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広告振り返り:マスター級~2023年12月~


・State of Survival

 ステサバもクリスマスに向けて新規キャンペーンを実施。とはいえ内容はいつもの1000連ガチャを無料配布するアレです。
 家無き子にはステサバの1000連ガチャよりもリアル食糧をくれた方が嬉しいんじゃねえかと思うんだけども、その辺はステサバの世界だから変な食糧よりも1000連ガチャの方が嬉しいんだろう。一番戦力が高い人が勝つゲームでも1000連ガチャで勝てるようになって生活が安定するはずだし、ガチャ配布が実質的に社会保障みたいになっている可能性はある。

・Rise of Kingdom

 ゼウスのおつきの女性に対して戦力バトルで勝負し、女性を仲間にしてゼウスはエレベーターに乗せません、みたいな内容。映像の画質がちょっと荒い感じもレトロな映画って感じで良いですね。広告で紹介しているのがギリシャだから、ゼウスを登場させたんでしょう。
 オチの水をかけるのもひょっとしたら元ネタがありそうな雰囲気なんだけど、元ネタの有無をさっ引いても楽しい内容だと思います。もし元ネタを知っている方がいたら教えてください。

・天地英雄伝

 天地英雄伝は相変わらずファミコン版天地を喰らうのBGMを使い、映像だけ別のドット絵や背景を使ってごまかすような形を取っている。もう2023年はこのパターンで駆け抜けた以上、2024年もしばらくはこういう広告でやっていきそうな雰囲気があります。
 地味に1と2のBGMを混ぜて使っている辺りがズルいというか、事態を複雑化させようと言う魂胆が見える。以前は2のBGMだけだったよなあ?

・Xヒーロー:犬を助けろ!

 タイトルとしては犬を助けろ! になっているが、やっているゲームは猫を助けるゲーム。どっちだよ。
 ネコが魚を食うたびに蛇のように長くなっていくのは独自のアイデア感があるが、これもまたどっかからパクってきてるんだろうなと冷めた目で見てしまうのは昨年の前科が多すぎるせいです。
 ちなみにBGMは任天堂系のBGMらしいが、自分は心当たりがなかったし少し調べても出てこなかった。知ってる人がいたら共有求む。

・勝利の女神:NIKKE

 NIKKEの6秒キャラ紹介広告。
 短い時間でもちゃんとケツを見せていく辺りに職人のこだわりを感じますね。

 相変わらずシンプルな広告だぁ。
 テンプレ流し込みなのは分かるけども、「ピルグリムガチャ初登場」と書いてある隣にある画像が普通のゲーム紹介画像なのも関連性が薄くて面白い食べ合わせになっているなあと思います。

 もちろんXでも新キャラ広告を出している。
 新キャラの告知はなんぼやってもいいですからね。

 NIKKEの実写広告ははっちゃけているが、これは特によく分からない。何でニュース映像風の始まりと見せかけて、突然ラップ広告になってしまうのか?
 微妙な声質で微妙に韻を踏み、微妙にノリノリという全般的に微妙な映像なんだけど、微妙なラインでよくまとまっているので中々に出来が良いです。バランスの良さというのは正義。

・三国志真戦

 三国志真戦はいつもの地形推しをやっていたんだけども、演出が異常にかっこよくなった。もちろん「*この映像はイメージです」という表示を行い、ツッコミにも対応済みです。
 地形によって戦術が広がる! みたいな文言は散々聞いたけども、実はこういうイメージ映像って無かったような気がします。湿地に馬で突っ込んで頭から転倒するシーンはさすがに前方を確認しろよって思うけども、現代の車の運転だってまともに前を見てない人が多いんだから馬だって前方不注意で沼に突っ込むもんかもしれない。

 久々に登場したニセ義兄弟。ニセ関羽、ニセ劉備はまだしも、ニセ張飛に関してはどこのオッサンを連れてきたんだって感じの服装だな。
 広告内容自体は同盟機能を紹介する普通に面白い内容。

・パニシング:グレイレイヴン

 パニグレはいつもの凝ったアクション要素と、アマギフ、サイン色紙プレゼント企画の組み合わせ。
 でも最近パニグレの広告を見なかった気がするから、たまにはこういう広告を見るのも良いなあと思いますね。原神と崩壊スターレイルが似たようなスタイリッシュ広告をやっていた印象があるけど、やっぱりパニグレはパニグレで別のカッコよさがある。
 もちろん新規コンテンツ紹介もやっており、新衣装、新キャラ紹介に留まりません。3分も広告の尺を取っているだけある。

・オタ恋

 初詣シリーズ。
 男性の蹲踞体勢に無理があるというか、実際にこんな体系の人が蹲踞したら膝がぶっ壊れそうだと思いました。
 女性側もゴルゴ松本の命みたいなポーズだし、背景の鳥居も妙にぐにゃぐにゃしていて気持ち悪いし、ツッコミどころ作りがお上手だ。

 北斗の拳パロディ。登場人物全員ハート様だな!
 女性らしきキャラも全員太った女性にされており、デブ化に余念が無い。愛を取り戻せ!

