広告振り返り~2022年6月編~
クソ暑い季節になってまいりましたが、広告は今日も元気にたくさんのタイトルがリリースされています。新タイトルの数で言ったら相当の質量があるので、ご期待ください。
ちなみに広告最強ランキング上半期編をやろうと準備していましたが、普通に広告外の日常が激し過ぎて最強ランキングが出来ませんでした。形式自体はなんとなく決めているので、タイミングを見て完成させられたら良いなと思っています。
広告も絶え間なくリリースされているけども、Twitterに定着している広告も中々少ない印象。逆におねがい社長やらエバーテイルやらがおかしいって話もある。
・キングダムガード
6月広告の新人として、キングダムガードはやっぱり外せないでしょう。
日本系のキャラを出す際に忍者じゃなくて力士だの巫女だのを推すのもちょっと珍しい気がするんだけど、広告内容としてはトップウォーみたいな画面や、魔剣伝説みたいな実写要素等、これまで登場した広告へのリスペクト満点の内容になっているのも特徴的。
ツイッター広告よりもyoutube広告を主戦場としているタイプの広告です。
実写広告で放置ゲーム的な要素を告知している広告。ドラッグして合成がどうとか言っている様はトップウォーを意識しているような気がする。
ちょいちょいこの女性の言動がフランクになるのが面白いよね。いかにもテンプレな実写広告なんだけど、「見ろや」の一言だけで強く印象付けてくるんだから中々考えていると思います。
力士が寿司を補給しながらひたすら百裂張り手をする広告。インチキ日本のハイパー・安い・ゲームだ。
ここまでインチキ臭い日本を表現できるのは逆にすごいよ。ちょっと日本を知ってる外国人レベルでもこれを狙って作るのは難しそう。
・taongafarm
taongafarmというブラウザゲームの広告。これも広告は初見でした。
ファミリファームの冒険ばっかり見ているとこの状態から突然悲劇的なオチに繋がるんじゃないかとビクビクしながら見る羽目になるが、別にそんなことは無い。
無人島を開拓する広告。無人島を見ると突然ゾンビが泳いで襲ってくるAge of Zや、大嵐がやってきて悲劇的なオチになるファミリーファームの冒険、島同士で突然合体し始めるトップウォーなど色々な広告を思いだしてしまう。
そんな中で普通に無人島を開拓しているのは一周してインパクトがあるというか、広告を見過ぎて穿った予測をしてしまう自分には刺さる広告なんだよなあ。
でも半端に知識をつけてしまったので、こういう無人島では塩害がエグくて作物が出来ないんじゃないかとか、そもそもそんな簡単に島を広げられるのかとか、要らない推測ばかりしてしまう。素直に無人島を開拓する広告を楽しめなくなってしまったのが悲しい。
・Lumber Empire:Idle Tycoon
よく分からないが、とりあえずいい加減な工事をしたらアスファルトがちゃんとした路面にならず、事故ってしまう失敗系広告。
あまりにも雑過ぎる施工に涙が止まらないというか、こんな雑なやり口はどこもやらないでしょう。最後に雑に事故って終わるのが好き。
ただただ雪かきをして、車を強化し、木々を回収していく広告。
トップウォーを見過ぎたせいで敵対勢力が突然出て来てそいつを吸収合体するんじゃないか、と身構えてしまうが、そんなことはない。印象が濃い味の広告が多過ぎる!!
・燐光のレムリア
鬼頭明里推しが激し過ぎる新作広告。
とりあえずキャラ推しをするにしても、同じ声優のキャラで固めて広告するのは中々理に適っているように思われる。
ガチャ広告もあるが、最初の10連が☆3無料らしいので最初に☆3が出るという所を自然に告知しているのはまあまあエライ。
レムリアは全体的に優等生な広告が多いんだよな。
一応他にも広告はあったが、基本的には画像広告を主体としたエコな内容になっているのが特徴。
まあ画像広告の方が見やすくて良いとは思います。そんなに印象には残らないけども。
・新信長の野望
信長の野望の新作広告が登場。広告文で「シングルプレイはもはや時代遅れ、同盟と共に戦いに挑め!」って書いてるのは中々チャレンジャーだと思います。
映像の内容としてはいたって普通。同盟が何だの仲間がどうだのという要素を見ていると同じくコーエーが出していた三国志真戦の広告を思い出してしまう。おそらく真戦が成功したから信長の野望もスマホゲーにしちまえ、という魂胆だろうか。
イメージムービーなのは分かるけども、最後に出てくる地球儀みたいなのがぐるぐるしている前で剣を構えている信長はあまりにも現代的なカッコ良さ。
自分が日本史ニワカなので信長というと三段撃ちや本能寺のイメージしか無いんだけど、そんな安直なイメージは当然大袈裟には取り上げられない。せいぜい火縄銃から発射される銃弾くらいのもんです。
信長の野望が好きで日本史も好きな人は最後のカッコいいシーンの元ネタが分かるのかなあ。自分は何も分からない。信長の理解すら薄い日本人で、すみません。
さすがに信長の野望と言う有名タイトルを広告にしているせいか、6月時点では真面目な広告が目立ちます。
ただ、ちゃんとゲーム内容を紹介する実況風広告も出しているのでご安心ください。
甲賀衆というシステムを紹介する広告。いわゆる放置で報酬を貰えるタイプのシステムっぽいですね。
最近はどこでも放置という感じだけども、実際放置システムって定期的にログインする動機付けにもなるし、ログインしていない時間すらもゲームに肯定されるってのはすごい発明。だからそりゃあどこでもパクるよね、という印象です。
どこの陣地から始めても甲賀衆という名称になるのは気になる人もいそう。というか自分は気になったんだけども、歴史ファンのご意見を聞きたい。
ニンジャ、それは影に生きる者たち。
そういうナレーションの後ろで映像では青空の草原を走っているのはどうなんだ。
暗いシーンだとそれはそれで映えないという認識から草原を走らせているのかもしれないけど、どうせなら暗い城の中を走るようなシーンでも良かったのでは……
これは漫画風広告なんだけども、どこか安い感じがしてしまうのは何なんでしょうね。フォントとか、本の質感の問題か?
あと広告本文で「シン・信長の野望」とわざわざ書いているのはシンウルトラマンでも参考にしたのだろうか。
同盟機能、砦建設機能の広告。
なんだか信長の野望は効率的に進める方法を積極的に広告にしている印象があるね。
ゲーム側から推奨する遊び方をどんどん広告していく、という手法自体は案外やってそうでやってなかった印象。せいぜい「放置で楽々プレイ!」「同盟同士の大バトル!」くらいで終わっていた話をここまで膨らませているのは興味深い。
戦力差を埋めよう、という広告でちゃんと内政をやろうと言っているのも真面目な広告だ。変な広告だとここで内政をしくじって「なんてこのゲームは難しいんだ!」に繋げがちだよね。
別にゲームが難しければ面白いって訳でも無いし、広告をするならこういう成功例を見せる内容でも充分なんだよな。失敗と試行の繰り返しなんてどのゲームでもやるんだから、わざわざ広告で使う必要が無いと読んでこの広告にしたのだろうか。
ゲーム内容を伝える広告として本当にマジメ。
新信長の野望の初心者向けレクチャー動画らしきもの。
要は最初は資源を集めて兵を揃えて野党を倒してね、という話。本当にこんなフローでチュートリアルが進むかは知りません。
信長を主人公に据えた広告。信長の野望だからね。
長篠の戦いをちゃんと取り上げている広告って意外とこれくらいなんだよな。有名エピソード過ぎて逆に使いづらかったのかもしれない。
豊臣秀吉を主題に据えた広告。さすがにこれくらいの知識だったら自分も知っている程度なので安心しました。
しかし信長の野望で秀吉の話をするってのも思い切ったなあ。自然と信長の広告ばっかりになるので、多少は秀吉の話がまじっているくらいが飽きなくて良いんだと思いますけど。
兵種がどうこうって話題は三国志真戦でも見たな?
ニンジャが鉄砲に強い理屈はよく分かりません。隠れて接近できるからだろうか。
そもそも当時の鉄砲のスペックとか弓矢もまだあったんじゃないかとか色々思う所はあるが、こういう相性はあった方がいいんでしょうね。ゲーム的に。
相当シンプルな形に信長の野望をまとめたような広告。
さすがにここまでシンプルではないだろうけども、30秒で戦争をまとめたい場合はこういう表現にせざるを得なかったような感じはある。
真面目な広告ばかりでなく、突然女性を助け始めてしまうのはコーエーなりに最近の広告のノリに乗っかりたかったのだろうか。
見たところ広告担当や運営が中華系のBBGameという会社で、信長の野望という名前だけコーエーが貸しているような感じだもんね。そりゃあこういう広告も出すよ。
真面目な広告に関してはコーエーが監修してそうだけど、こっちの広告はBBgameが作ってそう。
・競馬伝説PRIDE
未だに人気のあるウマブームに乗っかりたいのか、とうとう本家本元の馬のゲームも正式サービスを開始した。例のウマが出て来てから競馬の広告も露骨に増えたし、全体的に競馬というコンテンツが注目を集めつつある印象。
ソダシやクロノジェネシスのような最近の馬もガンガン登場しているのは競馬ファンには嬉しいポイントかもしれない。
・少女ウォーズ
少女ウォーズはほとんど4月と同じスタイルで広告を続けているんだけども、よく見ると少女ウォーズの声がスムーズに出ていたり、女優の化粧が濃くなっていたりでちゃんと新録した事が分かると思います。
やっている事としては4月と一緒なんだけども、多分少女ウォーズ側が先月に「超次元彼女と似たような広告を超特急でお願いしますよ~」と依頼した結果ほぼ超次元彼女の使い回しをリリースされて、それから翌月に正規版の広告をお願いしたような形だろうか。
「これは嘘をつかない~大人気ゲーム」辺りが露骨な突っ込みどころです。
4月の広告の背景映像が違うだけのバージョンもリリースしているので、この辺と見比べてみると少女ウォーズオリジナル版を作ったのがよく分かるのではないでしょうか。
つーか4月は一応本編映像らしき物を流しているのに、6月では偽ゲームの映像がメインになっている辺りに悪さが際立ちます。
・水都百景録
水都百景録は前回のひらがな偉人広告で誰が誰だかよく分からない、という意見を反映してか、早速漢字だけの広告を出してきた。注文の多い広告noteで申し訳ないけども、漢字だけになったら漢字だけになったで分かりづらい面もあるんだよなあ。出来れば漢字プラスふりがなの方が日本人には優しいと思います。
とはいえ漢字であれば頑張って調べて分かる分個人的にはまだマシな範囲。前回分からなかった「きゅうしゅ」は「仇珠」という詩人で、「文俶」は「ぶんおう(日本だと文鴦表記が多い)」という人物だと分かりました。とりあえず広告好きには分からない内容を調べさせるくらいのモチベーションを惹起出来る広告なので、あともう一歩だ!
