9月17日(土) F 5-4 M サヨナラ勝ち 伊藤→玉井

ファイターズが札幌ドームを本拠地とする残り試合は10試合を切った。
そのためか昔(札幌移転当時)のユニフォームを着たり、
移転当時活躍したOBが試合前セレモニーに出たり、
選手の登場曲などに移転当時の選手の曲を使用したり
と、なんだかやたらとセンチメンタルに過去を振り返る企画なのはどうなんだろうと思ってしまった。
札幌ドームの環境(費用やグラウンドコンディションその他もろもろ)が、チーム運営上課題が多い状態が続いたために、新しい球場を作ってフランチャイズを移転するのだ。
札幌ドームの功罪両方をきちんと検証して、新しい球場設計(イベントも含め)に生かすほうが大切だと思う。
とはいえ、このセンチメンタリズムにあふれた企画で札幌ドームが満員になったのだから、企画としては成功したのだろう。
試合は北海道出身の伊藤が投げ7回まではゼロに抑え、期待の若手(といわれて久しいが)清宮のホームランで先制し、札幌出身で子供の頃から現在までファイターズファンクラブ会員の今川が追加点となるホームランを打つという、こういう試合が一番のファンサービスだよなという展開だった。
8回、伊藤が疲れたのか、マリーンズはAクラス入りを諦めたくないという執念か、ファイターズの守備にエラーも出て逆転されてしまった。
が、直後の8回裏にアルカンタラが同点となるホームランを打った。
9月の外国人選手あるあるだよねとはいえ、貴重なホームランだった。
そして9回裏に上川畑がタイムリーヒットを打って、サヨナラ勝ち。
試合終盤に一喜一憂しつつも最後に勝つというハッピーエンドで満員のスタンドの期待に応えられた。

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