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高校5年生、日商簿記3級に合格しました。

こんにちは。高校5年生です。

今回お話ししたいことは、タイトルの通りです。私、高校5年生は日商簿記3級に合格しました。

日商簿記3級は、経理の基礎知識を問う資格です。3級はお金に関する資格の入門編として扱われます。仕訳問題や帳簿記入、試算表などが出題され、経理に関する総合的な知識を問われます。

日本商工会議所Webサイトの「【日商簿記検定試験(2・3級)ネット試験】受験者データを掲載しました」というページによると、2022年4月~6月の受験者数は46882名、そのうち合格者は19275名、合格率は41.1%です。「簿記3級」と検索すると「簡単」「1週間で受かった」と書いているブログもヒットしますが、受験者の半数以上は不合格なので、そう簡単ではありません。

私は2週間前にネット試験を申し込み、勉強を始めました。主に使用した教材は、TAC出版の『簿記の教科書』『簿記の問題集』で、テキストに対応したDVDやダウンロード特典、実力テスト問題や模擬テスト問題も活用しました。

『簿記の教科書』・『簿記の問題集』・対応DVD

漢検準1級を受けたときは紙のテキストしか使っていなかったことを考えると、こちらの方が難易度は低いにも関わらず、勉強材料は至れり尽くせりでした。

気になる得点は……じゃじゃーん!

76点でした!

70点以上が合格で、ギリギリで合格を掴みました。80点台、90点台を叩き出して合格している方もいらっしゃる中、あと2~3問間違っていたら不合格という崖っぷちの状況でした。

喜ばしいのは、第1問の仕訳問題が満点だったことです。ここは点数を落とすと不合格になりやすいとのことだったので、45点全部取るつもりで挑みました。ただ、最後の最後まで決算での仕訳がいまいち理解できなかったので、満点だったのは奇跡です。

残念なのは、第2問がまさかの4点だったことです。配点は20点なのですが、まさかの1桁……。どこで何点落としたかは確認できないのですが、第2問は勘定ごとに空欄を埋める問題と、補助簿の選択の問題が出ました。補助簿の選択の問題は4問あり、対策の段階では少しずつできるようになっていたので、おそらくここが満点で、勘定の空欄を補充する問題は0点だったのだと思います。練習でも間違いまくっておりましたが、最後の最後まで、勘定の空欄補充の問題は解けませんでした。
まあ、合格は合格ですから……。

電卓を持ち込めるため、暗算が不得意な私でも合格できました。しかし、使い慣れていない電卓は押し間違いが多かったです。間違って押したときに自覚がないので、「あれ?計算合わないけどどこで間違ったんだ?」と計算し直すも、数字自体は正しかったということが結構ありました。就活で適性検査を受けたときにも電卓を使いましたが、こんなにたくさん打つことはないので、終始振り回されっぱなしでした。

そんなこんなで、私の簿記3級の学習は終了しました。私が入社する会社では、決められた年数の間に5つの試験に合格することが、昇給の条件となっております。そのうちの1つで、最もクリアしやすい試験を突破しました。
大学在学中で、春休み中という余裕のあるタイミングに、合格するためだけに勉強する期間を設け、やっと合格できたのです。これからもっと難しい試験を、仕事しながら受けるなんて……合格したそばから、心配が止まりません。

とはいえ、1つ気がかりな問題から解放されたことが、本当に嬉しいです。
これを読んで受けたくなった方がもしいらっしゃったら、チェックしてみてくださいませ。

以上、「高校5年生、日商簿記3級に合格しました。」でした。
最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。
次の投稿でまた、お会いしましょう!