過去の話vol.29 ボクちゃん!大学院の受験をするんだ!
無事、道外ではあるけれど、
国立大学に合格し大学生になりましたが・・
長期休みになると札幌へ帰省し
高校時代に行っていたバイトへ
いそいそと出向きました。
一人暮らしをさせてしまったので、
色々な出費を想定して
奨学金を満額で借りながら
授業料や細々と私の支払いで賄ったし、
口座には常に20万程度の残高になる様に
気をつけて入金していた。
奨学金だって、バイトをしながら
切り詰めて生活すれば満額なんか
使う必要はなかったと思う。
しかし・・お金のやりくりを
きちんと話したつもりだったけれど
我が子は私に似て、お金には無頓着だったのを
忘れていましたよ。ええ。
私もアバウト過ぎましたけど、
だってシングルマザーで忙しいんですよ。
馬車馬の様に働いていたのだから・・
結局、蓋を開ければ1円も残さず使って、
満額の奨学金は全額返済が必要。
一体いくらになると思っているんだヽ(`Д´)ノ
ば◯じゃないのか!!
入学当初から、私は学部生と大学院生の
その後の就職先を見て、学部生は
工学部でも難しい印象がありました。
当時、就職飢餓期で就職難民が出た頃でした。
それでも、同じ大学の大学院へ進むなら
引っ越しもなく余計な経費もかからず、
何ならそこから就職先へ引っ越せば良いかな?
とも考えていました。
息子は大学3年位になり
『やっぱり、元々目指していた大学の
大学院へ受験をしたい』そう言いました。
ま、またお受験料がががが・・
でも現実を見れば、今の大学より
目指す先の大学院の方がその後の就職先は
明らかに選択肢が広がります。
勿論、私は『好きにしなさい』と
格好良くないですか?お父さんみたい(⌯¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧笑
そうです、私が継母に自分の親を優先するから
貴女は進学を諦めて、そう言われた事が
本当に心の深い傷になっていたので
息子には自由に学んで欲しかったのです。
北海道の中では、優秀な大学院ですが、
同じ大学から行くより案外
地方から編入の様な受験が
入りやすかったのかも知れません。
何せ一浪したお陰で、その大学院にも
同級生がいっぱい!先に入学しているので!笑
本人もきちんと勉強に励んだのでしょう。
何とか無事に大学院に合格しました。
大学受験とは違い、調べたり手続きをしたり、
何もかも全て自分1人で行いました。
あぁ、大きく育ったんだなぁと
改めて思いました。
もう大人同士なんだなぁと
実感したのはこの頃です。
お金も勿体無いので、お引越しの前日に
現地入りし、まだ処分していない細々したものをリサイクルショップに
売りに行き、ゴミをまとめ掃除をし、
翌日に引き渡しをして、そのまま
息子と2人で札幌に戻りました。
室内の状況は、とても間に合う
感じではなかったのでほっとしました笑
あと2年、頑張らなければ・・
私の方はと言うと、息子がいない
4年間に自由な時間が出来て
お料理に目覚めました。
元々きっと好きだったのでしょう。
沢山のレシピを参考にする以外に
盛り付けにも興味を持ち、
少し高価なお店のお料理の盛り付けや
当時のSNSを参考にしながら
意識高い系オシャレご飯を目指して・・
そんな事もあり、息子が帰って来て
結婚するまでは、比較的美味しいお料理を
食べさせてあげられたのではないかと思います。
そして、大学院合格の良いニュースの中
私はYUさんとの長いお付き合いが
終わってしまう事など
思ってもいない展開がやって来ました
(まだ付き合っていたのかい?)
YUさんのお話はまた今度・・
今日も読んで下さって
有難うございました♪(*´꒳`*人)
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