 コタツに入った男とコタツに乗った彼女。
 男性の身体的にコタツに収まらないんじゃねえかなあ……

 12月のオタ恋は実績を広告していた。
 Gmailの画面だけで入籍しました、という話を聞いてもなりすましの可能性はあるが、そこを疑ってもしょうがないですからね。実際にユーザーも爆増しているらしいし、そういう感謝の言葉があってもおかしくありません。

 オタ恋はLINEスタンプも売り始めている。
 実はこのLINEスタンプシリーズ、もう20種類以上販売しているんですよね。ぽっちゃり男子シリーズと称して広告に使用し、スタンプにして売って、人気があればTシャツにもする。AI活用三毛作です。

 オタ恋の新たな傾向として、プロモーション投稿だけでなく本家アカウントからの投稿が普通にバズって話題になる事も増えた。
 本来はそれが一番良いですからね。わざわざ高い金を払ってプロモーションしないでも、普通に広告を投稿してそれが一般ユーザー間で拡散されて話題になった方が効率が良くコスパも良いのは間違いありません。
 その領域に達するのはブルアカとかFGOみたいなそういう大人気ゲームくらいのもんであるが……

 オタクは大体知っているらしいジョジョネタも広告に採用。よく見ると屁で跳躍している辺りボーボボっぽさもある。
 これ実はギャルがベッドの上でジャンプしてる広告と一緒じゃね? という気もするが、まあセリフがジョジョだからジョジョなんだよね。

 公式Xからの投稿の良い点は、コミケみたいな時事ネタに絡めて広告出来る点も大きいでしょうね。
 この画像に関しては東京ビッグサイトが増殖しているという分かりやすいツッコミどころがあるのも良い。

 サンタシリーズ。
 こちらも広告を見かけたような記憶があるのだが、全く広告では出てこない画像も存在するのでどこまで広告にしていて、どこまで公式Xの中での内輪ノリなのかが分かりづらい。

 同じようなプロンプトで作られたであろう画像。
 なんか女性側の指がカクカクしてませんか?

 タイタニックリスペクト。ポーズをとる人が逆だよなあ!
 ちゃんと船首に太った男性と女性らしき影がいるのも高評価。シンプルに出来が良いのも面白い。

 とはいえ公式X直送の画像広告は明らかに変な広告があるのも事実。
 何で太っている男の方を動かそうと思ったんですか?

・ドット勇者

@ドット勇者

期間限定ギフトコード【HERO777】

♬ Promoted Music - ドット勇者

 バージョントップTierキャラであるヘルを紹介する広告。
 4つの形態から進化先を選べますみたいなアピールはいつも通りであり、隠された4つ目が最強なのももう定番の流れ。じゃあ何で進化分岐する必要があるんだお前は!

 こんなメダルゲーム、昔よくありましたね。今時はこういうミニゲームが出来るメダルゲームも減ったし、そもそもゲームセンターもどんどんUFOキャッチャー屋になっていって……
 後半の映像は過去の広告の使い回し。

 ドット勇者特有の6秒ブツ切り広告。
 最低限ギフトコードくらいは教えてくれるが、それ以外の情報は半端なまま終わる。よほど広告を飛ばされたくないのだろう。

 いつものiphone、Switch、PS5の告知。
 それにしてもドット勇者はいつまで「リリースキャンペーン」を実施しているのだろうか? ぼちぼちリリースから半年以上経過しているのだが……

 2023年の末には次の年を見越して1024連ガチャから2024連ガチャにバージョンアップ。放置ゲーだからそれくらいガチャ数を増やしてもOKだと踏んだんでしょう。
 なんでか富岳三十六計の構図を頂いており、日本向けにアレンジした感を強く覚える仕上がり。こういうのは良いですね。

 ドット勇者はやっぱり年末年始を見越した広告が多い。
 単純にキャラを並べただけと言えば並べただけなんだけど、ドット絵のキャラがいっぱいいるとそれだけで盛り上がるから良いよね。

