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人生初、お酒を1本飲み切りました

こんにちは。高校5年生です。

昨夜、人生で初めての経験をしました。それは、1人でお酒の缶を1本飲み切ることです。
今回はその感想を書いていきます。

20歳の誕生日以降、ビールを飲む機会は何度もありました。しかし、1人で1杯を飲むことはなく、親が飲んでいるビールをコップに半分くらい分けてもらう程度でした。
そのため、酔ったことを自覚したことがありませんでした。

少し前から3本、お酒の缶(350ml)を用意しておりました。ゼミの懇親会をノンアルで乗り切ったところ、大学の後輩に「自分がどれくらいお酒を飲めるか、知っておいた方が良いですよ。社会に出たらお酒飲まなきゃいけない場面もありますから」とアドバイスされたので、いつか自分1人で飲んでみようと考えていたのです。後輩に言われるの、恥ずかしいですね。先輩の面目丸潰れです。

翌日起きられなかったり、具合が悪くなったりしたら嫌だなと思い、いつ飲むか3ヶ月ほど様子を見ておりました。昨日決行した理由は、ちょうど良かったからです。お風呂に入り、その日中に終わらせなければならないこともなくなり、翌日も翌々日も出かける予定がなかったので、お酒を1本飲んでみるのにちょうど良かったのです。

最初は3本全て飲むつもりでしたが、1本飲んだら顔が赤くなるのが分かったので、そこでやめました。飲んだのは「シゲキックスチューハイ ソーダ味」です。駄菓子の味を再現したチューハイで、若い世代に人気だと聞いておりました。
パッケージには「スッパさ極刺激!」と書かれておりますが、飲み始めはあまり酸っぱく感じませんでした。飲んでいるとだんだん「あ~酸っぱ~」となってきます。5口目くらいからはものすごく酸っぱくなり、ソーダの駄菓子にアルコールを混ぜた味がしました。手軽に飲めそうなパッケージですが、裏の表示を見ると「ウオッカ」と書いていて、見た目によらず結構ガツンとくるお酒です。夕食を終えていたため何も食べずに飲みましたが、塩辛いおつまみと一緒に飲んだらお酒が進みそうだと思いました。

1本飲むのが初めてだったので、最初は自分が酔ったらどうなるか分からず怖かったです。酔って変なツイートとかしたらどうしようと恐れ、スマホの通知をサイレントにして手の届かないところに置いてから飲みました。ジュースやお茶ならすっと飲める350mlですが、酸っぱかったので飲み切るのに1時間かかりました。最後は甘くて飲めず、コップに注いでおいた水道水と交互に、流し込むように飲み切りました。

飲み切った後、自分がどうなるか観察するために1時間ほどじっとしておりました。結論から言うと寝てしまうことも意識がとぶこともなく、想像していたより酔ってはおりませんでした。そんな大した量ではなかったということでしょうか。
ただ、初めて「酔っている」という感覚を自覚することができました。具体的には、半分ちょっと飲んだ辺りから顔が赤みを帯びてきて(鏡を見ながら飲んだのではっきり分かりました)、顔が耳まで熱くなったのです。飲み終わった後はちょっとだけふわふわしました。
とは言え、「今の私、真っ直ぐ歩けるかな?」と、フローリングの線の上を歩いてみたところ、苦労せず真っ直ぐ歩けました。また、お酒の味の感想をメモするために文字を書いたり、スマホを操作したりしましたが、いつもと変わりませんでした。変なツイートもしませんでした。
飲み終えた缶とコップを台所で洗い、歯磨き代わりの口腔洗浄剤をくちゅくちゅしてから寝ました。お風呂から上がって3時間ほど経っているにも関わらず、体がものすごく熱かったので寝るときも暖かかったです。布団に横たわっても意外と眠たくならず、しばらく目を閉じたまま起きておりました。

初めて1本飲み切ってみての感想は、「酔うまでお酒を飲む大人の気持ちが少しだけ分かった」です。もしかしたらおいしいから飲みすぎてしまうのではなく、酔った状態が暖かくて気持ち良いから飲みすぎてしまうのではないかと思いました。今までは「何で酔ったら変なこと言ったり行動したりしてしまうって分かっているのに、飲みすぎちゃうんだろう」と不思議だったのですが、酔った状態がふわっとして気持ち良いと分かったので、それを味わいたくて飲みすぎてしまうのだと理解しました。
一夜明けた本日は、昨日飲んだ5%のアルコール分からステップアップして、6.5%のビールを1本飲もうと思っております。量は昨日飲んだのと同じ、350mlです。どのぐらい酔うのか、怖いような楽しみなような気持ちです。

以上、「人生初、お酒を1本飲み切りました」でした。
最後までお付き合いくださってありがとうございました。
次の投稿でまたお会いしましょう!