員を目指す人でも、
税務職はあまり知っていない。
知る機会も少ない。
もっと多くの方に
税務の仕事を目指してもらえるように
活躍していただき、その活躍する姿を
これからも伝えていきたい。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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