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広告振り返り:ライト級~2024年2月~


・ABEMA

 ABEMAはチャンスの時間の切り抜き画像をそのままX広告に採用。
 そもそもチャンスの時間が面白いから切り抜いても面白いに決まってるのだが、Xでも広告を始めた辺り新しい視聴者を集めたいと見える。
 Youtubeを見てたら多分一回はチャンスの時間の公式切り抜きを見ていると思うのだが、Xしかやっていないオタクには新鮮な広告になるかもしれません。そんなわけねえか。

・ahamo

 ahamoはBE:FIRSTというアイドルグループを起用したCMをスタート。
 自分はこの辺のアイドルグループ事情に明るくないんだけど、それでも思うのはSMILE-UP(旧、ジャニーズ)ってのを本当に見かけなくなったなあという所ですよね。そもそもSMILE-UPって皆覚えてます? X(旧、Twitter)よりも旧名で呼ばれてませんか?
 テレビのブームではおそらくBE:FIRSTとSnowmanを推したいんだろうなという気がするので、ちゃんとこの辺もブームを追っていきとうございます。

・FODプレミアム

 夢グループの広告かな~と思ったら、突然残像を活用したバトルシーンが始まるとんでもない広告。なんだこれ?
 石田社長と保科有里の掛け合いが面白いのはいつもの事なんだけども、そこから細かな違和感を作って新しいドラマを始める辺りがすげえ広告だと思いました。見事な一捻りを加えて来たね。
 2月の傑作広告の一つ。マジで好きな広告です。

・三菱UFJカード

 東京スカパラダイスオーケストラと石原さとみがコラボした広告。
 別にこの広告自体は普通なんだけど、広告で突然トランペットを鳴らされるとちょっとやかましいなって思いません? 全然普通の広告なんだけど。
 自分の広告の好き嫌いの傾向として、やかましいタイプで耳に残る広告は嫌い寄りになりがちなんですよね。2005年ワールドグランドチャンピオンズカップでKAT-TUNが歌ってたCMソング『Gloria』が未だにトラウマになっている辺り、広告のテーマソングを嫌う傾向があります。

・東京二期会【オペラ】

 昨今のXでは不釣り合いなほどにお上品!
 オペラに明るくないのでwikipediaを頼ってみたところ、東京二期会は日本の公益財団法人。オペラ文化の振興を目的とする事業を行っている法人らしいです。
 基本的には極めて真面目な広告なんだけども、この広告がキノコ伝説に混じって出てきた時のギャップたるやすごいよ。急にXが高尚なSNSのように見えてしまいます。
 最近の猥雑な広告に疲れた人におすすめの広告です。

・コトブキヤ

 コトブキヤはポケモンのキャラクターフィギュアをご紹介。
 一昔前までのポケモンのフィギュアと言ったらポケモンが主役でオモチャとして遊ぶような物が多かった印象なんだけど、普通に飾って楽しむようなフィギュアが出てきたのはやっぱりポケモンユーザーの高年齢化があるんでしょう。当たり前の話ですけどね。
 ポケモン本体よりもナンジャモだのリーリエだのという人物の話題が増えたのもポケカ投資がどうこうというのに加えて、ポケモンというキャラより人物に魅力を感じる人の方が増えたんだろうなというのを如実に感じます。普通の大人はそうなんだろうなあ。
 自分もポケモンというコンテンツにあまり魅力を感じなくなってしまったのはあるんだけど、なんかブラックホワイトでNやゲーチスなど人物のキャラ掘り下げが始まってからプレイヤー主体の物語からゲームに登場する人物の物語を追うような感じになってしまって何か噛み合わなくなってしまったような気がする。とはいえそんな事をほざいてみようが、ポケモン金銀には触れてねえのにダイパルビサファ赤緑はやっているというバカげたポケモン遍歴で、人物ドラマにちゃんと感情移入したり黒い任天堂ネタで面白いと言えなくなってしまった時点でもうポケモン世代では無くなってしまったのだと思います。夜中まで文章書いてる人間だからポケモンスリープも出来ねえし、ポケモンカードも大昔の「エネルギーきゅうしゅう」を持ってるミュウツーexをスリーブつけないで遊んでた時代が一番楽しく遊んでたんだよなあ……
 もうポケモンは考えれば考えるほど小学生時代とはずっと遠くに来てしまったような気がしてならないし考えれば考えるほど悲しくなってくるので、ここら辺に致しとうございます。

