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プレミアム付商品券を巡るあれこれの半年を振り返る- その4

議会の動き

その後、議長及び全議員に提出した調査依頼書を受けて、12月初めの議会運営委員会で、この件を産業建設文教常任委員会に付託されました。その後、常任委員会はいつになったら開かれるのかとやきもきしていましたが、年が明けた1月14日に全員協議会が開催され、そこで常任委員会で調査した内容についての説明があり、共同代表のNさんと一緒に傍聴させてもらいました。
調査内容は、事業の目的は、議会の一般質問の答弁では、「低迷する事業者、飲食店などへの支援を第一に考えた事業である」との答えのみでしたが、その他に消費者支援と地域経済の活性化という目的も出てきました。
その主目的を見失い、小売店支援の事のみ考えて売り急いでしまいこのような結果になってしまったという事で、打ち合わせ不足だという検証結果となっています。

全員協議会では、
①調査特別委員会を設置する。
②地方自治法99条に則り、議場で意見書を可決する。(議会は公開され議事録が残る)
③町長に申し入れを行う(議事録は残らない)
この3つの意見を採決し、その結果③の町長に申し入れを行うことが賛成多数で可決されました。
多くの町民に公開された形での意見書とはならなかったことに、落胆はしましたが、まずは議長名で申し入れされた事は良かったのではないかと思います。

また、協議会の中では、町民への周知方法として広報誌と共に配布される議会だよりの2月1日付臨時号を発行することが決まりました。

全員協議会のすぐ後に、議長と常任委員長と共同代表2名が面談をさせてもらいました。議会には、かねてより一度話をさせて欲しいと要望していたのですが、ここで実現しました。
1. 税金の使い道として不公平な結果になったことに対する責任
2. 町と商工会が、事業の主旨目的を明示した文書を取り交わしていないことの問題
3. 事業の制度設計が十分にされずに進めてしまったことの問題
4. 町長から町民に対しての説明が何もないことの問題。
等について申し入れました。
そして、議会には、今後も町政のチェック機能としての活動を行っていただきたいと要望しました。

ようやくここで会の活動としては終わりかなと思いました。
しかし、町からは私たち町民には何のメッセージももらっていません。

しつこい性格なので(笑)最後にもうひと踏ん張りです。


1月20日付で、町と商工会関係者に対して、要望と意見書を提出しました。
ここまでやって、ようやく完全ではなかったけれど、疑問を持って会を作った私たちの活動が意味のあるものになるのではないでしょうか。
単なる、文句言って終わりにはしたくなかったという事です。

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(2021年1月22日付 北海道新聞空知版)

長くなりました。次に続きます。







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