自分の足で歩く
こんにちは。高校5年生です。
少し前から気になっていた言葉があります。それは「アダルトチルドレン」です。『三省堂 スーパー大辞林3.0』によると「①アルコール依存症の親を持って育った大人。AC。②親の虐待、不仲、感情抑圧などによる機能不全の家庭で育ち、外傷経験を持った大人。また、その影響を自覚する人。親の問題の責任を負おうとする、自己評価が低い、親密な関係が苦手などの特徴が指摘され、適応上の困難を持ちやすい人。AC。」だそうです。
最初にこの言葉に出会ったのは、インターネット検索でした。母親への対応に悩み、Yahoo!知恵袋などの相談を読んでいたとき見つけました。医学的に認められた言葉ではなく、まだ研究が進んでいないものだそうです。そのため、そういう状態があると認識されているだけで、はっきりとした対処法があるわけではないそうです。
インターネットで調べる限り、アダルトチルドレンにはこうした特徴があることが分かります。
何をしても楽しくないという抑うつ状態になりやすい
恋人や上司など特定の相手に依存しやすくなる
被害妄想があり、指摘を受けた際など攻撃的になる
他人の評価を気にする・承認欲求の塊
周りから嫌われているように感じやすい
自分に自信がないので、他人と比べる
罪悪感が強く、自責の念を持ちやすい
物事を0か100かで捉えることが多い
「とりあえずやる」ができない完璧主義者
本当の自分が何かわからない
過剰な自己嫌悪を繰り返す
認めるのは恥ずかしいのですが、調べれば調べるほど「私だ……」と思いました。ここに書いたのは一部です。当てはまり過ぎて痛い言葉もありました。
調べていくと「毒親」という言葉も見つけました。結構手厳しい言葉が並んでいて、一気に書き起こすことができませんでした。
以下、その特徴です。
絶対に謝らない
子どもには謝れと言う
子どもの短所ばかり見る
絶対に褒めない
プライドが高い
謙虚さがない
兄弟間差別をする
内弁慶で外面が良い
世間体を気にする
子どもに人権はないと思っている
親という存在がえらいと思っている
しつけと言えば何をしても良いと思っている
趣味がない
バブルバインドを使う(自由を認めないが自立しなさいと言うなど)
子どもが自立できるよう育てるつもりがない
子どもの自信を奪う
子どもと向き合わない
冷静な話し合いができない
ヒステリック
力ずくでコントロールしようとする
アンガーコントロールできない
トラブルがあると嬉しそう
過保護、過干渉を愛情だと思っている
子どもの失敗を許さない
挑戦していない
子どもへの期待が大きすぎる
子どもの自由を許さない
子どもの幸せが妬ましい
子どもを奴隷か手下だと思っている
子どもを誰かと比べてけなす
何でしょうね、すごくすごく言いにくいのですが私の親かなと思いました。全部が全部きれいに当てはまっているとは言いませんが、大体思い当たる節があります。
ただ難しいのは「そうだ」と言ってしまっても、何も変わらないことなんですよね。「私はアダルトチルドレンなんだ」と認めても、「だから何?対処法はないんでしょ?」としか思わないのです。親に言えるわけがありませんし、言ったところで機嫌を損ねるだけです。自分でも、「こうして生かしてもらっているし、生活させてもらっているから、今さら変えようがないこと言ってもしょうがない。私が早く自立するしかない」と思います。
普段は書かないようなことを書いてしまいました。「急にどうした?」と感じた方がいるかもしれませんが、今の私は十分幸せです。これから自分の力で歩いていけるよう、努めます。
以上、「自分の足で歩く」でした。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。
次の投稿でまた、お会いしましょう!