自分とか何か?



https://youtu.be/xnkRe2TfrzU?si=C0QWWoNTb7Nygk5L


●西洋的な自分観
→✳自分が先にあって、その後に世界がある。自己と言うのが何よりも大切
→デカルトの『我思う故に我あり』(主語論理)
→自分が世界より先にあるため、世界はなんなのか説明できない。そのために、「神」を用いる
→自分が先にあるため、エゴイスティックになりすぎるため、協調させるために「神」を用いた

●日本的な自分観
→先に相手や世界があって、後に残ったのが自分
→それ故に、えぐいくらい協調性ある。他人ファースト。
→✳先に集団があって、その中で自分は何が出来るか(役割)を各々考えていた
→『西田幾多郎の述語論理』ー世界が先にあってそれ以外のものが自分である

●現代の日本的な自分観
→明治維新以降は「外国の自分観」が入ってきた(自分が先にある)
→自分を探す必要に迫られる(これまでの日本人はそんなことして来なかった。集団に対して個人は何が出来るかと考えるだけやた)
→密か共同体の崩壊により、それまでその集団に対して出来ることがアイデンティティであったのに、その集団自体がなくなったことで、自分とはなにかを強く考えさせられる。ここに葛藤がある

●われわれ日本人にとっての幸福とは?
→✳「集団に対して自分が明確な役割がある感覚」がとても大事。これが自己有用感に繋がり、自分を肯定的に評価できる。
→『西田幾多郎の述語論理』ー世界が先にあってそれ以外のものが自分である。ここで言う世界とは所属する集団のこと。

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