フィードバックをもらうと、自分が責められていると感じてしまう時の対処法
人からフィードバックをしてもらうのが苦手です。
私はエンジニアをやっています。プログラムを実装したあとでチームメンバーのチェックやフィードバックを受けます。
チェックしてもらうことで、自分では気がついていなかった設計漏れやミスに気が付きやすくなり、品質の高いプログラムをリリースすることができます。
このフィードバックをしてくれるメンバーは皆、プログラムのミスを指摘してくれます。作った人が悪いのではなく「もっとこうしたらよくなるよ」というアドバイスをくれるのです。
しかし私はどうしても自分が責められていると感じてしまいます。
チームメンバーと仲が悪いわけではありません。何気ない会話もするし、相談もできるいい関係なのですが、フィードバックをもらうと「あぁ、また自分が悪かった...」となってしまうのです。
エンジニアでなくても、チームメンバーや上司からフィードバックをもらうことがあると思います。作成した資料へのフィードバックや、考えた企画へのフィードバックなどあるでしょう。
このnoteでは私がなぜ自分が責められていると感じてしまうのか、どうやって対応しているのかについて紹介します。
なぜ自分が責められていると感じてしまうのか
チームメンバーはきっと「作った人が悪い」と思っていません。プログラムのミスを指摘して、より良いものにしようとしています。つまりチームメンバーではなく、私の受け取り方に課題がありました。
ずばり、私は「プライドが高い」のです。
「自分ならできる、うまくできている」というプライドがあります。私の場合、学生時代から培われたものでしょう。運動も部活もそれなりにできていたので「自分ならできる」というプライド、自信が大きくなってしまったのかもしれません。
そんなプライドをもっていると、自分の中ではちゃんとできていると思っているプログラムをチェックしてもらうことになります。そこで「修正した方がいい」と言われると、プライドが傷つくのです。
自分ではちゃんとできているはずなのに...
修正するってことは、悪いところがあるってこと...
それって自分が悪いってこと...
こういう思考になってしまいます。
「自分ならできる」というプライドが原因で、自分が責められていると感じてしまっているのです
どうやって対応しているのか?
プライドがあるなら、プライドを捨てればいい。
そう単純なことではありません。本来なら「自分ならできる」というプライド、自信をなくすことができれば一番だと思っています。しかし自分の中にある考えをそう簡単に変えることは難しいです。
そこで私はフィードバックの受け取り方、返事の仕方を変えることでこの問題に対応しています。(まだ完璧に対応できているわけではなく、試行錯誤を繰り返しています。しかし私はこの方法でだいぶ楽にフィードバックを受け止められるようになりました)
問題はフィードバックを重く受け止め過ぎていることだと考えています。例えば今のフィードバックの受け取り方はこんなイメージです。
(メンバー)ここは修正が必要だね
(自分)大変申し訳ありません!承知致しました!修正します!!
重く受け止めてしまうから、深刻なものだと思い、自分のプライドが傷つくのではないかと考えました。次のように受け取るようにしました。
(メンバー)ここは修正が必要だね
(自分)うわっ!気が付きませんでした!ありがとうございます。
(メンバー)ここは修正が必要だね
(自分)うわっ!勘違いしてました!修正します。
カジュアルに受け取るだけで一気に深刻さが少なくなります。そしてフィードバックに対する返事も実際にこのようなカジュアルな者にしています。(これはメンバーとの関係にもよるので、もしちょっとそこまでカジュアルにコメントできない場合はやらない方がいいです)
まとめ
フィードバックをうけると、自分が責められていると感じてしまう人は何でそう感じるのかゆっくり考えてみてください。
自分が責められていると感じ続けるのは精神的によくないので自分なりの方法で対応してみましょう。
私の場合はフィードバックの受け取り方をカジュアルにしています。キーワードは「うわっ!気がつかなかった!」です。
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