中3向け テーマ史の攻略(歴史を中心に)

定期テストも来週から本格的に始まるところ、あと2週間後にテストが行われるところとそれぞれあります。このテストが終わったら中3はいよいよ模試などでも高得点が取れるように、実戦問題の取り組みにかかると思います。
いつもなら夏期のときに行う時間があると思いますが、今年に限ってはその余裕がない人が多いと思います。しかし、出題形式などある程度わかっていたら学習方法などやりやすくなります。今日は中3向けにテーマ史の攻略を歴史中心で話していきたいと思います。

今回は有料記事です。しかし、このアプローチ法はほぼ知らない人も多く、中学社会のレベルではほとんど指導されていません(指導者でもここまで知ってる人は少ないです)。
なので、模試などでなかなか点数がとれない方はこの話は必見です!そのアプローチ法を本舗初公開したいと思います。よろしくお願いいたします。

テーマ史の出題形式

入試や模試で歴史の出題形式は大きく分けて二つあります。

①年表を用いた総合問題
②テーマ史に則した問題

この二つが主です。では1つずつ話したいと思います。

①年表を用いた総合問題
中学社会では年表を使って問題を作ることになります。定期テストと大きく異なるのは、定期テストは1つの時代にスポットを当てて出題してきます。しかし、模試や入試では複数の時代や全時代で問題を作ってきます。この時点で「中学3年の新研究」の配列通りに学習をするだけでは点数がとれません。時代ごとに関連知識を使えるようにしなければ、高得点は望めません。政治の問題から文化史、社会経済史など何が出てきても文句は言えません。
このタイプの問題形式に慣れてください。

②テーマ史に則した問題
これから話す話はこれです。ほぼ7~8割の入試問題はこの形式です。人物史、外交史、社会経済史(色々なタイプのテーマがあります)、文化史、地域史、特殊テーマ史などありますが、政治史以外は出題のされ方がある程度決まっています。それを知っておけば、今後の問題演習について有利に働きます。
つまり、関連知識がたくさんあるほど有利に働きます

あと、3分野総合もテーマ史での出題になります。しかし、3分野総合で出る場合はテーマと関連のある問題が出てきて、難易度は少しやさしめになります。しかし、自由記述のタイプなどさまざまな問題が出されます。そのため、問題によって難易度は変わります。
では、これからそれぞれのテーマの出題形式を解説していきます。

人物史 出題形式

では、早速人物史から解析したいと思います。
人物史の出題形式は大きく分けて2つあります

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