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国家公務員試験(一般職)についてお話します Vol.1

 こんにちは。tkです。今日は、私が採用内定を頂いた、国家公務員一般職とはどういうものか、試験はどうやったら受かるのかについてお話したいと思います。

1.国家公務員一般職とは?

 国家公務員総合職の方が国の中心で幹部候補生として働くのとは違い、中央だけでなく、地域に根差した活動をするのが一般職の役割です。なので、国と地方を繋ぐ仕事をすることになります。そして、将来的にはある仕事の「深く狭い」専門家になるのが、一般職です。具体的には、空港なら出入国ゲートにいる入国審査官なんかが、一般職の国家公務員です。

2.どういう所で働くのか?

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 一般職の人は、基本的にはここに載っているどこかの省庁の面接試験を受けて合格すれば国家公務員として働くことが出来ます。また、ここには載っていない採用地域(後述)だけの官庁もあったりします。さっきの入国審査官は出入国在留管理庁に所属しています。

3.採用まではどうなっているのか?

国一予定フロー2

 タイムスケジュールはこんな感じです。まずは、4月に出願期間が始まるのでその間にエントリー手続きをインターネットで済ませて、6月の一次試験を受けます。一次試験は入試と同じ学科試験です。後は同時に論文があるので、準備しておきましょう。

 7月になると、一次試験合格発表があります。これに合格すると上の面接試験(いわゆる人事院面接)を受験します。間に合同説明会や個別業務説明会がありますので、こちらも絶対に参加しておきましょうね。
 そして毎年8月20日位に、面接試験の合格発表があります。これに合格すると、最終合格となり、官庁訪問を受ける資格を手に入れることが出来ます。(つまり、最終合格したからといって国家公務員になれるわけではない)
 官庁訪問は、普通の就活でいう所の採用面接です。基本的には8月の22日から8月の26日位で行われることになっています。(2019年は7月からスタートでした)なので、自分の行きたい官庁を選び、ホームページにアクセスして採用面接希望メールや電話をして、面接後に内定をもらうことになります。内定をもらえなかった時のことについては別の記事で。
 

4.エントリー、一次試験について

 他の国家公務員試験と同じように、一般職の試験もエントリーの時に受験地を決めておきます。但し、エントリー時に「行政○○」という受験エリアを決めることになります。この受験エリア決めは、かなり大切なので、別で書きます。
 エントリーが受付られると、6月位に受験会場等を載せた受験票がメールで来るので、ダウンロードとコピーをしておきましょう。但し、コピー時に親パソコンからパスワード入力が必要なので、コンビニ等でコピーは出来ない点に、注意してください。(スマホでスクショして写真としてコピーする荒業はありますが、お勧めしません)。あと、受験票のダウンロードには期間がありますので、直前ダウンロードが出来ないことについても気をつけてください。
 
本日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。

・参考文献
記事トップ画像 https://katigumikoumuin.com/kokkaippansyoku-sigotonaiyou-saiyou-siken/
官庁マップ 人事院ホームページ















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