 ドット勇者のテーマをアレンジして、椛島光(かばしまひかり)を出演させた良い出来の広告。元の佐藤二朗エディションとはまた違った雰囲気のアレンジにすることによって、見飽きないように工夫している事が伺える。
 一見TVCMかと思ったが、普通にWebCMらしいです。

 アイテムを与えて進化する分岐を紹介。
 何で完璧な進化だと女の子になっちゃうのかはよく分かりません。

 モンスターの進化を紹介する広告。
 こういうのは面白そうだけど、ドット勇者ってそういうゲームじゃないのでは。ドラクエモンスターズの発売に重ねたかったのだろうか?

 年末という事で、プレゼントもたくさんあります。
 定番のiphone、Switch、アマギフに加えて、PS5の枠にPlaystation portalリモートプレイヤーや、ディズニーストアギフトカードを加えた盤石の態勢。サービス開始当初でもないタイミングでこれだけのプレゼントを用意するとは、やはり天才か……

 ルーレットを回し、そのルーレットの結果に応じて獲得する金を増やして、さらにルーレットを回してキャラを強化していくという偽ゲーム広告。結構面白い着眼点だが、このゲームは遊べないんだよね。
 これもinstagram広告です。元々ドット勇者が注目されたのもインスタの広告だし、インスタこそがホームゲームなのかもしれないが。

・ダダサバイバー

 剣を振り回して敵を倒していく広告。
 武器をアップグレードして敵を倒していこうみたいな内容はよくありそうな内容だが、本来のダダサバイバーのゲーム映像とは違う。これはこれで別モードとして実装するつもりなのかもしれないが……

・アーチャー伝説

 アーチャー伝説も老舗なんだけども、進出する範囲ばかりがどんどん広がっていっている印象を受ける。Tiktok、instagram、Twitterだった頃のX、Youtubeと大体の媒体で見た事がある。
 それでいて内容はいつ見ても一緒だから、老舗の町中華に入ったような雰囲気を感じるんですよね。何となく店に入る前から味の予想はついているし、予想通りの味がちゃんと出て来て安心する感じ。こういうので良いんですよ。

・Age of Origins

 昔からある射的広告のリメイク。以前と異なるのはゲートをくぐる要素よりもドラム缶を破壊する要素の方が強くなっている所であり、様々な設置物を活用して戦っているのが印象的。
 またキャラクターの移動方向と射撃の方向を別々に選択できるようになっているのも更新ポイント。おそらく操作方法としてはアーケード版怒のループレバーのようになっていて、上下左右に動かしながらレバーを回転させて銃口の方向を変えているのだと思わせる。
 まあ、結局このゲームは遊べないのだが。実際の所、タッチパネルでループレバーのような操作形式を実現する事は可能なのだろうか? ヴァンパイアサバイバーのようなゲーム性ででループレバーを実装したら、それはそれで新しいゲームになりそうなのだが。

 普通にクリアするタイプのいつものやつ。
 戦車を取れなくてもクリアできるんだ、という感慨と、そもそもこんなにたくさんゾンビが来ていたらデカいゾンビを一匹倒してもどうしようも無いんじゃねえか、という気がしてしまいます。そんなにあの針の床がエライか?

 instagramで見かけた広告。Youtubeでもやってる可能性はあるけど、やってることは結局ヴァンサバのパクリなんだよなあ。
 手に入れる武器もいちいち爆発する弓矢やショットガンなど、単発で範囲をカバーするような武器が多いのも珍しい。普段は人が増える演出の方が多いじゃん。

・パズル&サバイバル

 いつもの射的のマイナーチェンジ版。
 パズル&サバイバルの2023年は完全に射的の一年でしたね……

 2Dスタイルにアレンジされた射的広告。
 でもやっている事は以前と一緒です。どうせこういうスタイルにするなら軸移動で最後のデカいゾンビもかわしてほしかったな!

 そんなパズル&サバイバルは何故かくまモンとコラボ。何で?
 ここまでパズサバはバイオとか新感染ファイナルエクスプレスとかもうちょっとゾンビ関連の作品とコラボしていたのに、どうして突然くまモンとコラボする気になったのか。
 ゾンビ要素は微塵も出てこないし、新しいファンを取り入れると言っても大分無理があるんじゃねえかなと思ってしまった。

・少女ウォーズ

 ベタにAI美人を採用しただけの広告。
 マジで工夫もへったくれも無いのだが、少女ウォーズはもうそういう用途でやっていくという事なんでしょう。工夫なんかするだけコストがかかるので、コスパだけ考えるなら一切工夫無く美少女を出すだけというのはまあ正しい。他が間違ってるんだけど。

・EVONY

 またEVONYが射的ゲームやってる……
 内容までいつもと一緒で、普段よりもタルの数が多いだけ。もうちょっと捻ってくれよ!!