・どん兵衛

 どん兵衛はFF7とコラボ。セフィロスにキツネ要素を加えてどん兵衛を告知させるのはいつもの日清らしいおふざけであるし、ここまで凝ったグラフィックをお出ししてくるのもいつものファイナルファンタジー。全部いつものやつだな。
 セフィロスがここまでどん兵衛を激推ししてくるのも日清のパワーあっての物だし、いつものおふざけの中でもかなり凝った部類の内容だと言えます。案の定反応も大きいし、コラボとしても成功していて良かったですね。

・赤いきつね緑のたぬき

 恋愛リアリティショーのような体裁で映像が進むが、ちょいちょい赤いキツネを被った人間が混入してくる。さも当たり前のようにきつねが混じっているんだけど、一体どういう事なんですか?
 最近はモキュメンタリーというドキュメンタリー映像風ホラー映像が流行ってるけども、赤いきつねを被った奴がさも当たり前のように混じっている恋愛リアリティショーの方が怖いよ。

 しかも本編を見ていると、赤いきつねが「めっちゃイケメンじゃん……」みたいなノリで受け入れられてるのがもう面白い。予告映像だけ見ると若干のホラー感があるけど、本編を見るとちゃんとシュール系面白ムービーなのでオススメです。
 シソンヌの長谷川が正気のツッコミをしているのがこの映像における唯一の正気として喜ぶべきか、それとも全部おふざけとバカ話で貫いてほしかったと見るかはあなた次第。

・松屋

 松屋は限定メニューのシュクメルリ定食を紹介。伝統的なジョージア料理なんですって。
 これ実際に食べたけども中々おいしかったです。また期間限定で出てきたら食べたいかもしれない。

 カットステーキのハッシュドビーフのご紹介。
 松屋って色々メニューがあるのに毎回定番メニューを頼んで終わりにしちゃうのはマンネリズムの塊、精神的に向上心の無いばかかもしれない。毎回チーズ牛飯を頼んでしまい、申し訳ありません。

・大阪・海遊館

 水族館の広告。今時は水族館もXで広告する時代か……
 広告内容自体は立地の良さ、展示物の良さの紹介が主。14秒でしっかりまとまった良い広告です。

・志摩スペイン村

 志摩スペイン村は1年ぶりにVtuberコラボを実施。昨年もいた周央サンゴに壱百満天原サロメを添えて、よりバージョンアップした広告になっております。内容も順当に強化。
 昨年よりも人が増えた分余裕をもって告知している感じが良いですね。ネットの人気者をさらに取り込んで、来年も勢いはそのままに進むと良いですね。

・JR東日本

 冬は日帰りでスキーを遊びに行こう!
 実際やると面白いんだけど、移動時間もかかるし手間がね……という人に向けて、東京駅から最短71分という移動時間の短さをアピールしてスキーを訴求している。
 でも今時スキーが好きな人は広告を見なくても勝手にスキーに行くのでは? という気がしなくもないです。

・豊洲 千客万来

 豊洲に開店した料理屋の広告。中村獅童とコラボし、いかにも日本っぽい広告になっている。
 この時は普通の広告だと思っていたのに、まさかこれが後にインバウン丼とかいう外国人向け高額飲食店になるとは思ってもいませんでした。

・株式会社トマス技術研究所

 ゴミは外、福はうちキャンペーンの紹介。ゴミを処分できない人に向けて、不法投棄にならないようチリメーサーという小型焼却炉を購入しましょう、という広告。
 この動画のローカル感はさておき、そもそもこの広告だけではどんなキャンペーンかがいまいち分かりづらいのは改善した方が良いんじゃねえかなと思いました。ゴミで困ってるなら小型焼却炉を買おう! と初手で言うくらいの方が分かりやすいんじゃないか。
 そもそもゴミは外、福はうちキャンペーンで何が起こるかも分かりづらい。値引きなのか、おまけでもう一つチリメーサーがついてくるのか。とりあえずどんなキャンペーンかが分からないと中々電話もメールもしづらいと思いますよ。

・マネードクター

 AIと結婚した男が人生は愛だな……などと語り合っていたら、赤ん坊の方が愛で貯蓄効率は上がらねえだろ! とマジレスしてマネードクターを勧める。かなり好みの広告です。
 サービス紹介もやっているし、見た目のシュールさも良いし、将来的にAIと人は結婚するの? という引き込まれる摑みがあって、目からビームを撃つ雑な面白さもある。30秒という最近の広告では少し長めの尺ながら、きっちりとまとまった内容でした。
 真っ当な広告の中では一番好き。

・Marketing JP


Xでイーロンマスクと握手!