それにしても仇珠って人は検索するとBaidoの方の百科事典が出てくるので、日本人の知名度で行くと相当低いんじゃないの。自分は知らなかったし、文俶に関しても中国語圏の漢字表記だとさっぱり分からなかった。まだ勉強不足なんだよなあ。
しかしこの広告だと漢字に加えてちゃんとフリガナもついてきているし、普通に映像の出来も良いしで死ぬほど真っ当な広告になっている。こういうので良いんだよな。
水都百景録はちゃんと独自の方向性の広告の手綱を握れている感じが良いですね。テーマに振り回されずしっかり独自の世界観を伝える努力をしているし、突然十連ガチャをしたり頭の上にレベルを乗せたりもしない。
安直なテンプレ広告に乗っからない姿勢は高評価。
水都百景録は6月から妙に分かりやすい広告が増えたように思う。分かりやすいテロップ入り広告や、ゲームの目的の明確な提示など、先月の広告よりも明らかに伝わりやすくなっている印象がある。
元々雰囲気自体は悪くなかったので、今月の広告で分かりやすさを追加されたことでより良い広告になったような気がします。普通に好きな広告。
日本語を当てている紹介広告。
ちゃんと水都百景録のゲーム内容を紹介している広告としてはかなりまともなんじゃないかなあ。
ゲームを紹介する広告はマジでこれで良いんだよな。
必要なゲーム内容の紹介を過不足なく行う事の難しさはあるだろうけども、広告はこういうので良いと思いますよ。
しかし全く話題になっていないところを見ると、やっぱり広告の難しさを感じる。ただ伝えるだけじゃしょうがない、話題にならないと意味が無いと表現を尖らせた結果が著作権違反か、芸能人を起用した毒にも薬にもならない小話だと思うと世の中ままならない。
珍しくおねがい社長風の広告をリリースしているのはこれ。
賞味期限切れの食材を使ってしまった、くらいの表現に抑えているけども、吐いている辺りを見ると腐った食材でも使っていたのだろうか。
でもオチが「金を貯めてもう一度挑戦だ」という辺りに根っこの真面目さを感じるよね。破滅したまま終わらないのは健気さすら感じる。
大法恩寺瑠璃塔を建立する広告。中国江蘇省南京市に実在するお寺で、有名な建造物らしいです。自分は知りませんでした……
中国ベースの箱庭ゲームの中でも、水都百景録はかなりマニアックな所まで扱っているような気がする。
同じく瑠璃塔を修復する広告。
「やっと完成した」というほど時間がかかっているようには見えないというか、早送り演出を使っているにしてもあまり苦労を感じないのは何だろう。
別に苦労を感じさせれば良いというもんでもないだろうけども、あんまり「やっと」感は無いんだよなあ。
生産、召喚、建設の3ステップを紹介する広告。
全体的に分かりやすい割に拡散されている感は無いんだけど、別にこの広告は拡散する様なもんでもないよなあと思いました。
どうもTwitter広告は拡散されているかされていないかというのが気になってしまうけども、別に拡散されていなくても広告として成立していればそれはそれで良いんだよなあ。
街づくりのコツを紹介する広告。
食糧問題、街のクリエイト、住民の召喚、労働力の確保……いずれも上の広告で紹介した内容だけども、それをさらに深掘りしたような内容。
マフィアシティみたいに二段構えの広告にしたらどうだろう、と思ったけども、マフィアシティの場合主張の少ない広告だから二段構えの広告にしてもすらっと見られるのかもしれないよね。こういうガッツリした内容の場合、詰め込み過ぎないように1つの映像で充分な可能性がある。
ゲーム内を紹介する広告だけども、ドロボウを捕まえるって要素は初登場じゃないですか。
土行孫って誰だよと思うけども、これは封神演義の登場人物らしいです。
ちょっとした新規広告だけども、ウォーリーを探せ風のカルーセル広告って意外とどこも手をつけていなかった領域じゃないですか。
水都百景録というゲーム自体理想の箱庭を作れるシミュレーションゲームだし、ゲーム内容と噛み合ったうえで話題も作れそうな広告として中々優れた発想だと思います。
ただ気になる点としては、何をアピールしたいのか分からないような広告も多数ある点は結構気になる。
取り上げていないだけで何を言わんとしているのか分からない広告自体は結構あるので、興味のある方は探してみても良いでしょう。意図の分からない広告さえ少なくなればもう少し評価があがるような気がします。
・最強でんでん
天使でんでんになるかと思ったらゾンビでんでんで、このゾンビでんでんが結構強かったという広告。
まあ要は色々な進化があるという広告なんだろうけども、やっぱり最強でんでんってスーパーウィザードみたいなアウトローと比べるとかなり健全寄りというか、普通の広告だと思います。
実際のゲーム画面とは違うであろう点は突っこみどころなんだろうけども、最近のゲーム広告で実際のゲーム画面を使う様なパターンの方が少ない気がするしなあ。これくらいの偽ゲームだとあまり突っ込まなくなってしまった。
北朝鮮のアナウンサーネタを広告でやるのは中々攻めたね。まあアニメ自体は結構ちゃんとしているような気がする。
でんでん本人は3DCGで作られているのはいつ見ても笑えて来るんだよなあ。
最強でんでんのアニメ自体は公式youtubeにあるので、暇なら見ても良いと思います。
ちゃんとキャラが動くアニメなので、広告の見た目に反して見ごたえはあります。よく分からないところで凝っているんだよなあ。
ちなみにこのアニメに登場する春姫の声は鬼頭明里です。ね……禰豆子!
蚊と戦うでんでんのミニアニメ。
蚊が遠方から針を飛ばしているのもコミカルなんだけども、蚊取り線香を捕まえちゃって自滅するオチも蚊が主人公じゃないと出来ないオチでかなり好きなんだよな。
もうゲームじゃなくてミニアニメ路線でやっていかないか?
ふわっとコンテンツらしき物を紹介しつつ最終的に「神聖天使でんでんむし」という最強っぽいでんでんになる。
実際こういうのが出来るかは分からないし、そもそもこの広告を見てでんでんを育成したくなるかも分からない。最強でんでんは初動の広告の大規模さと数こそ圧倒的だったけども、内容としてはそんなに変わった広告を打っていないような気がする。
でんでん自体はこういうゲームじゃないでしょ。
偽ゲーム広告だとしても何だかパンチが足りないように思うのは何だろうな。別にパンチがあれば良いってもんでも無いんだけど。
魅力的な偽ゲーム広告には必ずある、「このゲームを実際にやりたい」と思わせるようなパワーが足りない気がするんだよなあ。別に魅力的でもクソでもやらない方が良いんだけど。
この広告は最強でんでんなのにでんでん要素が最後と観客にしか存在しない。
やはり世の中美少女推しが最高なのだろうか。絵柄に癖はあるけども、それ以降の絵は普通に上手いがするしなあ。
色々な進化があるのを伝えるでんでんの広告としてはこれが面白いんだけども、「イケメンタイプ」と呼ばれるのがゾンビ形態、「陽キャタイプ」がメカ形態なのはよく分からない。
最初の目玉がたくさんあるのが「可愛いタイプ」なのはキモカワ路線なのかなと納得できるけども、ゾンビがイケメンだと言うのは中々無いよ。
でんでんが様々な忍術を使う広告なのだが、水遁と火遁以外は自滅なんだよなあ。
というかでんでんが忍術を使おうとする広告というのもこれくらいである。突然ニンジャ要素を入れ始めたのは何故??
