「もう一人、誰かを好きになったとき―ポリアモリーのリアル―」荻上チキ著 新潮社
ふたり以上の恋人やパートナーを持つ関係性をポリアモリーというのだそうだ。
ポリアモリーという言葉すら一昨年くらいまでは全く知らなくて、「なんのこと?」って感じだったのだが、この本を読んで理解が深まった気がする。
そもそも私は、恋愛も結婚も相手は一人という決まり事はなぜ?と考えることすらしていなかった。
本書は、いろいろなケースの当事者へのインタビューや、ポリアモリーに関する調査や研究論文の解説や、現在の日本におけるポリアモリーの状況についてのレポートなどで構成されている。
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