 ビンを割るタイプの射的広告。これまた演出が普段と違うだけのいつものやつ。自分のターゲティングでは異様にこの広告が出てくる傾向があった。
 最後の最後で世界観ガン無視のロボットが出てくるのが見どころ。それまでロボットがいるようなSF要素は欠片も無かったのに、もう世界観がメチャクチャである。

 こちらも似たような広告だが、最後に出てくる敵がデカいマーフォーク的な存在になっている。映像としては殆ど同じだが、前者のタイトルが「EM 10004 Video NA RunEscape Gunshot X14V2 Nor R F NA EN F bluedemo」で、後者のタイトルが「EM 10004 Video NA RunEscape Gunshot X14 Nor R F Napoleon EN B bluedemo」である所を鑑みるに、ABテストでもやりたかった可能性がある。
 ちなみに自分もいまいち把握しきれていなかったのだが、EVONYは映画『ナポレオン』とコラボしていたらしいです。コラボしたならしたでもっと分かりやすく伝えてくれるとありがたいのですが……

 テンプルランみたいな始まり方をする射的広告。
 EVONYは射的広告になってからイマイチになってきてしまったなあと思います。どうしてか考えてみると、ピン抜きパズルに比べると射的広告はフィクションの幅が狭いのが問題なのではないでしょうか。色々なギミックを作れたピン抜きパズルに対して、射的は基本的にやってくる敵を撃つだけ、アイテムを取得してもやってくる敵を倒すだけなので、イマイチ絵面がどのゲームも一緒になりがちなんですよね。
 その点このジャンルのパイオニアであるAge of Originsはゾンビの巨人を出したり、色々なギミックを出したりして絵面に変化を持たせている。後から乗ってきたEVONYはその点、新しいアイデアを試す余裕がまだないのかもしれない。

 出だしがパチンコに射出されるところから始まるのはちょっと凝ってるかもしれない。
 その後は全部一緒なんだけど……

 いつものコミュニティノートつき広告もある。
 さすがにいつまでもツッコミ頼りではしょうがないと思ったのか、12月頃からYoutube広告が激増してはいるが……

・Hero Wars

 前半は使い回しだが、後半は珍しい映像を出している。和風の塔を育成する広告はこどもの日付近の広告以外ではあんまり見かけなかった印象があるんだよなあ。
 割と使い回し多めエディションではあるんだけど、珍しいテンプレを使っている場合は結構独自性を感じて良いですね。

 よだれ垂れ流しの出だしと、街中を進む広告の融合バージョン。
 使い回しがお上手!

 ヘソから出てきた芋虫を食ったり、よだれを吹いたら芋虫化したりする巨人の王に崖から突き落とされていつものバトルが始まる。それにしても出だしがキモいな!
 「ヘソから芋虫が出る巨人」の生理的嫌悪感は見た目以上に強い。よくそんな怪物を生み出したもんだ。

 骸骨の首を狩って強くなっていたが、女悪魔にやられて地下世界に飛ばされるいつもの奴。
 ドクロ相手には剣がカチカチなのに女悪魔相手には剣がへにゃへにゃになってしまうのは、中折れの隠喩なのかはたまたガイコツフェチである事を示していたのかは分かりません。Hero Warsの事だから、主人公がガイコツフェチだから普通の女じゃ興奮できませんでしたみたいな話でも全然納得出来ちゃうんだよね。
 それ以降は以前の広告の使い回し×2。

 以前からやっている出だしからのマス目みたいなマップを走るガラハド君の広告。字幕入りのこの広告は見かけていたけども、字幕なしのパターンは珍しい……はず。

 目がイカれたガラハド君に剣を奪われる所から始まる広告。その後の演出も新しいものになっており、HeroWarsでは非常に珍しい完全新作となっております。
 水の神から力を得たらしいガラハド君が無双するシーンは中々カッコいいが、結局負けるのもいつも通り。そんなんばっかりだよ。