突然ブルゾンちえみをパクるじゃん。
なんで一発屋芸人を集めて芸をやらせていたのにブルゾンちえみだけこうしたパロディになっているかと言えば、ブルゾンちえみは現在藤原史織として活動していて、With Bのコージはアメフト選手になっちゃったからでしょうね。
本当はブルゾンちえみを呼んで「だって、最強でんでんは広告にいくらかけたと思ってるの!」から「35億」ってやりたかったのかなあ。やってほしかったです。
鉱山に入ってアイテムを入手し、でんでんが進化する広告。鉱山っていうよりはただの穴なんだよなあ。
地味にタトリスというパロ要素を含めて、ちょっとパロディが多いゲームだよ、というのを告知したかったのかもしれない。それ以外の広告で散々パロをやってるからこれくらいではもう驚かないけど。
・暁の天刃録
もはや月一レベルで登場しているスマホMMORPGの新作広告。
カッコいい映像作りに関してはしっかりしているんだけども、肝心の内容に関してはよく分かりません。
スマホMMORPGも毎月毎月広告が出てき過ぎで、ただカッコいい映像だけでは印象に残りづらいんだよなあ。そうなると有名人の起用や、著作権違反などあらゆる手を使って知名度を上げる必要が出てくるんでしょう。邪道抜きで知名度を上げるのは難しい。
とはいえ暁の天刃録はちゃんとカッコいいイメージ映像を作っているから良いよね。どこかズレた偽ゲーム広告も食傷気味だったので、こういうちゃんとしたゲームのイメージ映像をメインに攻めて来るのは一周して新鮮でした。
映像がカッコいいのはもちろんなんだけども、文字を出すセンスがすき。テキストでアクション要素のメリハリをより際立たせており、適当に文字を出しているだけではないのが良い。
カッコよさだけで言うとマジでトップクラスに感じる。
この広告もかなり真面目なゲーム内容を告知した広告だもんね。MMORPGの広告と言うとやれ無料ウン百連ガチャだの、実況風広告だの、アバター作成だのという広告が多い中でそれっぽいストーリーやアクション面を告知しているのは中々珍しい気がする。
まあこのアクションが本当に出来るかは知りませんけどね。
でもこれは偽ゲームっぽい気がするんだよなあ。
ゲームをプレイするためのインターフェースが入っていないので高確率でウソだと分かるんだけども、でもインターフェースが入っている広告は広告でどこか嘘っぽさを感じてしまう。
偽ゲームであると判断できちゃうポイントってどこなんだろうな。ゲーム画面なのに必要以上にカメラが動きすぎているとか、ゲームのプレイ映像の割にサクサク動きすぎているとか、そういう点じゃないかなあ。
あえてFPSを落とすとか、カメラワークが動きすぎないようにするとか、色々工夫しだいで偽ゲーム広告のクオリティは上がるように思うんだよなあ。別に嘘のレベルをあげなくていいけど。
女性キャラが自由自在に衣装を変えていくスタイリッシュな広告。イメージ映像としてはオシャレで良いと思います。
テンポの良さ、映像の良さ共に中々完成度が高い気がするんだけどどうだろうか。カメラワークがオシャレの大きな一因に見えるんだよなあ。
こうしてカッコいい映像広告を色々見ていると、別にカッコいい広告だっていくらでもゲーム内容を誤魔化せてしまうよなあとは思ってしまうよね。
偽ゲーム広告ほど露骨にゲーム内容に対してウソをついている感じはしないけども、これに期待してダウンロードしたら放置系MMOでした、とかだとかなりしんどいよね。
そう思ってYoutubeで調べてみたら、案の定放置戦闘タイプのMMORPGじゃないの。暁の天刃録をリリースしたEyougameが2年前にリリースしていて、今年3月にサ終したルミナスフォレストと内容が一緒なんだよなあ……
まあゲーム内容はともかくとして、広告の映像のカッコよさに関しては一級品だと思います。
とはいえ極夜大陸のカッコいいテーマソングで勇名を馳せたEyougame、テーマソングに関しては今回も気合いが入っています。
相も変わらずテーマソングのカッコよさに関しては本物なので、別に広告は興味ないぜって人もこのテーマだけはちゃんと聴いて帰った方が良いですよ。
前回はヒロイックなアニソンという印象だったが、今回はさながら大河ドラマのような壮大で儚い曲調が沁みる。ゲーム内容、またゲーム広告に沿った音楽を用意するという面では下手なメーカーよりも上手いんじゃないですか。問題のある広告も割と出していた前科はあるけども、音楽チョイスに関しては本物です。
特にテーマソングパワーを感じる広告としてはこれが挙げられるんじゃないでしょうか。
安直なオタクだからサビの一番盛り上がるシーンでド派手なバトルをしているだけで好きになっちゃうし、後半のずっと……で桜の木に集結しているシーンを見るだけで壮大なストーリーを想像しちゃうもんね。あまりにもカッコよすぎる。
ちょいちょいルビとセリフが異なるシーンがあるのがちょっともったいないけども、そんな細かい所を突っ込んでいる方がヤボと思わせるくらいのテーマソングパワーがある。暁の夢は最高。
ちなみに偽ゲーム広告もあるけど、ガチャではなく他のプレイヤーの報酬を横取りして強くなる主人公の広告なのでやっぱりちゃんとゲームをしている様を告知したいようである。
横取りしておきながら「他サーバーのプレイヤーと共にボスを討伐しよう!」と協力ヅラしているのが面白いが、タイトルの後のBパートで「この横取り野郎!」と因果応報の結末になっているのも気が利いていて良いですね。
ちゃんとオチを作っている茶番広告は最高。
プレイ風動画を四分の一、イメージ映像を四分の三くらいの比率で広告を作られるとちょっと信じそうになってしまう塩梅な気がする。
映像自体はちょいちょいここまでの使い回しがあるんだけども、この広告では比較的嘘くささが薄まっている辺りに編集の妙を感じます。
トレーニングモードみたいな広告もある。これはテキスト的になんだか嘘くさい。
というのも、技の説明文にある数値が全部具体的なのが変だよね。例えば「疾風怒濤 毎回300のダメージを与える」って、その攻撃は本当に300の固定値しか与えられないのかと。
もし300の固定値なら体力インフレしたら相当無能な技だし、インフレしなかったら防御補正無視の300ダメなんだからぶっ壊れでしょう。具体的な数値を書くよりは、「攻撃力×200倍のダメージを与える」みたいな記述の方がリアリティが増すんじゃないのかなあ。
これなんかはあまりにも露骨な偽ゲーム広告。斜め上方から見下ろす形式で繰り広げられる広告はもう大体ウソだし、画面右下のヒットカウントの増え方も投げやりに見える。
マジでこういうどこにでもありそうな偽ゲーム広告を出すくらいならテーマソングの暁の夢を活かして欲しかったなあと思っちゃう。別にこの偽広告は暁の天刃録じゃなくても出来たでしょ。
何なら必殺技みたいなスキルを使って暗転した瞬間に暁の夢が流れ出して、決め台詞を喋るって感じでも大分違ったって。何故偽ゲーム広告をしてしまうのか。
さんざん本格的なMMOっぽさをカッコいいPVで出していたのに、ここで放置要素を告知する偽ゲーム広告を出したらいつもの放置MMOだとバレちゃうんじゃないか。
実況の声もいつもの雰囲気だけども、最初の「暇だな」からゲームが進むごとにどんどんテンションが上がっていく感じは中々達者だと思います。
・ノアズハート
MMO広告にはこんなのもある。
まだ事前登録の段階らしいけど、MMORPGというだけで疑いの目で見てしまうよ。こんなビジュアルでも蓋を開けてみたら放置MMOかもしれないという恐れがあります。
放置MMOじゃなかったらなかったで、原神レベルじゃないとまともに生き残らないもんなあ。
ちなみにノアズハートも妙に壮大なテーマソングがある。
これもこれで大河ドラマのオープニングみたいな曲調だなあ。
・Tower of Fantasy(幻塔)
6月は本当にMMO広告が多いね。
バイクに乗るってのもいわゆる「乗騎」要素だし、料理ってのも4月にやってたAZUREAってゲームでも言ってたよな。
さすがにこんな連続で新作MMOの広告ばっかり見てると俺も食傷気味になってくる。ポケモンルビサファのコンテストで同じ技を連続で見せられて評価が落ちる審査員の気分です。
新作MMORPGはどこもPVが凝っているので、このPVだけでCGアニメ映画でも作った方が良いんじゃないかと思ってしまう。
ゲームによってはちゃんとMMOしているんだけども、これが放置MMOだったりするとちょっとがっかりしてしまうよね、というのは正直に白状したい。
別にいかにも面白そうなPVを作るのは良いと思うんだけども、あんまりにも本編と乖離したPVを見せられるとやっぱりガッカリが勝ってしまうよ。
・EVONY
これまでずっとパズル広告ばかりを愚直にやっていたEVONYが、とうとうコラボ広告を打って来た。それだけでも驚きなのに、コラボ相手はこれまたまさかのトリンドル玲奈。
何故トリンドル玲奈を選んだのかはよく分からないけども、変な芸能人ではなくちゃんとしたコラボ相手を選んでいる感じに気合いの入り方の違いを感じます。
もちろんトリンドル玲奈にも「面白いパズル」を告知させており、本気でピン抜きパズルを推したい心意気を感じる。そこまでしてピン抜きパズルを告知したいのはEVONYくらいのもんでしょう。
かぐや姫衣装バージョンもある。この広告はかぐや姫の方を告知したい内容のようです。
こうしてアップで見ると結構しっかりした衣装だ。そりゃ5周年なんだから凝って欲しいポイントなんだけど。
トリンドル玲奈がかぐや姫のコスプレをしてピン抜きに失敗する様を撮影したのは世界でもEVONYくらいのもんでしょう。考えても実際にはやらないタイプの広告を実現するのはさすがの一言。
ちなみにこの広告内の問題は、多分水を解放する前にミノタウルスの眼前にあるピンを抜けば溶岩にミノタウルスを落とせるんじゃないですか。芸能人にも容赦なく不正解させるEVONYってすげえよ……
EVONYの実写広告なんだけど、フォントの安定していない感じが気になる。
いかにも正解出来そうな問題を失敗している辺りもいつものEVONYなんだけども、そもそもEVONYの第5ステージって本当に第5ステージがこんな内容なのだろうか。
あと、この広告を閲覧できるyoutubeチャンネル「youtube_TopGames」はEVONYの広告だけを詰め込んだEVONY専門広告チャンネルです。EVONYの広告だけをたくさん見たい人は是非。何故か同じ広告を複数アップしているんだけど、これはEVONYなりの削除対策だったりするのだろうか。
EVONYも「もう、まただまされた。広告は面白そうなのにダウンロードしたら全然違うゲームってありますよね」構文に乗っかって来た。
とはいえこの後は「むかつくでしょう」に繋げて独自性を出してみたり、全編英語にしたりしてちょっとだけ個性を出そうとはしているのが特徴。
ボブサップみたいなおじさんがEVONYを広告しているパターンもある。正直上記の英語広告と形式が一緒だし、何なら日本語版とも広告している内容の大筋は一緒です。
それでも周りが日本語の広告ばっかりだと英語メインの広告は目立つよなあと思います。目立つ以上の結果が出るのかはよく分かりません。
また騙されたパターンの広告にはこんなのもある。偽物のゲームに騙されないで! って、この企業自体が結構偽物のゲーム広告をリリースしている印象があるんだよなあ。具体例は後述します。
ちなみにEVONYの牛の魔物はミノタウルスだと思っていたんだけども、公式では牛魔王と言っているのでこの牛の怪物は牛魔王と呼ぶのが正式みたいです。覚えておきましょう。
EVONYもいくつ実写広告を出したら気が済むのか。「私の宝物を破壊された!」って、明らかにこの人の過失でしょう。
失敗系広告は名も無き誰かが大真面目にプレイした結果である、という事は一年前くらいから言われている話なんだけども、こんな人たちだらけではそりゃあ第5ステージで99%の人が失敗してしまうでしょうよ。
というか本当にこのパズルをやりたい層って、そろそろ別のピン抜きパズルアプリをダウンロードしているんじゃないだろうか。二年前くらいから既にピン抜きパズルゲームもどきの広告は出ているもんね。
・ソネットオブウィザード
懸賞を行う、金儲けが出来るという広告自体はエバーテイルなどが強いテーマだけども、ソネットオブウィザードも今月からそこに乗っかるような形で広告をスタート。
特徴的な所としては「ビットコインが稼げる」という点だが、総額100万円という金額自体は総額1億円懸賞を行ったエバーテイルと比べると低い。別に金を配った方が偉いという訳では無いし、キャンペーンの規模感も違うのだから一概に比較出来るものでは無いとは思うが。
今年のソネットオブウィザードは脱・ウマ娘煽り広告でやっていくのだろうか。乞うご期待。
・ベストイレブン
