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ポエムってみた「ただよう半覚醒」

台本の執筆が停滞してるので、昔ハマってたポエム作りなどしてみる。
自分ルールは、メロディに乗せられそうなくらいに文字数を揃えること。
作曲とかできないので、ただの縛りゲーです。

「ただよう半覚醒」

いつまでも夜明けの続きみたいな朝で
メランコリー気取って髪を手櫛で梳く
物憂げに流るはいつもと違うメロディ
深刻に悩んでるとかそんなんじゃない

1日のはじまりはやっぱコーヒーって
伸びやかな君の声 同意返せない僕
暗闇に注ぐは冷たく白いミルク
シンクロはしてないけど悪い気はしない

目が覚めるってのは当たり前じゃないのだと
そうは言っても感謝とかシアワセとかしっくり来なくて

どうしようかって ああしようかって 決断って面倒だ
たぶんこんな積み重ねがいつか爆発するんだ
こっちいこうかって ああでも駄目って また迷って通せんぼ
ずるい、みんな涼しい顔で「お先に失礼」なんてさ

いつまでも眠りが訪れない夜を
ミズクラゲみたいにふわり停滞して
BPM下げても追いつけない僕
しんとした空気をBGM代わりにして

ひとりぼっちに不都合感じたことはなくて
四六時中だれかがそばにいなくても
気にせずに生きてけるそれが長所なんだ
キンとするくらいに静まり返ってみてよ

眠ることってのは簡単じゃないのだと
僕は知ってる 君とかあの子とかはピンと来ないかな?

どこ行こうかって どこでもいいやって 行きたくないほんとは
たぶんどんなご招待だって僕を満たさないんだろう
布団もぐり込んで 意味なくスワイプして すれ違い様ちょっと笑う
誰も彼も平気な顔で、自分を削って生きてく

どうしようかって ああしようかって 決断って面倒だ
たぶんこんな積み重ねがいつか爆発するんだ
シンギュラリティ 極まっちゃって 個体差が無駄になる
そんな未来も抵抗なくて僕はやっぱひとでなし

潜る潜る深い海 青に満たされて
深い眠り目が覚めて 今何時だっけ?

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