 弱っていた狼を助けるところから始まり、狼と共に旅をする数比べ広告。HeroWarsにしてはしっかりとストーリーを描いている広告になっており、全部この広告のために映像を新たに作った事を伺わせる力作です。
 それだけに2分も相方の狼を助けられない、なっさけないガラハド君を見るハメになるのは中々苦しい物がある。ハッピーエンドは凡庸に見えるかもしれないけども、一番安定して見られる王道のオチでもあるんだよなあ。
 なんだかんだハゲタカが伏線になっていたり、最初の敵も伏線になっていたりで本当に凝った広告ではある。HeroWarsも本気を出せばこれくらい出来るんだぞって所を見せてくれました。

・ザ・グランドマフィア

 グランドマフィアもHero Wars的な数比べ広告にチャレンジ。最初にマフィアボスを助けるくだりまではマフィアらしいが、途中から頭の上に乗っていたレベルが戦力を示す数字になるのは中々芸が細かく、意表を突かれる構成。
 元祖hero Warsと違い勝利エンドになっているのも他の広告とは一線を画しており、見ていて珍しさを感じる内容に仕上がっております。

 女暗殺者が陽動を仕掛けつつ、最終的にマフィア幹部を射殺する広告。雰囲気としてはHITMANみたいで面白そうだが、HITMANみたいだという事は最初からHITMANをやれって話になりますね。
 銃を撃ったら薬莢が飛んでいくのも分かりやすくていいね。

・荒野行動

 荒野行動は新モード、コインタウンが登場。敵を倒したり、放置したりして時間以内に一定量のコインを集めよう。
 こんなモードいる? と思うかもしれないが、遊び方なんでナンボあっても良いですからね。こういうゲームの場合気に入らなかったらやらないって選択肢もあるし。
 逆にそういうやりたくないモードを強制的にやらせるような施策とかが始まっちゃうと息苦しいよね、っていうのは感じます。

 腰を振って銃弾を避ける馬男の広告。こういうのも未だにやってくれるのありがてえわ。
 何だかんだ荒野行動オリジナルの馬男がずっといるのは、やっぱりイメージキャラという印象をつけたいんでしょう。

 12月のコラボは東京リベンジャーズ。
 人気キャラは大体抑えている感じがする。荒野行動のコラボラッシュは最後まで続きましたね。

・ザ・アンツ

 アンツはここに来て新しい路線の開拓にチャレンジ。雪景色の中、昆虫や動物たちがクリスマスを祝うべくアクションを起こす。
 これまでの写実的にバカをやるアンツの広告とは異なり、今回はPIXAR映画のような雰囲気のポップで可愛らしい映像作品となっております。強いて問題を挙げるなら、アンツの広告の割にアリが登場しているシーンが短い事くらいだろうか。
 冒頭に出てくる「INSPARKTION STUDIO」がどんな組織なのかはざっと調べた感じは不明。このスタジオがアニメを作ったのだとは思うが……

 アニメ全編はこちらからどうぞ。
 クリスマスティザームービーらしいけど、このアニメに関しては誰も彼も異様に可愛らしく描かれており、普段の凶悪な思想を持ってカマキリをボコボコにしにいくアリはどこにもいない。
 この映像の出来だけはすごく良いので必見です。

 そんなわけで、アニメを細切れにして広告していました。
 どうせならX広告でも全編見られるようにすりゃあよかったのに……

 クリスマスムービーを併用しつつ、その他のほのぼのした世界観もご紹介。
 急にほのぼの路線を強めてきたのは、やっぱり悪辣なアリ共を描くよりもかわいいアリの方が良いと思ったからだと思います。1月にはもういつものアリ共に戻ってそうだが……

 クリスマスアニメにテキストを追加して説明が入ったパターン。
 別に全編見せられればこんな解説も不要なんだよなあ。
 「今こ
そ一緒に楽しむべきだ」
 という珍妙な改行は見どころか。

 アンツの第二のチャレンジとしては、広告に人間の顔を出し始めたことが挙げられる。人間の顔くらい普通の広告でも出てくるだろうと思うかもしれないが、アンツの場合人間が出てきても足だけとか手だけとか、あくまで体の一部しか無かったんですよね。
 それが人間に飼われているアリが家から脱出し、野生での生活にチャレンジするというストーリーをやるために全身を写したのは重大な挑戦だと思います。たかだか人体を出しただけで大袈裟な、と思うかもしれないけども、本当にアンツで人間がこんなケツ振ってるのは珍しいんですって。