 Xの広告に対してあーだこーだ書き続けていたら、Xの広告営業の求人が出てきた。イーロンマスクと働くと毎日新技術やプロジェクトに触れられて刺激的でエキサイティングだぜ! みたいな内容。
 そりゃエキサイティングかもしれないけど、毎日色んな人に喧嘩を売っては変なアップデートをしてそのアプデ要らなかったんだけどって文句を言われる人の下で働きたいかと言われると微妙な所ですよね。刺激的ではあるかもしれないけど、その刺激的ってロシアンルーレットをやって生きるか死ぬかは楽しいなあ! みたいなノリの刺激じゃない?
 自分はダラダラと広告を見続けていきとうございます。

・iphone15

 朝から晩までビデオ撮影していても大丈夫! みたいな広告。
 しかしこういうのを見ていると、結局携帯の広告ってのはカメラの性能とバッテリーが長持ちしますって所に帰着するんだなあと思います。天下のappleですらこういう所を告知せざるを得ないのか、それともたくさんのユニークな機能があってもそんな機能は9割9分の人間が使えねえから広告してもしょうがないという思想なのか。
 いつ見てもiphoneの広告が同じような印象しか受けないのは、結局アピールポイントがいつまで経っても一緒という事がデカすぎると思います。もうこればかりは携帯電話の業としか言いようがありません。

・Cluebox Pro

 Youtubeで異様に見かけた広告の一つ。
 要はカメラ状のパズルゲームみたいなんだけども、これを推理して上手い事ガチャガチャして楽しんでくれってオモチャらしい。結構面白そう。
 これをクラウドファンディングで支援お願いしますってんだから、好きな人は支援するでしょうね。

・ユニオンアリーナ

 最近出来たカードゲームの広告。いわゆるヴァイスシュヴァルツみたいなノリで、特定ルールで色んなアニメのカードを使って遊べますみたいなゲーム。
 でもこのシンデュアリティ・ノワールという作品は初めて聞きました。もう何でも良いってのはあるんだろうけど……

・ドラゴンボールスーパーカードゲーム フュージョンワールド

 ワンピースカードで勢いのあるバンナムのカードゲームが、ドラゴンボールのカードゲームも出してきた。世界で人気のコンテンツをそのままカードゲームにしていく事に味をしめたな?
 広告としてはドラゴンボールでおなじみの瞬間移動に始まり、カードイラストを見せていくような形式。分かりやすい広告で良いんじゃないですか。

・SUSHIショット

 同じ寿司をぶつけて大きな寿司を作るゲーム。……スイカゲームリスペクトですね?
 一応パズルボブル的に画面上部に射出する形式である事、対戦要素がある事などが差別点になる。マージパズルジャンルは今後しばらくは増え続けるんだろうなあ。

・2024年2月の広告ニュース

・OpenAIの動画生成モデル「sora」が登場

 OpenAI産の新たなAIモデル、Soraが登場。高精細な動画を生成出来る事から界隈内外で話題となった。
 こんなとんでもない生成AIモデルが出てきたらオタ恋の太った男も動かし放題だし、おねがい社長のエロい女もヌルヌル動き放題だぜ! と思ったら、Soraは社会的影響を鑑みて一般公開しないんですって。そりゃそうだ。ただでさえ静止画の生成AIですら喧々諤々の大騒ぎなのに、動画が公開され始めたらもう広告界隈も大荒れですよ。
 まあいずれはこれを超えるモデルも社会に出てくるんだろうし、そのタイミングでヤバい広告のレベルも一段上がってくるんでしょう。今後も要注目。