相変わらずイニエスタの姿が眩しいベストイレブン、フォワードが足りないから10連ガチャを引いて戦力を補強する広告をリリースだ。
「埼玉ヴェルディ」や「FC千葉タイガー」など既存チームをパロディしたようなチーム名は割とファンの嬉しいポイントかつ、実在のチーム名を使わないようにする配慮なんじゃないですか。
内容としては普通のガチャ広告なんだけども、ガチャで逆転する広告を実在の人物を出しながらやっている感じはちょっとシュールで面白い。別にそういうゲームなんだからシュールもへったくれも無いのだが……
大久保嘉人の登場するコラボ広告も完備。イニエスタと言い大久保嘉人と言い、有名人を起用するスキルに関しては他の広告の追随を許しません。
それにしてもベストイレブンというタイトル、検索する上で結構困りますね。「ベストイレブン 日本代表 コラボ」とかって検索しても出てこないし、普通に日本代表で最強チームを組むなら誰? みたいな話題ばかりが出てくる。
結局画面下に「YOSHITO OKUBO HIGHLIGHT」という文字が流れているのを見つけて、この人の名前が分かりました。サッカーに関しては特にニワカなので、顔を見たことがあっても名前までぱっと出てこないんです……
結局色々調べた後に、普通に大久保嘉人が出演している広告を見つけてしまった。
ちゃんとゲームを遊んでいる感じもあるし、ゲームを紹介している様子も楽しげだしで普通のコラボ広告だなあと思います。
・オリエント・アルカディア
広告で見かける変なゲームを実際にプレイして評価するYoutuberでも大手の存在、クソゲーパトロール猫が満を持しての広告コラボ入り。広告紹介者が広告になってしまった。
自分以外の広告紹介者の動画はあんまり見ないんだけども、Youtuberだと広告を見たうえでゲーム自体もプレイしてレビューするような形式が一般的のようです。
多分広告を見た人が一番気になるのはその広告したゲームが本当に事実なのか、広告をしょっちゅうやっているゲームは実際どうなのかという知識欲を満たしたい人が多いでしょうから、理にかなった動画形式だと思います。
昨年は彼もエバーテイル考察をしているので、そちらの動画も是非。
それにしても広告閲覧者に対して広告案件を投げるってのは、広告を打つ側が牙を抜きに来ているのではないかと邪推してしまうよね。
このパトロール猫自体は編集も丁寧だし、広告も見やすいし、自分とは違った側面で広告を切り取りまくってるからそりゃあ案件も来るよねって感じです。自分はツイッターメインだから結構見逃したりする広告もあるし、逆にパトロール猫側が見逃しているクレイジー酋長みたいな広告を取り上げたりしているんだけども。
その後もこの猫はちゃんと広告を閲覧しているし、普通にゲームもしているから決して広告閲覧者としての牙は抜かれていないようです。よかったよかった。
ちなみに広告収集系youtuberの中ではくんねっぷ(kiyasume 106)もよく広告を集めててすごいなあと思います。
この世に広告を探し求める人間はたくさんいるので、新たな広告を見たい広告閲覧者は是非他の広告閲覧者のyoutubeチャンネルなどもチェックしてみてくれ!!
広告集めが趣味の人は色々いるけども、実はそれぞれタイプが結構違うので一人だけ見ておしまいはもったいないですぞ。自分は広告への直リンクを探すのが好きなんだけども、他の人はちゃんと広告を保存するので問題児をしっかりと動画に残しているのが本当に偉いと思います。
女性英雄しか使えないステージで、低レアリティのキャラを最高レアリティまで育成してステージをクリアする広告。
ゲームの紹介広告としてはかなり真面目な内容に見える。クエスト報酬でガチャ券がもらえるのもリアルというか、変に隠し10連ガチャとかよく分からない表現をしない辺りが正直だなあと感心します。
カッコいい張遼を紹介する広告。
こういうので良いんだよなあ。何でもかんでも美少女で引こうとせず、ちゃんとイケメンを描写しているのが偉いよ。
相変わらずえなことのコラボ広告もリリース中。
放置ゲームを告知する広告でコラボ先のインフルエンサーをわざわざ踊らせておくのはちょっと絵面が面白い。忙しいなら仕事に行っているシーンでも良かっただろうに、そこで踊らせるのは見た目が面白くて良いですよ。
テロップも「張り切っている」とわざわざ出てくるのが結構好みなんだよな。
・毎日こつこつ俺タワー
何を広告したいのかは分からないが、とりあえず印象に残る絵面の画像を出しておけば広告になる、という一つの広告例。
ちなみにこのキャラは二パ子というキャラで、もうコンテンツ展開自体は終わっているコラボキャラのようです。さすがに許可は得ているんだろうけども、こういう前に展開が終わっているキャラを改めて広告に出すというのは中々粋な気がします。
ただこのキャラ、今入手出来るのかなあ。コラボしたのも随分前みたいだし、これ目当てに始めて手に入らなかったとかあるとちょっとイチャモンがつきそうだが……
・ギズモード・ジャパン
ゲーミングノートPCの広告なんだけど。このご時世で「その秘密はYoutube本編で!」ってそんな昔のテレビCMみたいな広告が出てくるとは思わなかった。
そりゃ本編自体は11分もあるので、紹介映像を全てTwitter広告に載せる訳にはいかなかったのかもしれない。しかしネット広告でも続きはYoutubeで! が通用するんだなあ。
まあYoutubeに導線を引くこと自体は悪いとは言わないけども、可能ならツイート1つで完結してほしかったなあ、という印象はある。別にTwitter広告でツイート1本だけで広告にまとめよ、という法律は無いけども、どうせリンクを張るならそのリンク先が紹介したパソコンを買えるAmazonであったなら熱が冷める前に商品を買わせられた可能性がある訳じゃない。
ツイッター広告のルールとして通販サイトにリンクを飛ばしちゃダメ、みたいなものがあるなら仕方が無いけど、せっかくネット広告なら興味を持った瞬間にその商品を買える導線作りをした方が賢いように思います。そう考えるとゲームアプリなんか気になった瞬間にインストール出来るんだから良い仕組みだ。
・ピノ
高橋名人が16連射でスイカを叩き割る映像も随分懐かしい内容になったし、こうしてピノでパロディされるような古典になってきたんだなあと思います。最後のピノのジングルは露骨にセガをパロっているし、楽しい広告ですね。
高橋名人はよくメディアに出てくる印象があるけども、たまには毛利名人とかも出てこないものなのだろうか。もう一度力の高橋名人、技の毛利名人ってノリを見てみたいよ。
・Simply piano
幼児が楽しそうにピアノを弾くだけの広告なんだけども、ぶっちゃけこういう広告が一番刺さりそうな感じはあるよね。特に音楽をやらせたい親御さんなんかはこの広告を見たらアプリをダウンロードしたくなっちゃうんじゃないですか。
世の中は広告を見るのが趣味のオタクの為には出来ていないので、こういう家族愛、一家団欒の様子を見せるような広告はいつの時代も強いなあと思います。
ただテレビの広告でありがちな、いかにも家族愛ホームドラマという映像よりもこういう素朴なホームビデオの方が共感しやすくていいなと思います。ホームビデオ風映像の場合はちょっとした加工すらやり過ぎに見えてしまうので、こうして最低限の字幕だけに抑えたのは中々の名采配だ。
・GRAVITY
よく言えば試行錯誤を続けている、悪く言えば見る度に広告の雰囲気が変わっているGRAVITYは普通の一人芝居広告をリリースした。
共通の趣味を喋れるのってこんなに楽しいのか! って、別にそれはツイッターでもフェイスブックでも出来る話なんじゃないかなあ。
「GRAVITYらしさ」をこれまでの広告から考えると「心が温まる」「優しいコミュニティ」など主観的な内容があまりにも多い。それらを省いた広告をリリースするともっとぼんやりした感じの話だし、結局主観的だしでこれまで以上に何を告知したいのか焦点がブレた感じの内容になってしまった広告に見える。
とはいえ、SNSというのも趣味が合う人とコミュニケーションが取れるのが売りである。そう考えると、結局SNSの価値というのは趣味が合う人間がひっかかる確率が上がる「登録者数」くらいしかアピールしやすい所は無いんじゃないか。
そうなると120万DL突破くらいしか具体的な話が出てこないんだけども、より規模の大きなSNSは余裕で120万DL以上されているだろう。そう考えると、新規にSNSを出して広告を出すというのは想像以上にイバラの道なのかもしれない。
チャットボットのような物を告知する広告。
実際SNSでのトラブルを避けたい現代人が増えてくると、精度の高い会話が出来るチャットボットというのは需要が増してくるかもしれません。
ただそれにはまだ早いような気もするが……
・Fall Guys
Fall guysは基本無料と言うタイミングで新しい広告をリリースしている。注目されているタイミングでしっかりと広告を打つ、広告の基本に沿った良い広告です。
映像はコミカルで、フォールガイズらしい明るく楽しい内容。ちゃんとした楽しい広告で良いね。
Fall guysは終始楽しげな広告で良いんだけど、世界観に関してはよく分からないんだよなあ。
別に世界観なんかなんでも良いんだけども、このよく分からない着ぐるみ的な怪生物が何者かは未だに分からないのは気になるじゃない。
一時期公式から出たFall Guysの骨格図とかは面白かったけども、アレも結局真実か分からないもんね。
・池田模範堂「股間戦士エムズーン」
股間戦士エムズーン、まさかの宇宙編スタート。
昨年、一昨年から広告を見ている人からするとおなじみの広告なんだけども、もう相変わらず股間のネタしかやらないし、細かいネタも多いしで意味が分からない。
宇宙股間バトルだの、お土産しか要求しないマタリーだの、もう終始バカバカしいノリを全力でやる方針は全く変わっていないので概ね期待通りの内容。
エムズーンの何がすごいって、毎回新キャラを登場させるし、毎回毎回ネタが盛りだくさんな所。
その上ちゃんと商品の告知にもなっており、実は昨年の話からちょっと繋がっているので昨年から見ているファンも嬉しい。こういう細かい所をしっかりしているのが広告フリークにはありがたいですね。
昨年の広告を安易に削除しない姿勢にも感動。
ちなみに最終回もちゃんとアップ済みなので、3話までちゃんと見てください。
これはもう自分が色々と語るのもヤボってもんでしょう。ちなみに池田模範堂は怪盗ヌルパンという別のアニメシリーズもリリースしているんだけど、これは7月にリリースされた広告なので7月の振り返りにでもゆっくりと見直しましょうか。
ヌルパンは別の商品の広告なので、デリケアエムズの広告を紹介するここで紹介するのも違うし。
・サントリー
お堅く見えるニュース番組で現代人の流行語を取り入れる所に面白さを見出している広告。実際こういう動画をどこかで見受けたなあと思っていたが、ちゃんと元ネタがありますね。
元ネタの取り方自体はありがちと言えばありがちな広告なんだけども、問題はこの広告が90秒の広告で、Tverで映像を見ている時にこの広告が流れると飛ばせない90秒の広告が挟まってしまうという点。
Tverは仕様上広告が飛ばせず、毎回飛ばせない30秒~60秒程度の広告を見る羽目になるのは元々覚悟していたんだけども、まさか飛ばせない90秒が挟まるとは思わなかった。「Youtubeで15秒も広告が飛ばせないのはクソだわ~」という事を言っているユーザーは多いが、そんな人々が6倍の時間飛ばせない広告を見せられたらキレてスマホを真っ二つにしちゃうんじゃないの。
テレビの感覚で行くと60秒広告を飛ばせないのは当たり前なんだけども、ネットの感覚で60秒飛ばせない広告というのはもう精神と時の部屋レベルのしんどさがある事をTverも考えなくちゃいけないのではないか。さすがの自分も90秒飛ばせない広告は番組を見る気を失うレベルのショックがあったので、検討お願いします。
ちなみにサントリーは相変わらずTHE STRONGの広告を打っている。先月はARuFaとコラボしているし、昨年はバキともコラボしていたし、この商品は明らかにそういうオタクを狙っているんだろうなと思います。
今後もちょっと様子を見てみます。
・セブンイレブン
なんだこのアイドルグループ!? セブンはめちゃハピセブンスイーツ、という形でコンビニデザートを告知しに来た。
採用している声優は内田真礼、内田雄馬、大西沙織、佐倉綾音、早見沙織の五名。大型資本特有の超有名声優のバーゲンセールだ。こういうアイドル系の広告で突然男性を一人混ぜている理由はよく分からないけども、女性にも訴求しに行きたいんでしょうかね。
この広告には続きがあるらしいので、覚えておきましょう。人気次第ではさらに展開があるかもしれないし。
天啓パラドクスはMonsterZ MATEというVtuberユニットとコラボ。何故……?
