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お手洗い・喫煙所を掃除していて気づくこと

こんにちは。高校5年生です。


私は飲食業のアルバイトをしており、業務の1つに男性お手洗い・女性お手洗いの清掃作業と喫煙所の清掃作業があります。

作業内容としては皆さんが想像する通りで、トイレットペーパーやアメニティーの交換と補充、トイレットペーパーの折り畳み、ゴミ出し、ペーパータオルの入れ替え、鏡拭き、手洗い場拭き、便座拭きと洗浄、予備の補充などです。

喫煙所では、空気を入れ替えながら灰皿の中身を捨て、灰皿を水で2回ほど洗浄し、水を貯めて元に戻し、テーブルや床の汚れを拭いてゴミと汚水の処理をします。


書いていると大したことない作業のように思えますが、これを1人でこなすのは案外時間がかかります。清掃しているところをお客様に見られてはいけないことになっているため、急にお客様が入ってくると急いで掃除道具を掴み、隠れなければなりません。掃除しているだけなのに、毎回何か悪いことをしている気分になりますね。


この作業を続けていると不思議なことに気づきます。お客様によってお手洗いや喫煙所の使い方が全然違うのです。

最後に拭いて出て行ってくれたのかと思うほど鏡に水が飛び散っていないときは、大抵トイレットペーパーも綺麗ですし、ペーパータオルもきちんとゴミ箱に入っています。逆に鏡や蛇口まわりに水がひたすら飛び散っているときは、トイレットペーパーも使われた形跡がはっきりあり、ペーパータオルはゴミ箱に入っておらず、喫煙所は黒い粉がテーブル上に散乱しています。

綺麗なお手洗いの使い方をされるお客様は、サービスを受けているときも落ち着いていらっしゃいます。一方、そうでないお客様はワイワイガヤガヤ内輪で盛り上がる方が多い印象です。今ではお手洗いや喫煙所に入らなくても、お客様の印象でお手洗いや喫煙所がどう使われているか想像できるようになりました。

「人の振り見て我が振り直せ」と言いますが、私も使った形跡がないくらい美しくお手洗いを使えるように心がけていきたいです。


おまけでもう1つ、お手洗い清掃のエピソードを。

今のトイレは便利なもので、人が近づくと後から掃除しやすいように少量の水を細いパイプから自動的に流すしくみになっております。ただ、これが厄介なのです。便座を磨こうとしゃがんだ瞬間、洋式便器の穴の部分から水がピューッ!撥ねた水が顔に思いっきりかかります。便器に触らなくても人感センサーが反応してしまうので、避けることもできません。便器を拭くにはしゃがまなければならないので、顔に水がかかるのは仕方ないと諦めております……。


以上、お手洗い・喫煙所を清掃して気づくことのお話でした。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。


次の投稿でまた、お会いしましょう!