 個人的に好きなアンツの広告はこれ。小さな世界を人間の手で色々いじっていこう、というコンセプトをタイムラプス的な演出で上手く表現している。霧吹きで水を与えているのも、アリを育成している感があって好きな演出なんですよね。
 アリがアリらしい広告を見せる、という意味ではアンツの右に出る物はいない。マニアックすぎるせいか注目度は激低なんだけど、もう独自路線を進み過ぎて他がマネできなくなってる例の一つだと思います。

 アンツというアリが主役の広告なのに、意外といそうでいなかったアリクイが初登場。アリクイはさすがにアリ特攻すぎてつまらないと思われたのか、それともアリクイのグラフィックを用意するのがかったるかったのか。
 ただアリクイ自体は最初にちょっといるだけ。真面目にアリクイと戦ってみてほしいです。

 トカゲに追われるところから始まる広告。この辺はウルフゲームリスペクトもありそう。
 草むらを掘ってカニが出てくる理由はよく分かりません。その後カニがトカゲを倒すのも、現実的にあり得なくないか? という気もしてしまう。でもそれを言い出したらアリが砲撃するのもおかしいし、まあこんなもんか……

 いつもの実況風広告もある。
 アリの巣の構造を変えたり、特化アリを育成してゲームをクリアする。でもこの映像自体は全部イメージなんだよね……

 寿司を家に運びましょう! と言いつつ、全然寿司要素が無い。
 録音もぷつぷつとノイズが混じっているし、映像のBGMとSEのバランスも悪いし、後半のバンク映像には音声が入っていない。これではいけませんね。

 アンツの画像広告。
 以前も似たような画像広告はあったけど、1枚目と3枚目が新作な気がする。一応2枚目も手前の蟻の演出がちょっと違うような気がしますよ。

 アンツもこの広告を定期的に再放送してるよなあ……と思いつつ見てたら、動画の途中に置いてあるものがちょっとだけ変わっていました。以前は肉だったのが石と巨大な落花生になり、ハエトリソウにアリが食われてしまう。
 それ以外の流れは変わらないので、時々更新だけしてるっぽい。今後は要注目だなあ。


 横画面のアリ・バトルの紹介映像。
 意外とこういう半3Dのアクション広告って珍しい気がします。ツッコミどころが少ないせいか、この映像自体の注目度は低いのだが。

・モリノファンタジー

 モリノファンタジーはデジモンアドベンチャーとコラボ。
 さすがにコラボ先が大手であるからか、キャラのグラフィックはちゃんとしていると思います。これで半端な出来の物が出てきたらもう一大事ですからね。結構ちゃんとした広告。

 謎のテーマソングはこちら。
 デジモンというか日曜朝のオープニングテーマ感が強いですよね。別にありそうってだけで、仲間にするのはデジモンじゃなくて星モンだし、「一味同心と共に旅に行こう」って表現は朝のアニメでは中々聞かないと思うんですけど。
 ちなみにデジモンコラボ期間中はこの音楽がスタート画面で延々流れてたみたいっすよ。

 この機会にモリノファンタジーは無料ガチャの数を777連に増加。限定スキンも用意して、新規呼び込みを行おうとしています。
 ここで掲示されているグラフィックは何だかのっぺりとした印象を受ける。アニメ調だからという擁護も出来なくはないけども、それにしたって安っぽいプラモデル感を抱いてしまうのは自分だけなのだろうか。ポーズも初期設定みたいな棒立ち感があるし。

 ところでモリノファンタジーは10000連無料紹介を謳った広告を出していたが、この辺のキャンペーンを公式に紹介しているニュース記事とか、ちゃんと検証しているYoutuberもいなかったんですよね。少し前までたくさんいた広告にとやかく言いながら検証をしてくださるYoutuberがいかにありがたかったか。
 777連ガチャの広告と10000連ガチャの広告が二つとも流れている現状は明らかに異常なのだが、そこをわざわざ突っ込むような人ももういないという事です。ほぼ同期で広告閲覧とレビューをやっていたクソゲーパトロール猫というYoutuberも今やVtuberになって広告の話はあんまりしなくなっちゃったし、他に超目立つ広告レビューの人はフジナッツ健くらいになってしまったし、3年も広告を見続ける物好きはもっといないんだよなあ。
 とりあえずガチャ数自慢では一番高めに入ったのがモリノファンタジーだと言う事にしておくけど、もう広告を見ているような物好きもそんなにいなくなってきたかも。おふざけ、あるいは金儲け目当てですら見られなくなったらいよいよおしまいよ。