内輪ネタを知っているのであれば普通に楽しめる広告だと思うんだけども、自分はこの辺のノリをよく分からないので何故広告上でVtuberにバラエティ番組のモノマネをさせる必要があるのかと思ってしまう。
別にただ演者同士の絡みをやるだけなら分かるが、このバラエティ番組の切り抜きを見せられた俺はどういう感想を抱けば良いのか、そもそも天啓パラドクスはどんなゲームなのかという事がまるで分からない。ゲーム内容にR18要素があるってくらいじゃないの。
この映像本編を真面目に見ると、別にこのバラエティ番組自体はちゃんと広告として成立しているように見えるんだよな。ちゃんとゲーム内映像を見せて、ガチャ画面を見せて、キャラ紹介をしている。PR動画としては広告依頼主の狙い通りだしYoutube動画としても完成している。
ただその一部をわざわざ切り抜いて予備知識も無く見せられた結果、「え、何でこの人たち勝手に盛り上がってるの……?」という困惑の方が先に来てしまった。やるならせめてTwitter本文にYoutubeの本編リンクも一緒に欲しかったし、出来るなら50秒広告用に何か撮りおろした方がよかったんじゃないか。
最近は何でも実況風広告だ、長編映像の切り抜き広告だ、とやっているが、広告で有名人を起用しても、その広告を見るのは有名人のファンでは無い層の方が多いという所に立ち返った方が良いんじゃないかと思ってしまう。
別に有名人を起用するなとは言わないが、突然ブツ切りの文脈のバラエティや実況を出すよりはちゃんとその場その場に最適化した広告を作った方が良いと思うんだよな。切り抜きで済ませるなら済ませるで切り抜き元を確認しやすくしてほしい。
・ナッシュ
ナッシュの広告がメニューを告知する形に切り替わった。先月書いた広告の振り返りにかなり近い内容になってて良いなと思います。発表する前にこの広告を出しているから別に自分のnoteがナッシュを動かした、という訳では無い事は付け加えておきますけども。
ただ自分でこういう形の方が良いんじゃないの、と書いておきながらなんだけども、やっぱりダンディ坂野やら美少女イラストの広告やらの方が拡散されてはいるんだよなあ。結局拡散して話題を取るなら芸能人やら可愛いイラストやらの方が伸びるのは当たり前だった。
とはいえ知名度を伸ばす目当ての広告と商品内容の紹介目当ての広告はどうしても拡散される数に乖離が出てしまう印象があるので、商品内容を告知する広告も、サービス自体を周知する広告も両方出していく必要があるのだろう。
理想はサービス内容を告知しながら知名度を伸ばせる事だと思うんだけど、こればっかりは仕方が無い。それを両立出来たら一流広告職人ですよ。専門用語ではマーケターというんですか。
・FUJI ROCK FESTIVAL
6月の広告ではフジロックのCMがダサい、みたいなのが話題に上がっていたけども、そんなにダサいかなと思ってしまった。広告としては普通に楽しそうで良いのでは。
何ならダサいという話題で告知出来て、逆にダサくないと思う人からの賛同でさらに話題を得られて、広告としては大成功だったんじゃないですか。違法な手段に頼らず話題を作るってすごい広告ですよ。
・Twitterビジネス
Twitter広告を学ぶためのサイト、TwitterFlightSchoolの誘導リンク。広告ばっかり見ているとこういう広告の広告まで出てくるようである。
どうせなら俺もTwitterflightschoolとやらを見てみるか、と思ったら、なんと会員登録が必要らしい。結局本気でTwitter広告を運用する気がある人しか見られないっぽいです。当たり前だけど。
広告を見るのが趣味と言うモノ好きには知らせたくない事もあるんでしょう。まあ、暇なら会員登録にチャレンジしても良いかなとは思っています。ビジネス目的で使う気は毛頭ないけど。
・Twitter マーケティング
広告ツイートをいいねし過ぎるとマーケター認定されるようです。別にマーケターでは無いし、マーケターという呼称はカタカナでムカつくので普通に広報とでも書いてほしいんだけども。
ちなみにこれもダウンロードしようと思うと企業名を書かねばならず、別に企業の広報をしている訳でも無く物好きで広告を見ている自分のような人間はやはりこのレポートを見てほしくないらしい。
多分ここでメールアドレスを書くと後々面倒くさそうだし、ここで書いている広告のトレンドとやらも「ファイナンスがSNSに到来」「サラリーマン的マインドからの解放」「ジェンダー平等」とまるでfacebookみたいな話をずらずら並べているので、お遊びで広告を見ているような自分は対象では無いような気がする。
やっぱりこういうのを見ているとTwitterはfacebookを目指したいように見えるけども、それで流している広告がザ・グランドマフィアだのスーパーウィザードじゃあ世話無いぜ。
ちなみにTwitterマーケティングはこのモーメントカレンダーなる祝日まとめカレンダーをリリースしているが、こんなのは調べれば普通に出てくるんじゃないかなあ。
「Twitterはいま起きていることや話されていることを通じて人とビジネスがつながる場所です。」というワードから、やはりビジネス目当てでの使用を活発化させたいみたいです。イケてるハッシュタグで広告効果を作りたい広報の方は参考にしても良いんじゃないでしょうか。
ちなみにダウンロードするにはこれまた企業名を入れなければいけない。企業名を入れなくても見られる情報はやっぱり少ないよなあ。
・YOUTUBE WORKS AWARDS JAPAN
好き好んで見ている人がほとんどいないであろうYoutubeの広告であるが、なんとYoutube本体がリリースしている広告賞が発表されました。
内容としてはマジメなので、普通の広告を作りたい方は見ておくと良いのではないでしょうか。自分は一応全部見たけども、あんま見ないタイプの広告がたくさん流れていてYoutubeにはこんなにも真っ当な広告が溢れているんだなあと感動しました。
映像が全体的に意識の高いカタカナ語だらけなのだけはどうにかして欲しいが、いわゆるマーケターという人種の方々にはこういう言葉遣いの方がウケるんでしょう。その辺はYoutube広告賞も顧客の需要に応えているみたいだ。
それにしてもYOUTUBE WORKS AWARDS JAPAN 2022の審査員はちゃんとおねがい社長や放置少女の広告、5分間ある脱毛漫画広告などをちゃんと見たのでしょうか。いたらいたで問題だけど、エバーテイルの広告は2021年の広告としては相当強い内容だったのにファイナリストにいないじゃん。というか昨年出してた股間戦士エムズーン野球編も広告としては真っ当に面白いのに何で選外になってるんじゃ!