・2023年の広告最上位勢、ドット勇者とおねがい社長が躍進

 散々広告をやっていたドット勇者の2023年収益額は6500万ドルで約98億円、地味に放置少女が1億ドルで約150億円と、日本の放置RPGジャンルを牽引していた事が明らかになった。放置少女なんて最近は広告もぼちぼちしか見かけなかったのに、まだ人気なんだなあ。
 実際それだけ儲かっていれば、最近の広告で安直にドット風演出をやるのも頷けます。流行っている物には乗っかれの広告精神。

 おねがい社長は世界累計収益が2億ドルを突破。昔はバカにされてた全サーバー1位が真実味を増してきたとはたまげたなあ。
 夏頃から生成AIを活用した広告が増えた事も触れているのはエライけど、実際にはもっと早い段階からこいつは生成AIを使ってましたからね! 社長ファンである俺は知ってるよ。

・2024年2月のVtuber告知

・迷電ワークス

 新人Vtuberユニット、迷電ワークスの紹介映像。こうして見るとカッコいいように見えるが、どんな声なのかは分からない。
 迷電ワークスは全員メイドキャラであるらしく、メイドを土台にお嬢様、ヤンキー、赤ちゃん、陰キャ要素を乗せているのが特色。紹介映像に合わせて表示される設定もそれぞれ凝っているように見えるが、ここまで設定を凝るならこの設定でそのままボイスドラマでも作った方が良いのでは? と思う所もあります。この設定だけでラノベ一本くらいは行けそうですけどね。

 ティザームービーもせっかくだから見てみましょうか。
 2月2日に配信されたティザームービーの時から切り抜き的な表現があるのだが、初配信は2月17日なんだよね。最初からちょっと盛り上がってます、皆見てます的な雰囲気を出せるので、中々賢いんじゃないでしょうか。
 ちなみに後述する常勝無敗ぐぬぬ、荻谷まりあ、泡喰はわこも全部同じレイアウトのティザームービーがあります。

 ちなみに形式も4名で全部一緒です。
 この辺のテンプレもしっかり固めてきているのは、この迷電ワークスが出しているVtuber事務所「Vebop Project」がREALITY Studios株式会社が運営しているからでしょう。よく広告で見かけるREALITYがやっているからこそ、ここまでコンセプトを明確に固めて、リリース時の戦略もがちっと固められたんじゃねえかなと思いますね。

・もりもりにゃんこめし

 vebop Projectは迷電ワークスだけでなく、ネコをテーマにしたVtuberユニット「もりもりにゃんこめし」も出していた。これまたX上では画像と設定をメインに紹介して、声を聴きたい場合は各人のアカウントに行かなければいけない奴です。

 ちなみにティザームービーの作りも全く一緒。作業効率化を目指す思想としては立派なもんだけども、迷電ワークスと少しくらい変えてもよかったんじゃないでしょうか。
 もうこっちに関しては全部載せないので、気になる人はそれぞれの公式アカウントに飛んでティザームービーを確認してください。Vtuberの配信ではなくティザームービーばっかり見てる人も中々いないでしょうけども……

・堕天使ゴモリー

 Vtuber一問一答自己紹介をそのまま活用した広告。麻雀が得意なVtuberらしいです。
 そう言えば広告でVtuber一問一答をそのまま使っているパターンってあんまり見ない気がします。自分もVtuber広告ニワカなので、一概にこの形式がよろしからぬって話にはなりませんけどね。
 Vtuber一問一答自体がめっちゃ優れたテンプレなので、金をかける気さえあるなら一問一答をそのまま広告にしちゃうはかなり良いなと思いました。

・SOUTH PARK:SNOW DAY!