 イベントの報酬を紹介する広告。
 あくまでも「デジモン」は「星モン」である。コラボなんでね……

 イベント紹介にしても全イベントを紹介しなかったり、突然10000連ガチャを紹介する必要はあるのか?
 大体後ろでポーズ取ってるやつもモリノファンタジーのキャラだし……

 こうして絵で見ると太一コスプレの一般人って感じでそんなに違和感が無いんですけどね。3Dモデルって難しいのう。
 あと「コラボ限定スキン コラボ開始!」って短い文の中で二回コラボという文言を使っていて気持ちが悪い。そんな事をいちいち気にするのは完全に個人の感想ではあるが、「コラボ限定スキン入手可能!」くらいにしておいてほしかった。

 ウォーグレイモンを紹介するモリノファンタジーの広告。
 これだけ見たらデジモンの広告だな!

 パタモンを紹介する広告。
 これもやっぱりモリノファンタジー感が薄い!

 デジモンの中にしれっと魔竜騎士を混ぜている。コラボ広告なのを承知で疑念を発してしまうんだけど、モリノファンタジーの個性を出すのはどうなんでしょうね。
 個性を殺した方がいいねが伸びているのを見ると、残念ながら求められているのはデジモンのゲームであってモリノファンタジーコラボではない、という仮説が浮き上がってくるようだが。

 これに関しても、デジモンコラボをやりたい人はデジモンが欲しいのであってアグモンの着ぐるみを着たい訳じゃないだろうみたいな話になってしまいます。
 それを言っちゃあおしめえよ、って話ですけど。

 アバター衣装の紹介にしてもこれだけならまだ原作準拠している感があります。
 ちなみにこの衣装はゲーム中で男性か女性かという極めてデカい括りで着用しているので、ジョブが変わっていても見た目だけは太一、という例が多発します。違うのは武器だけ。

 着ぐるみバージョンもある。
 これはこれでカワイイ、という見方もあるかもしれないが、実際可愛い評価と別に要らねえよ評価どっちが多いんだろうね。

 コスチューム推し広告。
 そんなにアグモンの着ぐるみが良いもんなのかなあ……

 これに関してもガブモンの着ぐるみを着てる人をガブモンと言うのか、そもそもこれをコラボ衣装とするなら他に衣装のアイデアが無かったのか。
 多分無かったんでしょうね……

 いつもの着ぐるみとアグモンの紹介。
 むしろ普通にガブモンを登場させれば良かったのでは? と思ってしまうのは自分だけなのだろうか。

 この広告はアグモンプレゼントと、無料777連ガチャプレゼントというメインの企画をシンプルに目立つ紹介をしていて良い感じですね。
 むしろ他の広告がなんでこういうシンプルに分かりやすい広告にならなかったのかという疑問があるが、とりあえず色々なパターンをたくさんやっておこうという魂胆なんでしょう。それにしても多すぎるが。

 カードゲームっぽいアグモンの紹介広告。ほんのり新しいデジモンカードっぽいというか、枠としてはちょっとバトスピ感もあるというか。
 別にこんなカードは無いんだけど、こういう効果文の背景までイラストがぶちぬいているカードってなんか高額そうな雰囲気を感じますよね。雰囲気だけかもしれないけど。

 このカード広告に関しても、広告ごとにカードのデザインが違うんだから真面目にカード広告で騙す気がなさそう。
 だからと言ってデジモンカードのデザインに寄せ過ぎてもそれはそれで色々金がかさむから、こういうデザインにしているような気もするが……

 一つカード画像を作ってもこれだけカード画像の広告でしゃぶっているのだから、もう満足でしょう。
 一つの素材をどこまでも使う心意気よ。

 メタルグレイモンの紹介広告。メタルグレイモンは星モンじゃなくて騎獣としての登場なんだ。
 それにしても同じキャラ素材だけでよくも画像広告にバリエーションを作るもんだね。そろそろ走ってるアグモンの画像素材も見飽きてきちまったよ。

 だがそうなると、星モンのアグモンから騎獣に進化するような広告はウソだと分かってしまうよなあ!
 広告で嘘をつくのは百歩譲って良いとしても、広告をいくつか見たら矛盾が発生するような雑なウソをつくんじゃあない。

 初コラボを推す広告も意外とあるのだが、モリノファンタジーとデジモンは当然初コラボなんだし、わざわざ初めてである事を強く押し出す必要はあるのだろうか?
 初めてなのは事実だし、初コラボというだけならタダなのも間違いないのだが……

