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SW2.5へのいざない

僕はこれまで、TRPGというと真っ先にD&D系を挙げるほどD&Dに傾倒してきた奴です。
それが今回ソードワールド2.5の話をします。

今、僕の中ではD&D5eよりもSW2.5を推してます。

何故か。
それは導入の低さ、イニシャルコストの安さから来ています。

D&D5eにはベーシックルールが無償で配布されているということもあり、TRPGを試してみたいという人にはD&D5eは優れているゲームと言えるでしょう。

それでも敢えて、今はSW2.5を推しています。

D&D5eベーシックルールはルールこそ基本を全て網羅していますが、データ面から見るとやや非力です。いずれプレイヤーズ・ハンドブックが欲しくなってくる人も多いと思うのですが、そのハードルが6000円を超えなくてはなりません。

その点、SW2.5は最小限で始めようとした場合、ルールブック1が必要なのですが、この投資が1000円で済みます。

これまで何人かの「かつてTRPGをやっていた」という人とお話させていただきました。多いのはかつて新和版のD&Dをプレイしていた人、次いで多いのがクトゥルフ神話TRPG(6版)をプレイしていた人です。

新和版のD&Dも思い出補正がかかって(当時の中高生に4800円の赤箱と4800円の青箱)、やはり「高いルールブック」の部類に入るせいか、全体的に「TRPGは高い」というイメージが根底にあるような気がします。

そういう人にSW2.5のルールブック1なら1000円だよ、という話をすると大抵は「え?マジで?」という反応が返ってきます。

この差です。
「1000円で始められるならちょっとやってみようかな」という絶妙な値段設定がニクいところです。

D&D5eと比べるとルールのわかりやすさという点ではD&Dの方が勝っていると思います。SWにはレーティング表があり、かつてはこれかわかりづらさの一因でもありました。

しかしオンライン専門で遊んでいる僕からすると、もはやここには何の障壁も無いのです。ダイスボットがレーティング表参照の煩わしさを吸収してくれます。

そういった事をすべて話すと、「まずは買ってみるか」という人はD&D5eよりSW2.5の方が多いのです。ニーズに合わせて僕も今はSW2.5のセッションを中心に動いています。

20~30代のころような変な洋ゲーかぶれが40代になってなくなったせい、というのもあります。他にも様々なTRPGがありますが、ルールブック1を手に取ってもらえやすいという部分で今の僕はSW2.5推しです。

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