そりゃあ企業側としてはキレイな広告に賞をあげるのは当然である。しかし、普段よく見る広告は「投票はあなたの声」でも「恋スル! チャミスル」でもなく、「〇〇駅の近くにお住みの皆さん!」から始まるメンズクリアの広告だろうがよ。
そういう広告を差し置いてキレイな上澄みをさらい、これはクリエイティブとしてどうか、Z世代はなんだと言っているのは広告も随分立派な立場になったモノだと思ってしまう。
ちなみにYOUTUBE WORKS AWARDS JAPAN 2022自体はテレビだけでなくYoutubeで人気のお笑い芸人、ジャルジャルを起用して広告を打っていた。内容としては普通の広告です。
この賞によってYoutube広告が浄化されるのか? というのはいささか疑問である。結局クソ広告を減らしたい、クリエイティブに満ちていて効果的な広告だけにしたいというのであれば5分間の漫画広告だの、よく分からないゲーム広告だのはそもそもYoutubeで広告を流すのを許可しないとすれば良いんじゃないですか。
あとは執拗にYoutubeプレミアムへの加入を訴求するYoutube広告さえ減らしてくれれば何の文句も言いません。正直最近のYoutubeはYoutubeプレミアムの広告が多過ぎて企業の広告を全然見ていないんだよなあ。
企業の広告など邪魔だと言いたげなYoutubeプレミアムの広告を頻繁に放映した挙句、世間的に「クソ広告」と呼ばれるような広告も精査せずに垂れ流すようなYoutubeが広告に賞をあげる立場を取っているのが気に食わないのかもしれない。マジでこの広告は好きになれませんでした。
・OEM
OEMは自分でブランドを作って物を売る副業モデル。メーカーが販売した既存商品に対してパッケージをオリジナルにして自分の商品にしたり、商品の中身を少し変えてオリジナルパッケージにしたりした後にAmazonで販売する。……らしいが、何とも信用ならん話である。
ちょっと調べるとどういう副業なのか、あるいはどういうビジネスなのかは出てくるが、どれもこれも情報商材感がすごい。多分OEMの情報を売りましょうという商材があって、そこからOEMをやりましょうという広告をして、最後のケツにOEMを実際にやって失敗する人が出てくるんでしょうね。
こういう広告を見せたくないからYoutubeプレミアム登録を家族でしておこうという話もたまに聞く。「広告に影響されがちな親が不安だからプレミアム登録させています」って使っている人間に言わせて恥ずかしくないのかよって思ってしまうぞ。
YOUTUBE WORKS AWARDS JAPANはこういう副業系広告もちゃんと審査してくれよな。
まあOEM自体は微妙なラインかもしれないけど、無在庫転売みたいな話まで広告を出すのは本当にやめた方が良いよ。
・宝島チャンネル
ツイッターも随分思想と主張の強い広告が流れるようになってしまった。でかでかと「『脱炭素』は欧州のペテン!」「養老孟司氏推薦!」と掲示するセンスは電車広告を感じる。
内容はともかくとして、キャッチーなコピーを印象のある段組みで掲示する技術というのは現代の広告も見習うべきポイントじゃないだろうか。
最近の広告は印象に残る画像や映像を主体とした広告が多いように見えるけども、本当は文面だって見せ方次第で印象に残る内容になるはずである。下手な映像広告を作るならちゃんと印象に残る、量産型では無い画像広告というのも検討の余地があると思ったんだよな。
・南原竜樹@マネーの虎
マネーの虎に出演していた南原という人が、車を売るビジネスの誘いをしている広告。なんだか6月はこういう儲け話の広告が多いな……
ここまでうまい儲け話に見える広告を見ているとTwitterマーケティングの言っていた「ファイナンスがSNSに到来」「サラリーマン的マインドからの解放」がトレンドというのは認めざるを得ないのかもしれない。もちろん、そんな変な儲け話の広告ばかりではないと思いますけどね。
自分からすると、儲け話の広告なんかおねがい社長でババを助ければ10連ガチャ、くらいのバカ話で良かったんだよなあ……
・ピックアップ
・スシローおとり広告
ウニやカニなどの目玉商品が無いのに販売しているように見せていたという理由で「おとり広告」にあたり、消費者庁が動いた話。
キャンペーン対象店舗の九割で在庫不足に陥ってしまった、という事件で消費者庁が動いた今回の一件、公正取引委員会の幹部曰く「業界シェア1位の事業者による不当表示が一般消費者に与えた悪影響は非常に大きかった」との事なので、一種の見せしめ的な効果も狙っていそう。
普段見ている広告の虚偽がひどいせいで「いや、在庫不足になっちゃったならしょうがないんじゃないかな……」とは思うけども、結果としては嘘つきになってしまっているのでしょうがない。
ちなみにスシローは7月も在庫不足や誤掲示でトラブルになっているので、これまで突っ込まれていなかっただけで割とよくやっている事なのかもしれない。
実際広告を見て飲食店に行ったけども目玉商品は品切れでした、なんて話は他の飲食店でもあると思うんだけども、今回良くなかったのは消費者庁に通報するような人が多かったからなのかなあ。
この辺は消費者がどれくらい悪質だと思って、通報しに行くかの問題な気がする。
・ヒーローズチャージ(ひいてはEVONYの広告アカウント探訪)
昨年リリースされていたらしい広告。広告形式やアカウントから露骨にEVONYだと思っていたら、これを投稿しているアカウントもEVONYのチャンネル。もはやEVONYである事を隠す気すら無いぞ。
EVONY自体は2021年から広告を出していたので、ヒーローズチャージもEVONYのパズル広告が何となくウケていたからちょっと乗っかってみたような形なんでしょうね。
ちなみにこのチャンネルを見ると、EVONYのパズル広告のご先祖様を見られます。
昔『WARS&PUZZLES』というタイトルで広告をリリースしていた時代では、財宝を溶岩で溶かしても主人公が死なない限りはまだゲームを続けられたみたいです。
PLAGUE of Zというおそらくゾンビ系のゲームでも使い古された構成のパズル広告を見られる。
このマップも昔はHero Warsが元祖だったはずなのに、今やEVONYの印象の方が強いもんね。同じような広告を連続でやるってのは印象付けにもってこいだ。
ちなみにこのPlague of Zは今でもEVONYをリリースしているTG Inc.からダウンロード可能みたいです。
中国語版EVONYの広告もあるけども、あまりにもEVONYの広告を見すぎたせいで何を言ってるのか何となくわかっちゃうんだよなあ。
このように、EVONYチャンネルでは色々なEVONY、そしてPLAGUE of Zの広告を見られるので、暇なタイミングでチェックしておきましょう。
Plague of Zに関しては全然知らなかったけども、この調子で見ると案外たくさん広告を出していたのかもしれません。
いかに普段見ている広告がちゃんと選別されているかというのがよく分かるし、EVONYに関しては皆見てないだけで日本語、英語、韓国語、中国語対応で想像を絶する量の広告をリリースしている事がよく分かると思います。
量が質を作るのか質が量を作るのかという議論はよくされるけども、これだけ似たような広告をたくさん作っていたらそりゃあEVONYのピン抜き広告は本家Hero Warsよりもちょっと凝った内容が多いよね、という話になってくるよ。自分もこのチャンネルはざっと流し見している程度だけども、広告によっては全く同じ内容の動画を複数投稿していたりして意図がつかめないんだよなあ。
これだけの試行の末に選んだ芸能人コラボがトリンドル玲奈という事は、実はこのキャスティングにも深い意味があるのかもしれない。その真実はこれだけ広告を出したEVONYにしか分かりませんけど。
・ノフランド物語
不動産のお兄さんに突然妖精可かどうかを聞いてくるお姉さん、普通に怖すぎる話だ。
本題に入るとノフランド物語は6月の新人枠なんだけども、かなり知名度が低い気がする。まあまだサービス開始していないので、勝負はここからと言った所でしょう。
地味に実写広告とゲーム内イメージ映像を23秒、20秒で分けているのはちょっと珍しい。広告だと実写メイン、ゲーム内映像メインで分ける印象があったので、どっちもやるのは欲張りさんである。
実写パートは短めだか、男が「一人前の魔女を目指していくぞ!」と音頭を取っている衝撃的なシーンを使っているので割と印象に残る。別に魔女になりたい男がいてもいいだろうけど。
ゲーム内容としては放置系の箱庭ゲームなのだろうか。その辺はリリース後に詳細を期待しましょう。一応可愛い広告と言う面で一貫しているのは良いですね。
しかしこの広告ではBGMで恋愛サーキュレーションのカラオケ版を切り抜いて使っている。可愛い絵面の割に外道を行く広告だね。
でもその割にオタクからのツッコミが無いのは、もう恋愛サーキュレーションも2009年のアニメOPだからでしょう。13年前のアニメOPじゃあ今時の若者は知らないし、ジジイも今じゃあVtuberとか見ているんじゃないですか。
シャフ度がぁ、シャフト演出がぁ、とか言う話も今や昔。パクっても話題にすら上がらない、オタクが怒りださないってのは悲しいもんです。
・神獣伝説~エボリューション・ディバウア~
広告マニアが騒がしくなった新作ゲームとしては神獣契約があるんだけども、実は本格的に暴れ始めたのはリリース直前~リリース後の7月からなので6月時点ではそこまで広告が無い。強いて言えば錦鯉とコラボしているという面で話題をさらった所が印象的だ。
正直アレはyoutubeの方で強く話題になっているのを印象なんだけども、Twitterではあんまり広告が見当たらなかった印象。鬼滅からナルト、スパイファミリー、進撃の巨人などアニメの映像を直接使うようなひどい広告を多数放映していたんだけど、Twitterだと全然見なかったんだよなあ。
やっぱり昨年くらいからTwitterは広告チェックがちゃんとし始めたんだ!! と思いたいけども、じゃあスーパーウィザードは何なんだよって話になる。youtubeが特にチェックがガバガバなだけなんでしょうね。
・スーパーウィザード
スーパーウィザードは相変わらず音楽の無断使用こそしているけども、それ以外は割と普通にゲーム内容を紹介する広告になってきた。
本当は無断利用だけで重罪っちゃ重罪なんだけども、前科がすごすぎるので気になりづらいのは人間の認識のバグを感じる。
サンドキャニオンからMEGALOVANIAに繋げてくるスーパーコンボを見せるな。
スーパーウィザードを「スーパーワイザッド」と言っているのは明らかにわざと読み間違えている感があってあざとい。もうちょっと自然な読み間違えが欲しかったね。
比較的真面目なゲーム内紹介広告。