 おまけのようにアグモンがいるゲーム画面風広告。
 初コラボ広告のなかでは一番情報がまとまってるかな……

 なんでかパタモンが先頭に立って走っている広告。
 こういうのってアグモンが先頭だと思ってました……

 デジモン本編の絵面に寄せたモリノファンタジーのキャラが見どころ。こうして見るとモリノファンタジーの主人公もデジモンアドベンチャーに登場していたような……という存在しない記憶があふれ出てしまいますよ。
 自分はデジモンにわかなので断定はできないけど、モリノファンタジーの主人公の隣にいるモンスターはデジモンじゃなくてモリノファンタジー側の登場モンスターじゃないの? これでもし自分の知らないデジモンだったら本当に申し訳ないんだけど、太一側にいるデジモン達に比べてモリノファンタジー主人公の隣にいるモンスターは見覚えが無いんだよなあ。

 同じコラボ開始広告でも、これくらいはっきりと星モンとデジモンを別に紹介してくれると分かりやすくて助かります。
 こうして見ると星モンとデジモンってやっぱりデザインがはっきり違うもんですね。一概にどっちが良いってもんでも無いが、顔なじみであるせいかデジモンの方がカッコよく見えるのはエコヒイキって奴だろうか。

 雑誌の表紙風画像広告。
 同じ八神太一の画像ばかり使っているのは、許可がもらえたのはこれだけなんだろうな……

 デジモン要素が強めだが、背景が真っ白なせいで寂しい印象を受ける。
 もうちょっとそれっぽい背景を付けてあげてもよかったのでは……

 デジモン進化をご紹介。
 いかにもデジモンでございみたいなツラして最上段にいるギルゴンが特徴的。デジモンヅラしたいなら「ギルモン」と名乗らんかい!
 しかしギルモンは既に原作にいるので、この場合は完全に詰みです。

 公式Xではコラボ直前キャンペーンとして、事前にちゃんと告知をやっていたのもチェックしておくべきでしょう。
 こうして直前キャンペーンはマメにやっていたので、知名度を高めることに成功していたんじゃないでしょうか。

 もちろん公式Xの告知に使った画像も広告に再利用。
 この辺の使い回し精神には頭が下がりますよ。

 もちろんコラボ開始までにキャンペーンも実施。
 エンジェウーモンは分かりやすくオタクに人気だし、ここをガチャ産にしたのは賢いと思います。

・おねがい社長

 おねがい社長は貴島明日香とコラボ。3.5周年キャンペーンなので地上波進出は無くWebCMのみであるが、映像は楽しい内容に仕上がっていると思います。次の地上波進出しそうなタイミングは4周年かな。
 山田孝之コラボのような大型コラボを上手い事やると、やっぱりそれを参考に完成度が高まるような気がしますね。荒野行動のコラボ広告パワーに続けるかに期待がかかる。

 Xでもプレゼント企画とセットで貴島明日香コラボを告知。
 iPhoneとSwitchもプレゼントしております。

 落ち込んでいる社長に貴島明日香秘書がやってきて、「社長! 人生はゲーム。逆襲してみせます!」という意気ごみ通り、見事逆襲する。
 ところでなんで貴島明日香を強化すると防御や会心が上がるんだ。そんなステータスが上がる必要は無いだろう、というツッコミどころをちゃんと用意しているのがエライ。

 メイキング動画もちゃんとあります。
 貴島明日香ファンはどうぞ。

@おねがい社長!

冬限定のギフトコード:fuyu666

♬ Promoted Music - おねがい社長!

 実は12月前半でも最終未来少女コラボの広告をリリースしていた。
 ブルマでポーズを取っている女性がやたら多いのは、おねがい社長広告チーム内部に猛烈なブルマ派、スポーツウェアフェチがいる説が濃厚になっております。そもそもYoutubeの画像広告でもスポーツウェアを着たAI美女の広告が異様に多い辺りからもそれは伺えるんだよなあ。

@おねがい社長!

最終未来少女と「おねがい社長!」 コラボ開催中!

♬ Promoted Music - おねがい社長!

 脚フェチ、顔フェチのあなたなら遊び逃しはいけない秘書育成ゲーム! というのも変なキャッチコピーだと思います。顔ってフェチズムの対象なのか?
 結局この広告でもブルマを着た女性がやたら多い辺り、やっぱりおねがい社長はブルマ好きなんだと思います。オフィスレディは世界観がオフィス系の内容だから渋々入れてる感があるけど、ブルマは本物だと思うね。

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