4月17日(水) F 4-4 H 引き分け

福島→杉浦→河野→金村→北浦→田中正→マーフィー→福田俊→生田目
育成で入団し、オープン戦期間中に支配下登録された福島が、一軍にあがってプロ初登板が初先発となった。
1回表は緊張していたのであろう投球で、ヒットとフォアボールでランナーをためて近藤・栗原にタイムリーヒットを打たれて2点失った。
が、2回からは持ち直し、5イニングを投げて2失点なので、プロ初登板・初先発にしては上々の出来だと思う。
しかも相手はホークスだし。
これからが楽しみな投手である。
ただし、今は相手もデータがなくて手探りだっただろうが、これから登板機会が増えてゆけば、それだけ相手も研究してくるので、それでも踏ん張って一軍で結果を残してほしい。
ファイターズは2回裏に石井に2ランホームランが出て、同点になった。
その後、ファイターズ投手陣が継投でホークス打線を抑え、ファイターズ打線はいつも通りランナーが出てもタイムリーが出ない上に三振が多くなり、2対2のまま延長戦に入った。
延長戦の投手リレーになると、選手層の薄いチームが不利になる。
ファイターズは11回に登板したマーフィーが、フォアボールとヒットでアウトをひとつもとれずにランナーをためてしまった。
クリーンアップに回る打順で福田が登板して2アウトまでこぎつけたが、中村にタイムリーを打たれて2点リードされてしまった。
ここで、ファイターズファンである私も諦めた。今日は負けだと・・・
11回裏のファイターズの攻撃は1番からの好打順。
だけど期待の郡司も松本も凡退してしまい2アウトで、本格的に負けを覚悟していたら、万波がヒットでつないだ。
4番のマルティネスは4番打者だけど打率は1割台で、万波が塁に出たからといって、ヒットが続く気がしないで見ていたら、まさかの同点2ランホームランだった。
打った瞬間、ホームランとわかるような打球だった。
土壇場で同点に追いつくなんて、ファイターズらしくなくて夢を見てるのか?と鳥肌がたった。
今日は負けだと諦めて寝てしまわなくてよかった。
これだから、野球は最後まで見ないと、と思わせる展開だった。
12回表の守りも、足の速い周東をランナーに出してしまい、今宮・柳田と続く打順で、ここも「また点を取られるな」と思って見ていたら、周東を走らせず、後続の打者を打たせず、無失点に抑えきった。
生田目えらい!
これで12回裏にサヨナラヒットが出れば、万々歳だったのだが、そこまで野球の神様は甘くなかった。
ランナーは出たんだけど(代打の切り札・田宮をここまで残しておいたのは正解なのかどうかはさておきエラーで出塁した)、最後は郡司の三振でゲームセット。
打撃好調だった田宮を控えに回して、最後の最後まで打席に立つチャンスがなかったのがもったいなかったけど、プロ初登板・初先発の育成からあがったばかりの若手・福島が先発で、その後も小刻みな継投を成功させた(除・マーフィー)のは伏見のリードによるところが大きい気もするし、なにしろ伏見は今日だけで犠打を3つも決めているのだ。
マルティネスも郡司もキャッチャー登録だけど、ずっと野手として出場しているし、誰をどこで使うのか日々悩ましい(←監督気分!)。
「よくぞ、引き分けたな」と思いながら、「でも、勝ちたかったな」という思いもあって、この二つの思いがグルグルしながら寝た。
中継ぎ陣がフル稼働だったから、明日が休みでよかった。

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