スキルを融合させるというアイデア自体はまあまあ面白そう。他の広告があまりにもフィクションだったり、外道を行き過ぎているのでこんな普通の広告をやっているだけで真面目に見える。不良がいい事をしたらすごく良い奴に見えるアレの広告版だ。
ただスーパーウィザードの発明としては、この本編に全く関係ない映像を挟んだ後にゲーム本編を垂れ流す広告方式に注目したい。
つかみの映像としてはマジでスーパーウィザード本編に関係ないと思うんだけども、中毒性のある映像で自然と掴んでいくのは他の広告には見られない形式だと思う。
どこからこの映像をパクって来たのかは知らないし、映像をパクった方から著作権を主張されたらどうするのか、という話に関しては今更問題にしてもしょうがない感がある。それよりひどいパクリを散々やってるし。
・パニシング・グレイレイヴン
水着の広告にしては6月だと早いように見えるが、他のゲームも水着広告をやり始める7月~8月を避けたかったのだろうか。
それにこれ、復刻販売だとすると過去の情報ですしね。そういうことを考えると時期的にはこんなもんか。今年は梅雨明けも早かったし。
パニグレは男の広告もちゃんとやる。
というかロランってこの人……まあ細かい事は追々分かるんでしょうね。
相変わらずアクション要素もカッコいいじゃないの。
さっきの道化師コスよりも普通のビジュアルの方が好みです。
・ザ・アンツ
アンツの広告も色々見て来たけど、人間の存在が「巨大な靴」という形で示唆されたのは初じゃないですか。アンツ世界に人間がいたんだ、という驚きと、将来的に人間をボコボコにするような広告をリリースしてくれるのではないかという期待があります。
最後にクモと戦うけども、クモの胴体から足をもいで運搬するって中々エグイ広告だね。ぶっちゃけこの前に収集していた骨付き肉とかの方がよっぽど食料としては良質に見えるけど、どうなんでしょう。
生まれたばかりのアリが巣をつくる広告。
陸地で卵を産むのかよ、という話は世の中色々な生物がいるからあり得るんじゃないかなという理解をしたとしても、ガトリング砲のような銃声と共に卵を産むアリや水の蓄積に特化した黄金のアリ、死ぬと生肉になるカブトムシなど突っ込みどころが多過ぎてもうどこから突っ込めば良いのか分からないよ。
レベル100で「VICTORY」という文字を出して終わった気になっているのも面白いし、最初のアリの卵をタッチするとゾワゾワ蠕動する表現も普通にキモイ。40秒の広告に要素を詰め込み過ぎなんだけど、そこが心地いいナイス広告だ。
砂に埋まっているスイカや卵を発掘していたら、卵からトカゲが生まれて失敗してしまう広告。最近のアンツはトカゲくらい簡単に倒すイメージがあったので、あっさりトカゲにやられるんだって逆にびっくりしてしまった。
ところでスイカを発見した時の音はKOF97のコイン投入音では? 海外の広告はSNKの音声をフリー素材のように使うのが定番になっているなあ……
・荒野行動
海に行ったときくらい普通に日焼けしたり海で遊んだ方が面白いんじゃないか。
何よりこのキャプションの「荒野行動の広告ウケるwwwwwwww」ってのはいつの荒野行動の広告のイメージなんだ。最近の荒野行動はすっかり真面目な広告ばっかりになったでしょ。
見た目からしてガトリングだし、何なら本文の方に「新武器ガトリング実装」とあるのでクイズになっていないんだよなあ。
(見た目からしてモロにガトリングだけど、これで答えがガトリングじゃ捻りがないからひっかけでAK-47 雨林の試練かもしれない)と思ったオタクしか誤答を招けないクイズだ。
新モードとガトリングをまとめて告知する合理的な広告。
突然襲い来るゾンビを倒すようなプレイ動画が出て来たけども、ゾンビから赤い血を出せないのはやっぱり現代のゲームっぽさを感じてしまう。赤い血をブシャブシャと出していたゾンビゲームというのも初代ハウスオブザデッドやビーストバスターズ2くらいの印象があるが。
あと動画の最初で久々にゆうとが出て来たのも嬉しい。またゆうとの出演する荒野GOGOGOが見てえよ。
「俺を倒したい? じゃあ荒野行動しようよ」ってフレーズも4年前なんですか……
そろそろ荒野行動の広告がうざかった、なんて話題も今時の若者は知らなくなってくる頃でしょう。というか4年前から同じ役者を擦り続けられる荒野行動も荒野行動だよ。
もっと詳しいゲーム内容の広告としてはこれ。
何だかかんだ真面目に新モードを解説しているし、下手にガンシュー的要素を広告に入れたがるAge of Zなどのゾンビソシャゲよりも真面目にゾンビ風ゲームをやっている気がする。
やっぱり最近の荒野行動の広告は根がマジメなんだよね。いい加減な広告をやっていたのは本当に初期くらいのもんでしょう。
荒野行動特有の超豪華コラボも完備。七つの大罪や東京リベンジャーズ、炎炎ノ消防隊という新規コラボに加えて過去コラボの復刻として進撃の巨人やはじめの一歩までコラボしている。そのコラボ力たるや全FPSタイトルでもトップなのではないか。
さすがにこれだけのコラボをしている企業がこれ以上変な広告をリリースしてほしくはない。けどまた変な広告も見たい。広告閲覧者のツラい所だ。
・デッドバイデイライトモバイル
なんだか荒野行動のゆうとを思いだす広告だけども、このゲームはNetEaseが出しているんだからそりゃあ偽実況広告はお手の物ですよね。
しかしこの眼鏡の男性がゆうとほどの人気者になるオーラが無いというか、一時の荒野行動の広告で登場したゆうとほどのカリスマ感は感じないんだよなあ。
狩野英孝も実況風広告にチャレンジ。「側面正面僕イケメン」って随分懐かしいノリだね。またピン芸人みたいなノリを前面に出す日も近いのかもしれない。
実況に関しても中々演技派で、良い感じの実況風広告だとは思います。実際の実況だと流暢に喋っている暇はなさそうだけども、これは広告なのでこんな物で良い。
・マフィア42
スマホで人狼ゲーム的な事を出来るアプリらしい。韓国での人気がすごいという話だが、自分は全く知りませんでした。今時の韓国好きな若者なら待望のリリースになるのかな。
役職が30以上あるってのは普通に覚えきれなさそうなんだけど、それは大丈夫なのだろうか。正直人狼ゲームって占い師、人狼、市民、狂人、あとは霊媒師や騎士くらいならまだ分かる領域なんだけど、そこに妖狐やフリーメイソン、罠師や影武者なんて職業まで出てくると知ったこっちゃないよ。
人狼好きがいつまでも人狼を遊ぶためのアップデートはすげえなといつも思います。
カッコいいイメージ映像的な広告としてはこれ。
声優が豪華だけど、人狼ゲームの声優ってどこで使われるんだろうか。チャットを使わない場合の定型文とか?
・パズル&サバイバル
混浴の温泉の中で小便をしたら客が全員ゾンビになってしまった広告。プールや温泉など公共施設でオシッコをすると周囲の人がゾンビになってしまうので、尿意が来たらちゃんとトイレに行こうね!
最初のパズルだけ正解し、それ以降のパズルには全部失敗するのはいつも通り。
たまにはパズルに正解して強そうなおじさん達を脱出させてほしいもんだけども、強そうなおじさんを助けたら助けたで彼女を取られそうだよね。
毎回このパンイチの男は仲間の女性に攻撃をさせるばかりでパズルに失敗し続けるどうしようも無い奴なので、そろそろ素手で殴りかかるくらいのガッツを見せて欲しい。昔のパズサバはここまで情けない男ばかり出していなかっただろう。
・ウォーキング・デッド:サバイバー
ウォーキングデッドは出だしがおしゃれだし、ゲーム風映像もちょっと面白そうなのを作ってくるんだよな。
いかにも嘘広告だろう、というのはその無茶苦茶ぶりを笑って見られるけども、この広告の場合は普通にやりたくなるタイプの画面構成なのがにくい。
一番マジメにゾンビ系広告をやってるんじゃないの。
右も左も猫だらけの昨今、犬が主役の広告は貴重です。
とはいえゾンビの対抗策として犬みたいな動物を用意するのはあまりよくないんじゃないの。噛みついた途端に感染しちゃうでしょ。
寝ているご主人を守る動物愛的な要素があるのかもしれないが、このやり方だと後々牙をむいてくる鬱展開必至じゃないの。厳しい世界だ。
・State of Survival
ステサバの広告は完全にゲーム内容を伝えるか、ちょっとしたネタ広告だけに絞り始めた印象がある。
まあゾンビから逃げるのに失敗する広告なんてのはパズサバ、Age of Zなどで飽食気味だし、こういう普通の広告もたまにはいいでしょう。
地味にアマギフ配布もやっているのも無駄が無い。
・ザ・グランドマフィア
一見Hero Warsの広告に見えるが、実はおねがい社長の広告のモロパクリです。広告をよく見ている人は三次創作広告だとすぐに分かるでしょう。
後半の女児を助けて10連ガチャをする広告は以前の使い回し。1つのツイートに二本立てで広告を打つのはマフィアシティ特有のムーブですね。
レベル1のボスを刑務官がいじめていたら、チンピラが大挙して現れて刑務官に逆襲する広告。
レベル1のボスというのはこれまでのマフィアシティの広告では見なかったけども、マフィアシティにおけるレベルという概念が単純な偉さを示しているのでは無いというのがこの広告の見どころでしょう。
おそらくこの広告でのボスは偉いので服役経験が少なく、刑務所経験としてはレベル1であるように見える。対してレベル15の刑務官は刑務所でこそ経験豊富であるが、刑務所外でボスである事を知らないので単なる新入りとして扱ってしまい袋叩きに遭うという構図なのだろう。これは今後逆パターンでマフィア内ではレベル1だけど、警察内ではレベル50の警部が潜入していて一斉検挙で大失敗という広告も出来そうですね。
マフィアシティにおけるレベルとは現実的な地位だけでなく、様々な状況での経験値ごとに勘案した結果割り出されている数値である、という事を覚えておくと今後のマフィアシティ広告が捗るでしょう。
女性を車に乗せるか乗せないかという選択肢は社長がやっていた事だし、目隠ししている女性を虐めていると思ったらそういうプレイだったという広告も社長のパターン。
最後の逃げ出したマフィアボスとマフィア女王を警察に突き出すところはマフィアシティオリジナルだけども、マフィアシティから数えてもボスを警察に突き出すパターンはかなり珍しい印象がある。その後の隠し8連ガチャはおねがい社長だけどね。
というか30秒の広告に3つの広告を詰め込むのは中々欲張りじゃないですか。2つ詰め込むパターンは過去にあったけど、3つも入れ込むのは中々の力技。
一見よく見る映像に見えて新しいパターンが随所に込められている、通好みの広告だ。
転んだ妊婦(マフィア女王)を助けて義理の娘を獲得し、マフィアボスになって超高級車、専属秘書、10億円を獲得する広告……ってこれはモロにおねがい社長だな?