 サウスパークのゲームではよくあるごっこ遊び的なノリで世界が展開されるゲームの新作が登場。魔法使いのコスプレをしたカートマンや、いつものカートマンと対立するカイル・ブロフロフスキーが出てくる。
 サウスパークが好きな方は普通に買いな気がするけども、現代においてサウスパークを新しく見ようと思う人はどれくらいいるんでしょ。ちなみに公式サイトで大体のエピソードが無料で見られるので、暇なら見てみると楽しいですよ。

・CoDモバイル

 少し前はFPSと言えばこれ! みたいなタイトルだったコールオブデューティーがモバイルに参戦。いつの間にかAPEXだのVALOだのに話題を取られてしまったが、これによって取り返しに行ける……のだろうか。
 映像はカッコいいけどそれはどんな広告でも一緒だもんな。

・DEVIL MAY CRY PEAK COMBAT

 デビルメイクライをベースにしたスマホゲームが登場。
 動画を見た感じでは文句無くカッコいいし、プレイ画面を見ている感じでもスマホなりに楽しげなアクションをやっている感じはします。とはいえこういうゲームのファンは普通にパソコンでやるんじゃねえかなって気はしますけど……
 ただこれ、2年前とかに全ムービーが出ていたり、逆にベータテストの動画が今年の3月に出ていたりとイマイチリリース時期が判然としない。海外で先に出ていて、日本版がようやく出るような感じだとは思いますけどね。

・PUBG MOBILE

 もうすっかり兎田ぺこらのゲームと化してしまったPUBGモバイルの広告。ずっとぺこらじゃん。
 別にぺこらコラボがダメとは言わないけど、こんなずっとぺこらコラボをやるとは思っていませんでした。振り返ると昨年11月からずっとぺこらコラボの広告をやってるんだから、もう4ヶ月も同じコラボをやってる事になる。
 いっそのこと1年ずっとぺこらコラボをやってたら本物だと思うんだけどな……

 ちゃんと広告でも新しいボイスが入っており、中々好評である事が窺えます。
 マジで1年間ずっとぺこらが出てくる可能性は充分あり得る。

・Roblox

@Roblox

創造力を膨らませよう

♬ Promoted Music - Roblox

 今時の子供が真に好きなゲームであるらしい、Robloxの紹介。今時の小学生、中学生はRobloxを遊んでいるのだと小学校の教師をしている友人から聞いたのだが、最初は(何言ってんだこいつ……?)と思ってしまった辺り自分も時代においていかれているらしい。勉強しよう。
 なんでもユーザーが作ったゲームをユーザー同士で遊べるというゲームのプラットフォームらしく、人によってはこれで作る側に回る人もいるし、普通に遊んでいても楽しいらしいです。
 これで一儲けしている人もいるらしいが、結局そこはアイデア次第。とりあえずTiktokで広告を出すくらいには人気である、という事くらいは知っておいて損はないでしょう。

・スプラトゥーン3

 スプラトゥーン3はエキスパンションパスをご紹介。
 普段はカラフルな世界観を推していたスプラトゥーンがちょっとニーアっぽい雰囲気と言いますか、セピア色を主軸とした淡い色合いの世界観を出してきたのはこれまでとは違う事を直感的に分かりやすくする良い設計だと思いました。
 もうこれは広告する対象が面白いコンセプトだから広告も面白くなってるパターンなので、広告だけですげえってタイプではありません。良い事ですね。

・FOAMSTARS

 ステージを自軍の色の泡で塗ったり、敵を倒したりするゲーム。斬新なゲームだなあ。
 真面目な話スプラトゥーンとは色々違うようだが、やっぱりPS5あるいはPS4でないと出来ないのはこのご時世難しいような気がします。良いパソコンでゲームしてるオタクもそれなりに多いだろうし、そもそもSwitchを持っていたらスプラやるわって話になるし……

・ライドカメンズ

 2月に登場した新顔としてはライドカメンズも忘れてはならない。仮面ライダーを女性向けゲームに擬人化? したゲームとなっております。
 一応広告上では「カメンズ」という略称を流行らせたいようだが、一般ファンからは「ドカメン」という略称も使われている。いったいどちらに寄せていくかは今後も注目していく必要があります。

 キャラ紹介広告自体は一定のテンプレに従った内容がメインになっている。
 それでも全広告大体盛り上がっているように見えるのは、やっぱりそれだけ仮面ライダーファンの層の分厚さを示しているんでしょうね。女性向けゲームだろうが何だろうが仮面ライダーブランドの強さは健在である。

 なお、所属クラスによって後ろで流れているBGMが変わっている所も芸コマポイントです。
 元ネタになった仮面ライダーの題材によって注目度が異なるのは原作付きゲームらしい所。

