テーマ別問題の学習

本日もよろしくお願いいたします。先日、東京出張を終えて、東京出張の記事を書こうと思いましたが、昨日のツイートから気になったことがあり、急遽こちらを記事に書くことになりました。
最後までお付き合いよろしくお願いいたします。

■昨日のツイートより

昨日のツイートを見て、僕が引用RTさせていただいたものですが、元ツイートから中学社会の定期テスト対策と模試・入試対策が乖離している、という話を受けて、何をしたらいいか全くわからない旨の返信をされていました。
そこで、この引用RTを出してテーマ別問題集の考えを持っていることを出しました。

■テーマ別問題集はない

市販教材についてですが、残念ですが、完全に対応できる問題集は存在していません。これについてですが、先日東京出張しているときにもこの話は出しました。
唯一、塾教材では好学出版の「テーマ史の完成」が対応できるものです。しかし、この教材も歴史のテーマ史のみで、地理や公民には対応してません。近い形式で対応しているのが上記ツイートでも話している旺文社の『「解き方」が身につく問題集』です。地理や公民はこれでも十分ですが、歴史はやや弱かった感じです。

テーマ史での出題が多いのが歴史と三分野総合問題が中心です。そのため、地理や公民でテーマ史の学習が必要であるわけではないのです(公民も一部テーマ史にすることはできるものの、単元問題も実際にあります)。

しかし、歴史だけはそれで対応できないのです。どういうことか。

社会の定期テストの問題は単元別(ここでいう単元別は時代別のことを指す)になっていることが多いため、学校のワークや市販の問題集でも対応が可能です。
しかし、社会の模試は単元別ではなくテーマ別になっていることが多いです。そのため、定期テストと同じような対策をしても点数につながりにくいのです。私立入試の一部は時代別問題になっているものがあります。

え!単元別の問題をやっても点数はある程度は取れるのでは?という方もいます。ある程度は取れるかもしれません。が、高得点につなげるのに、社会の知識だけで対応するのは難しいと思います。実戦形式の問題集で問題を解かないといけないからです。
時代別で弱点があるなら、単元別問題集を使うのはアリです。しかし、テーマごとの弱点があるなら、それに対応した問題集で学習しないと効果が上がりません。

そこでよく聞かれるのは、塾教材や学校教材で使っている「3年間のまとめ」という問題集を使えばいいよね、という人。残念ながら、それだけでは対応ができません。なぜなら、3年間のまとめ、という教材は単元別問題集だからです。つまり、僕が求めているテーマ別問題集ではないのです。そういうところにもテーマ史の問題は入ってはいますが、残念ながら、割かれていても2ページから4ページで、要点整理も大したものがないのが実情です(少なからず、僕が唸るほどの内容があったとは思えなかった)。
これは、塾教材のものでも例外ではありません。そのため、ほとんどの3年間のまとめ的な問題集は単元別問題集になっているのです。

まあ、これには理由がありますが、テーマ史を中心とした問題集よりは単元別のまとめ問題集の方が使いやすい、というのが遠因では、と思います。
が、上記ツイートの引用元から、すでに単元別問題集に限界がきているのもの事実です。つまり、テーマ別の問題集を求めている人が多くなっているのも事実です。

■テーマ別問題集はニーズがある?

さて、僕はこのような状況を見て、テーマ別問題集にニーズはある、と思っていました。
僕がお世話になっているCAMELの映像授業では、映像授業では初のテーマ史の学習を詳細にしています(一応、立場上は中3の2学期以降で学習をしています)。当初はそんなことを言っても、基本土台ができていなければ絵に描いた餅だといわれました。もちろん、そんなのを個別塾や集団塾でやっても嘲笑されるだけでしょう。

ところが、ここ数年の出題形式は変わりました。つまり、単元別問題集だけで入試が乗り越えられるほど甘くない、というのです。そして、社会で定期テストで点数は取れるものの、入試や模試で点数が取れないのは、社会の学習法そのものを間違えていることもわかるのです。

塾の講師によっては社会は「覚えるだけでいい」という無責任な指導を行う指導者がいます。そして厄介なのは、その先生がテスト直前にドーピング授業をして偽りの人気を得ているのです。
騙されてはいけません!今の社会は、そのような指導で通用しなくなっています。高校入試だと乗り越えられるのは否定できません。が、そのような指導が高校に入ってから苦戦する遠因になっているのです

話を戻しますが、テーマ別問題集のニーズがあるか、といわれますが、僕はニーズがあると思います。特に、模試や入試などに対応する問題集が市販教材では少ない、というか、ないため、全くニーズの合わない問題集を行って、勉強をやっているのに成績が上がらないという現象が出ています。
それを解決するために、テーマ別問題集を1冊出すのはアリだと僕は思っています。

■【重要!】出版会社の皆様へ

というわけで、現在、このようなことを考えています。そのうえ、これはニーズもかなりあると僕は踏んでいます。
もし、この企画に興味を持たれている出版会社の方々で、気になる方はご連絡ください。今までにない究極の問題集・参考書が出来上がると自負しています。
現在抱えている案件(某出版会社様より1本依頼を抱えています)はありますが、気になる出版会社様、機関様、是非公式TwitterのDM(フォローいただいたのちになります)、公式Facebook(フォロー後メッセンジャーに送ってください)、公式noteのコメントなどに寄せてください。
よろしくお願いいたします。

皆様のサポート、よろしくお願いいたします。サポートいただいたものは一般社団法人CAMELの活動費として活用させていただきます。