ただ隠し10連ガチャを引かなかったり、マフィアボスになっても見た目はチンピラのままだったりと細かい所で社長との差異が目立つ。この辺はグランドマフィアもこだわっているポイントだと思っていたけども、別にそこまでこだわっていた訳でも無いみたいですね。
マフィア幹部から金を盗んで病気の彼女を助けた……と思ったら、実は医者がマフィア幹部で彼女も幹部に取られており、頭に来たチンピラが銀行を襲撃して大逆転、という広告。
奪われたのであれば他の所からさらに奪ってやれ、というスタンスはマフィアっぽくて良いですね。ちゃんと最後に復讐してスカッとする要素も含めて閲覧後の感触も良い。
マフィアシティ系で女性主人公で成り上がるパターンって結構珍しくないですか。女性主人公自体は以前もあったけども、最初からマフィア女帝であるパターン、そもそもレベルアップしないパターンが多い印象がある。
この辺はグランドマフィアの新しいチャレンジとして評価したいポイントです。
裏切者を倒したら隠し10連ガチャを引いて高級車や銀行、その他施設や豪邸を手に入れるアレです。
皆からバカにされるチンピラが上手く立ち回って逆転するのは分かるけど、仮面をかぶっておどかしに行くのはあんまりマフィアっぽくないなあと思いました。
その辺いつも銃で脅しにいくばっかりだと飽きるだろうと思ったのかしら。
泥水に足を入れたくないからとマット代わりにされたチンピラが別のマフィア幹部に拾われて銀行を襲撃する広告。このマット代わりにされるくだりもおねがい社長で見た気がするな。
というかこの広告のレベルでよく分からない点として、このチンピラがレベル10なのに太ったマフィア幹部もレベル10なのは一体どこで差が生まれているのだろうか。スマートなマフィア幹部に至ってはレベル50だし、マフィア広告特有のレベル設定までちょっと適当になってきている気がする。
オチはいつもの隠し8連ガチャです。ガチャを回せばオチになるという社長理論をよく分かってらっしゃる……
高級車に乗ったボスに彼女を取られてしまう展開自体は社長でも見かける展開だけども、そこからボスを地下鉄に叩き落そうとする辺りはマフィアっぽさがある解決法で好き。
社長の場合金持ちなら助けてやる解決法が多いんだけども、そこで復讐として直接手にかけようとするのがマフィアらしいんだよなあ。正直マフィアシティ系の場合はこういうオチの方が気に入ります。
ラストのジングルでタイトルナレーションが切れちゃっているのはちゃんと確認した方がいいんじゃないですか……?
温泉で嫌がらせされた仕返しをする広告というのは初代マフィアシティでも見た流れだけども、それがさらにグレードアップ。サウナに閉じ込めて殺す方法から扇風機を温泉に投げ込んで感電死させる、より動画映えする殺し方に切り替えてきた。
これもマフィアシティの正統進化って感じでかなり好きです。ちなみに「黒幇老大」ってのはマフィアボスと解釈して良いんですかね?
複雑なプレイをしているマフィア女王を助けたら怒られるくだりは一緒だが、その後にベッドに座りこんだら突然金庫に転がり込んでボスになっちゃう広告。
座り込んだベッドがまるで石膏のように脆くも崩れ去ってしまうシーンは必見。動画を11秒くらいで止めて冷静に見ると訳の分からない絵面になっているし、階下にもカチカチの布団の欠片が落下しているのが面白すぎる。かなり好きな広告。
助けられた恩のあるマフィアボスを助けるか、助けないかという広告。もうあれほど電車が目の前に迫っている状況では、助けたくても助ける術がないのでは……
広告後半では「マフィアボ」と表記されているのも印象的。何でスだけ抜けてしまったのか。
裏切られたマフィアボスを倒して大金持ち、隠し8連ガチャを回しちゃう広告。
最後に秘書が一杯でてくるところはおねがい社長を感じる。
接客していた謎の男がマフィアボスで、誘われてマフィアに入り「レッドローズ」という秘書になる広告。最後の名前でレッドローズの後ろに書いてある漢字は「紅薔薇」とかだろうか。
マフィア幹部が「ごろつき」という表記だったり、色々普段のマフィアシティっぽくない内容。たまにはこの太った男アバターが成功する内容を見たいが、この太った男は小悪党にちょうど良いせいで多分ずっと小悪党のままだよ。
・シャイニングニキ
シャイニングニキの広告も一周年のタイミングで復活してきたようである。
いつものコーデ系広告なんだけども、最初の「NEVER GIVE UP」とヒモに書かれた肩掛けカバンはちょっとダサい衣装だと思ってしまった。今時のクールなティーンはこういうのが流行りなんです、と言われたら自分のコーデへの不勉強を恥じます。
ちゃんと最後は美人になって終わるのでご安心ください。
・おねがい社長
火事になっている状態で木に摑まって浮いている二人の女性のどちらかを助ける広告。真ん中で余裕綽綽のポーズをとっている女性は何者なんだ……
ステータスもツッコミどころ満載。女性の下半身に「技術 A++」とかいうステータスを入れるのはツイッター的にはセーフなんですか。よく広告を見ていると同じLRでも石本藍子の方が技術値、好感度、魅力値全てにおいて高水準だから選択したのだと分かるのもちょっと細かい。
その後は普通に富豪ランキング1位になって終わるいつものやつです。
ファミリーファームの冒険も貪欲にパクっていくおねがい社長には頭が下がる。内容は本当にファミリーファームなんだけども、そこにおねがい社長っぽいビジネス感を継ぎ足したような広告。
こんな窓が割れていたり、暖房施設をかまどに頼るような店にわざわざ客が来ている辺り料理の味は結構良いのかもしれないが、それにしても店の内容が最初から失敗レベルで粗悪過ぎるのが面白い。
暖炉→窓修理→暖炉という流れ自体はファミリーファームでも見たけども、このうち暖炉から突然水が吹き出すという演出は社長のオリジナルだと思う。元ネタは「破滅してかわいそうな女性と子供を助けよう」という話になっているのに対して、社長はやっぱりコミカルな失敗に抑えているのは見やすくて良いですね。
大火事や凍死などの悲惨なオチまでパクらず、破産程度で済ませたのは社長の名采配です。
男に女を取られたタイミングで下に「極道になる」という選択肢を入れて来たのは、間違いなく最近のグランドマフィアの広告を見てやりたくなった選択肢ですよね? 広告終わり際にも「ヤクザを報復」という選択肢があり、露骨にマフィアを意識している。
またこの広告の途中で出てくる秘書を合体させて云々、というのはトップウォーの合体広告を意識した内容だろうか。他所の広告を自社の偽ゲーム広告に取り入れる速度が本当にお早い。こういう所が社長の好きなポイントなんだよね。
美人をバイクに乗せて遊んでいたら、太った男に女を取られたので創業して10連ガチャをやるいつものやつです。
マッサージ屋を開業した時に入手出来るプライベート秘書キララというのはかつてコラボしたセクシー女優、明日花キララをモチーフにしたキャラだが、こうして後から広告に利用するのはセーフなのかなあ。まああくまで明日花キララ本人ではないからOKなのかな。
ボロ車を拾って洗ってみる……まではいいけども、明らかに洗った後に金色の塗装をして「ゴールド名車だ!」って言ってますよね?
こんなレベルの仕事で1000万円として売り捌けたとしたらそりゃあ大儲けだろうけども、フォルムが明らかに安い車だから恒久じゃないってバレそうなんだよなあ。
とはいえそれくらいの胆力というか、発想力が無いと隠し10連ガチャは引けないという事なんでしょう。自分が10連ガチャを引けないのはその辺の度胸が足りないからだった。
最後のタピオカ店のくだりはもう使い回しだと皆分かりますね。
・エバーテイル
久々にガッツリホラーテイストの広告を出していて感動しました。ドット絵と美少女リョナを組み合わせた広告スタイルはエバーテイルの新広告として確立するのでしょうか。
広告の掴みで出てくる「タップして骨を砕こう」というテロップにエバーテイルのセンスを感じるよね。その後も続くジェットコースターのようなグロ描写にホラーゲーム風描写の連続はテンポ感が良く、エバーテイルのセンスは未だ健在である事を証明しているようです。
ちなみにエバーテイルのモンスターボールは以前キャプチャーボールと言っていたのに、この広告では「エバーボール」という名称に変わってしまったみたいです。ユーカリ博士のキャプチャーボールの広告も昨年の懐かし広告の仲間入りなんだよなあ。
エバーボールに登場するモンスターもビリドラは既存キャラだけど、幼き貪欲竜ヴァラクシオン、アルタイラス、エルルは広告初登場じゃないでしょうか。
ゼロオメガは例のアルファとオメガを捕獲済みという解釈で良いんですかね。捕獲しちゃったからこんなバグり方をしているとも取れるけども。
ちょいちょい映像に登場していた巨人がここまでフィーチャーされた広告は珍しい。地味にマップ自体もどことなく陸の洞窟っぽさがあり、絶妙に「どこかで見たことがある」というラインを突くのが上手い。
こんなに巨人に焦点を当てた映像をリリースしてきたということは、将来的に巨人メインの続きを出すつもりなのだろうか。主人公が二人いるという状況は7月の広告でも発生するので、覚えておきましょう。
・今月の準MVP
・暁の天刃録
メインテーマで十割飯を食っている系の広告なんだけど、この壮大な冒険が始まりそうな映像のクオリティに関してはマジですごい。
サビに向かって盛り上がっていき、しっかりサビで期待通りの派手な戦闘シーンが始まった時の感動は他にありませんよ。もうこの広告だけで相当好き。雰囲気だけで100億点です。
・ザ・グランドマフィア
5月は最強でんでんという圧倒的パワーがいても目立っていたんだけども、6月も様々な広告の中で目立っていたのは間違いないです。広告数がある上に全部なんか面白いっていうのは凄いよ。
さすがにマフィアシティで一時代を築いただけの実績を感じるんだけども、これで7月もグランドマフィアの広告は結構あるからね。まだまだグランドマフィアの時代は続くでしょう。
・今月のMVP
今月のMVPは『EVONY - 王の帰還』です。
これまでもほぼ間断なくパズル広告をリリースしてきたピン抜きパズル広告の巨匠だけども、とうとうトリンドル玲奈という大物芸能人を招致して、そのトリンドル玲奈にピン抜きパズルをさせたというだけで充分賞賛に値するでしょう。
その上6月の広告ではパズル広告の実況をメインに攻めていたのも特徴的で、とうとう「パズルは嘘じゃないよ」「本当にパズルが遊べますよ」という所を強くアピールしてきたのも好感を持ってしまった。EVONYはちゃんとゲーム内でピン抜きパズルが出来ますからね。ピン抜き以外の要素も多いけど。
とにかく、EVONYは今年で5周年。今後の活躍にも期待です。