・ハイキュー!! FLY HIGH

 ハイキューの新作ゲームが登場。去年もハイキューのゲームがなかった? と思って見てみたら、そっちはTOUCH THE DREAMという別の会社のゲームらしいです。同一漫画のゲームをそんなに出すもんなんだ。

 単純なキャラ紹介用の画像広告。
 人気漫画ならこれでも拡散されるんだからすごいなあ……

 動画での紹介広告なんだけども、CVを表示するだけで特に声などは流れない。「3Dの頭身キャラクターモデルで臨場感のある試合を楽しもう」と書いてあるが、ゲーム映像も無い。

 こちらはアニメ映像を主体としたキャラ紹介広告。
 多分静止画、アニメ主体、ゲーム映像入りでどれがウケるかを調査してるんだろうなって気はします。

 多分開発中のゲームの映像つき広告。
 個人的にはゲームの広告なんだからゲームの映像を見たいです。

 ゲーム映像とキャラ画像、ステータスグラフの全表示スタイル。
 カゲマス的なゲーム動画の小さな広告をカスタマイズした感じに見えます。
 ハイキューの特徴は事前登録段階で多めに広告をやっていた事でしょう。もちろんキノコ伝説やマージから夜ふかしみたいな超大量に広告をやっていたタイプのゲームに比べると少ないもんだけども、こういうタイプの広告がたくさんやっているのは珍しいと思います。

・ダンまち バトル・クロニクル

 ダンまちのソシャゲも半周年。おめでとうございます。
 100連相当のガチャプレゼント、キャラのプレゼントなどを紹介している辺りかなり普通の広告。普通は100連ガチャでも多いしキャラプレゼントも有難がるべきなんですけどね……

・ブラッククローバーモバイル

@ブラッククローバーモバイル

新規限定ガチャ10連無料!さらに「メレオレオナ」登場!

♬ Promoted Music - ブラッククローバーモバイル

 ブラッククローバーモバイルの新キャラ広告はTiktokに絞ったようだ。
 Xでもかつては広告を見かけた記憶があるのだが、結局Tiktokが一番良いと結論付けたのでしょう。
 内容はそんなに変わりません。

・陰の実力者になりたくて! マスターオブガーデン

 カゲマスは鷹嶺ルイが登場。ホロライブコラボがよほど好評だったのか、二度目のコラボとなります。
 コラボするのは勝手なんだけど、このままホロライブ要素が強くなり続けるなら全く同じシステム同じ3Dモデルを活用してホロライブのソシャゲを別に作った方が双方のファンに喜ばれるんじゃねえかなって気がしてきました。
 実際はホロライブ本編でゲームを依頼するよりも、現状のままホロライブのキャラが各ゲームにコラボ出張するような形の方がコスパが良いと判断されているんでしょうけども。

 昨年9月に登場した桃鈴ねねも復刻。
 映像自体はちゃんと新しく作ってるっぽいです。

 原作に登場するらしいキャラ紹介広告。
 アニメ本編も終わってしばらく経つし、こういう広告だけじゃやってられないんだろうな……

・アイドルマスター シャイニーカラーズ

 アイマスは人気キャラの猫耳コスチュームで勝負。強いキャラはどんどん擦っていけって所でしょう。
 小難しい事を考えずに素直に美少女を出せばOK!!

 猫ミームの流行にのってふゆミームというGB素材を配布したのも最近らしいアプローチだと思います。
 とはいえこれがそんなに動画で使われている感じが無いのは結局猫ミームほどの面白さや一般性が無い点、また一歩ミスったら面倒ごとに巻き込まれそうという危険性か……

 ガシャ数を自慢する広告なんだけど、たかだか100連ガチャを紹介するのに引っ張り過ぎなんじゃねえかと思うのは自分だけなのだろうか。いい加減にしなさい。
 100連ガチャでもサービスによっては大盤振る舞いってのはよく分かるんですけどね。内容自体は普通だけど、10ループくらいするとさすがにあざといです。

・ヘブンバーンズレッド

 条件をクリアするとSSが1体確定する10連ガチャが無料。SSの何が無料なのかはやや分かりづらいが、それはゲーム内で確認してくれって話。
 新章スタートも告知しているが、どちらかと言えば今から始めてくれよってキャンペーンを紹介したいんじゃねえんかな。

 ゲーム内容、ストーリー用語などに焦点を合わせた広告。
 これで興味を抱いた方はヘブバンをどうぞ、という内容。「ヘブバン新章開幕」というバナーを外せばここ一年くらい擦っても大丈夫そうな映像に仕上がっている。

 ストーリーの見せ場を次回予告的な雰囲気で作っている広告。
 広告しか見ていなくて別にストーリーを知らない人でもデカい敵が出て来て、ピンチになって、なんか起こる事が分かる。実際広告で表現すべきところってそんなもんで良いんですよね。

 ストーリーの名シーンらしき物を紹介する広告。
 内容を知らないと中々感情移入出来ないけど、こういう風に見せられると同じような体験が出来ると期待する人は結構いそう。ちゃんとしたゲームの広告だから、これがウソって可能性は無いし。

 2月前半は2周年キャンペーンもやっていたらしい。
 ヘブバンのような真っ当なゲームは周年期でも150連ガチャくらいのもんなんですよね。3000連ガチャだのなんだのってのはおかしいだろ!

 2周年を祝し、新宿駅の自由通路でド派手な映像広告も展開。
 こういうのが出来るのは真っ当な広告の特権と言えるでしょう。今後もしばらくは話題が続きそうですね。

 ヘブバン特有のアプデ告知。
 今回はレベルが上がりやすくなって遊びやすくなりました、という所だけ。まあ毎回新しいニュースがあるってもんでも無いだろうし……

 Angel Beatsコラボを告知する内容。
 エンジェルビーツってこんな老若男女問わず号泣してたアニメなんですか? そもそも自分が見てないのはともかくとして、周りのオタクもここまで皆してエンジェルビーツを見ていた印象が無いせいですげえ違和感がある。作品自体は素晴らしいと思うんですけど。

 これもエンジェルビーツコラボ。
 2月前半はコラボで後半は周年キャンペーンなんだから2月にスパートをかけてきてますね。
 Youtubeでもやっております。

・アークナイツ

 いつものYoster Picture謹製の広告動画かな……と思ったら全然違う所が作っていたアニメーション広告。それにしてもちゃんとしたアニメなのは変わりません。
 年末年始にたくさんアニメ広告をやっていた分、2月の広告は最初から外注しようと決めていた可能性があります。しょうがないね。

・ブルーアーカイブ

 陸八魔アルの別衣装の紹介。元々人気キャラだから広告もはかどるってワケですね。
 広告自体はテンプレのままです。

 カヨコの別衣装の広告。
 こうして見るとちゃんと美少女なんですよね。最近ブルアカのイラストというと先生の方ばかり見かける印象があるんだけど、それはブルアカ界隈にいないからなのだろうか。

 いつもの構成のYoutubeショート紹介。
 イベントに合わせて毎度毎度良く作るもんです。

・原神

 キャラ紹介とステージ紹介を兼ねた広告。
 各キャラクターの個性を出すのとステージ紹介の兼ね合いが上手い。無難にこういうので良いよな、という広告をしっかりやってくれるね。

 東京スカイツリーとのコラボ広告。適所でパルクール的な演出を入れてスタイリッシュさを出している。
 色々激しいアクションをしている割に踏み切りはちゃんと待っているのは真面目だなあと思いました。てっきり踏切を乗り越えて電車を飛び越えるかと思ったのに……

・崩壊:スターレイル

 崩壊スターレイルの真骨頂であるキャラ紹介広告。
 映像のクオリティが毎度毎度高いんですよね。キャラの缶バッジやアクリルスタンドをプレゼントする企画が成り立つ辺りちゃんとキャラクターを立てられているという事であるし、本来はアマギフなんか配らないでこういうプレゼント企画をやれるのがベストじゃねえかなと思います。
 今回はキャラ紹介だけ。

 ピノコニーという場所で始まる新シナリオを紹介している広告。
 シナリオ要素よりもキャラや演出がメインになっているのは、元々TVCMである物をネットに持って来たからだろうか。

 ゲーム映像がメインになっている広告。
 こっちも良いですね。

 イベント紹介とアマギフ、ホテルギフト券などの紹介を兼ねる広告。
 かなり無難なプレゼントつきのイベント紹介に仕上がっています。

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